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キトサンの嬉しい5つの効果【副作用も確認しておこう】

<監修医師  WASHIO>
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ダイエットに効果があるとして人気のキトサンですが、実際にはどんな成分でどんな効果によってダイエットに効果があるのでしょうか。

今回は、キトサンの嬉しい効果と副作用について解説します。

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キトサンの効果

 

キトサンとは、甲殻類(海老、カニなど)や昆虫の表皮、イカの骨格、きのこ類の細胞壁といった部分に含まれているキチンという物質から抽出された成分です。

キチンは動物性の食物繊維で、セルロースに似た化学構造の多糖類に分類されます。医療用素材や農業用品、食品、化粧品と幅広く活用できるため、「20世紀最後の生物資源」として注目を浴びている成分です。

実際にどのような効果がある成分なのか、解説します。

 

コレステロール値の低下

コレステロールの吸収を阻害するはたらきがあるため、コレステロール値の上昇を防ぎます。具体的には、体内に摂取されたキトサンは体内で胆汁酸と結合し、そのまま体外に配合されます。

胆汁酸が体外に排出されると、不足した胆汁酸を補給するために血中コレステロールが生成に活用されます。この結果、血液内のコレステロールが減少し、結果として身体にコレステロールが吸収される量が減少するのです。

 

肥満防止

キトサンは体内に入り込んだ不要物とくっつくという性質を持ちます。そのため、食事で過剰摂取した脂肪分や塩分が身体に吸収される前に、体外に排出する機能を助けてくれるのです。

 

食事の後に服用しても、十分効果を発揮し糖質と脂質の吸収を抑制します。またキトサンは動物性食物繊維からできています。食物繊維は体内に含まれると水分を吸着し体積が増加します。

そのまま吸収されずに体外に排出されるので、満腹感を感じつつカロリーの過剰摂取を阻止できるため、ダイエット効果があります。

 

免疫力向上

体外から侵入する異物に対する抵抗力を高める効果があり、免疫力の向上につながります。キトサンはプラスイオンの性質があるため、マイナスイオンの性質を持つ異物と結合しやすくなっています。

そのまま不要物とくっついたまま、体外に排出されるのです。またキトサンが不要物にたくさん吸着すると、身体の中にもともと存在する免疫機構でも見つけやすい大きさの有害物になります。

そのため免疫機構が正常に働き、有害物質の体内への吸収を防ぐことが出来ます。これらの免疫力向上効果があるために、最近では血管へのがん細胞の吸着を阻止するためにキトサンを服用している人も増加しています

 

解毒

体内の毒素は肝臓で処理されますが、肝臓では処理しきれない不要物も存在します。処理できなかった毒素は体の中に留まり続けてしまい、当然のことながら私たちの健康を阻害してしまいます。

しかしキトサンは、肝臓でも処理できなかった毒素を体外に排出(デトックス)する作用があります。そのため解毒と排毒に効果を発揮します。

特に痛風の原因となるプリン体や人体に有害な重金属、放射性物質まで体外に排出してくれます。

プリン体についてはこちらも参考にして下さい。

【関連記事】
プリン体の多い食べ物に注意して【噂のヨーグルト効果も紹介!】

 

高血圧予防

キトサンは塩化物イオンを吸収しやすく、結合したまま体外に排出されます。そのため高血圧の上昇を予防することが出来ます。

また血管をキレイに保つ効果があるため、血管の柔軟性を維持し血管老化を阻害することが出来ます

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キトサンの副作用

 

キトサンは自然界に存在するものから生成されるため、深刻な問題を引き起こす可能性や副作用は比較的少ない成分です。

ただし体質によっては副作用が出る場合もありますので、どのような副作用の可能性があるのか解説します。

 

かゆみを伴う発疹

キトサンは甲殻類由来のキチンを加工して生成することもあります。

そのためカニや海老の食品アレルギーを持つ人は、キトサンを服用することで痒みを伴う発疹などのアレルギー症状を発症する可能性があります。

アレルギー検査についてはこちらを参考にして下さい。

【関連記事】
【アレルギー検査の費用】と種類を徹底解説!

 

腹痛

キトサンは動物性の食物繊維から生成されます。食物繊維には腸のぜん動運動を促す作用があるため、胃腸の機能が弱まっている人によっては急激な腸の活動に腹痛を覚えることもあります。

 

下痢

食物繊維による腸内環境の改善機能により、下痢のような軟便が出やすくなります。

胃腸の具合が悪いときほどキトサンの副作用が出やすいですので、体調が悪いときにはキトサンの服用は避けるかごく少量を大量の水と共に服用すると胃腸に負担をかけずに済みます。

 

倦怠感

海老やカニに対するアレルギーなど、体質的にキトサンを合わない人の場合、全身だるさや倦怠感を感じる場合があります。

 

飲み合わせの悪い薬

キトサンはワルファリンカリウム(ワーファリン)と一緒に服用すると、ワーファリンの効果を過剰に引き出してしまう副作用があります。

ワルファリンカリウムは脳内出血や心筋梗塞の予防のために処方される薬で、血液を固まりにくくする効能があります。

ワルファリンカリウムを処方されている期間にキトサンを併用して服用したい場合は、かならずかかりつけの医師に相談しましょう。

心筋梗塞の原因についてはこちらを参考にして下さい。

【関連記事】
心筋梗塞になる3つの原因や症状チェック!貴方は大丈夫?

 

副作用ではなく好転反応?

キトサンは副作用に似ているようで異なる「好転反応」が起きる可能性もある成分です。好転反応とは、キトサンを服用することで一時的に不快に感じる症状が起きることです。

 

副作用と異なるのは、好転反応はキトサンの影響で体内環境が改善されることで、劣悪な環境に慣れていた身体が「いつもと違う!」と感じ拒絶反応を起こしているという点です。

やがて身体が慣れると、不快な症状は治まります。好転反応としてよく見られる症状は以下の通りです。

✅ 吹き出物

✅ 目ヤニ

✅ 目の充血

✅ 発熱

✅ 眠気

✅ だるさ

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キトサンの効果的な摂り方

 

様々な効果があるキトサンですが、摂取するにはどのような方法が適しているのでしょうか。効果を発揮できる方法について解説します。

 

サプリメントで摂取する

キトサンはサプリメントで摂取すると量の管理がしやすい上に確実です。エビ・沢ガニといった甲殻類に豊富に含まれているキトサンですが、「甲殻類を殻ごと食べる」のはあまり現実的な方法と言えないからです。

えびやカニといった食品アレルギーのない成人が健康維持のためにサプリメントを摂取する場合、一日500mgほどを目安にサプリメントを服用するのが理想的です。

 

もしも高血圧など血管の状態を改善させることを目的に服用するのであれば、一日1000~1800mgほどが効果を期待できる摂取量になります。

またサプリメントではなくてもキトサン配合のドリンクやビスケットなど、食品に添付した物でも効果を期待できます。

 

他のサプリメントや食べ物と摂取する時間をずらす

キトサンは脂溶性ビタミン(ビタミンA、D、E、K)の吸収を抑える作用があります。そのため、ビタミンを豊富に含む果物や野菜と一緒に摂取すると、他の栄養の吸収を阻害する可能性があります。

食べ物からでもサプリメントからでも同じですので、キトサンを服用する場合は服用する時間を避けるようにして他のものと一緒に服用しないようにしましょう。

 

食後にキトサンを服用する

キトサンをサプリメントで摂取する場合の厳密な決まりはありません。しかしダイエットを目的としてキトサンを服用する場合は、食事の後で摂取した方がより効果を実感できます

キトサンは過剰に摂取してしまった塩分や脂質を体外に排出させる役割があるので、「ついつい食べ過ぎてしまった!」という際にぴったりの成分です。

 

高分子キトサンと低分子キトサンを両方服用する

キトサンサプリメントのパッケージをよく見ると、「高分子キトサン」「低分子キトサン」といった表示があることに気付きます。

高分子キトサンとは、甲殻類の殻から抽出された成分をそのままサプリメントにした物で、分子の粒が大きい物です。目安として100万分子以上のものを高分子キトサンと呼びます。

 

この分子量が高ければ高いほど、本来キトサンが持つ効果を高く発揮できます。

低分子キトサンとは、高分子キトサンを加工し、分子の結合を分解してさらに分子の粒を小さくしたものです。中でも分子量2000分子以下のものは特にナチュラルキラー細胞(NK細胞)を活性化させる効果を持ちます。

 

ナチュラルキラー細胞は免疫力の最前線戦力と呼ぶべき存在で、免疫力に重要な効果を持ちます。

それぞれのキトサンには異なるメリットがありますので、サプリメントを選ぶ際は高分子キトサンと低分子キトサンが両方配合された物を選んだ方が効果的です。

 

さまざまな効果のあるキトサンですが、食品アレルギーを持っている人は服用に関しては注意が必要です。

キトサンは動物性食物繊維ですが、多くの商品が甲殻類のキチンエキスから精製されているため、エビ・カニアレルギーを持つ人は痒みを伴う発疹症状が出る可能性があるためです。適量を守り、効果的にキトサンは活用しましょう。

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