Sponsored Link

チリチリの髪の毛の原因は病気?【男の人は薄毛にも要注意】

<監修医師 まっちゃん>

頭痛

髪の毛がつやつや、サラサラだとつい目がいってしまいますよね。髪の毛はその人の外見上の印象に影響を及ぼします。

逆にチリチリやパサパサの髪の毛は、とても気になりますし、外出する際も気分が下がってしまう事もあるでしょう。

今回はチリチリの髪の毛の原因やそれに関連した病気などについてお話していきましょう。

スポンサーリンク
 

髪の毛には重要な役割があった

 

おしゃれの為にカラーリングやカットしたりする髪の毛にも、役割がきちんとあります。

髪の毛の役割について見ていきましょう。

 

1. 衝撃を吸収する

人間の頭部にはほとんど脂肪や筋肉がありません。私達の脳を守る為に頭蓋骨がありますが、これが骨折してしまうと、脳にも影響を与えてしまいます。

その為、頭部を守る為に衝撃を吸収してくれる髪の毛が必要になるのです。

 

2. 有害な紫外線から頭部を守る

人間の頭部の皮膚を有害な紫外線から守り、皮膚がんのリスクを抑制する働きがあります。

 

3. 寒さから頭部を守る

髪の毛の間に空気を保つことで、外気温が寒い場合にも頭部を冷えから守る働きがあります。

 

4. 老廃物を排出する

日常生活の中で体内に取り込んだ有害物質が頭皮下を巡り、髪の毛の成分として取り込まれる為、デトックス効果があると考えられています。

このように髪の毛にもきちんといくつかの役割が存在します。

スポンサーリンク

髪の毛の美しさの基準はキューティクル

 

髪の毛の役割についてお話してきましたが、髪の毛の美しい人の共通項としては「天使の輪」と言われる髪の毛の「つや」ではないでしょうか。

 

髪の毛の構造と共に、髪の毛の美しさはどのようにして出来るのかをお話していきましょう。

 

髪の毛とは主に3つの部分から成り立っています。髪の毛を断面図で見ると、一番外側が固いたんぱく質が主成分の「キューティクル」です。

 

これは半透明のうろこ状のものが4~10枚程重なってできており、髪の毛の内部の組織を守る働きをしています。

 

この層になっている表面に「MEA(18-メチルエイコサン酸)」と呼ばれる脂質成分が存在しますが、これは摩擦などによって失われやすいものであり、髪のつやや感触を左右します。

 

次にキューティクルの内側にあるのが繊維状のタンパク質である「コルテックス」と呼ばれる部分です。これは髪の毛の80~90%を占めると言われています。

 

この部分のタンパク質や脂質の量が、髪の毛の硬さや太さに影響するとされています。またこの部分にはメラニンが含まれているのですが、このメラニンの量によって髪の毛の色が決まってきます。

 

最後に髪の毛の中心部分にあるのが「メデュラ」と呼ばれる、柔らかいたんぱく質が含まれる部分です。

 

この部分は外的な刺激で空洞が出来るのが特徴ですが、この空洞が多いと透過する光によって、髪の毛が白っぽく見える事が分かってきました。

 

髪の毛はこの3層によって成り立っていますが、やはり一番外側にある「キューティクル」によって、髪の美しさが決まってくると言っても良いでしょう

 

キューティクルが摩擦などで失われてしまうと、髪の毛のつやがなくなってしまい、見た目からも美しさが損なわれてしまいます。

スポンサーリンク

病気が関係している?髪の毛がチリチリになる6つの原因

 

キューティクルが髪の毛の美しさを左右する事をお話していきましたが、中には髪の毛が「チリチリ」の状態になっていて、キューティクルによるつやが損なわれている場合もあります。

 

この髪の毛がチリチリになる原因について6つ見ていきましょう。

 

1.パーマやカラーによるダメージ

髪の毛の構造をお話した中で、髪の毛の成分のほとんどが「タンパク質」である事をお話しましたが、髪の毛のパーマやカラーを繰り返すと、薬剤によってタンパク質が失われてしまいます。

 

これによって髪の毛がダメージを受けてしまい、元の状態に戻らずにチリチリになってしまう事があります。

 

2.加齢によるもの

加齢によって皮膚がたるむ話は良く耳にするかと思いますが、この皮膚のたるみによって頭皮がたるみ、髪の毛の出ている毛穴もたるんでしまい、その毛穴から出てくる髪の毛もうねりの生じた髪の毛が生える事があります。

 

また加齢によって血行が悪くなることで、髪の毛も細くなってしまいハリや弾力が失われてしまいます。これがチリチリの髪の毛になってしまう原因にもなるのです。

 

3.頭皮の汚れ

頭皮の毛穴に汚れが詰まった状態のままにしておくと、髪の毛が毛穴が詰まった状態のままで生えてくることで真っすぐに髪の毛が生えてくることが出来ずに、チリチリとした髪の毛になってしまう事があります。

 

4.遺伝的なもの

チリチリの髪の毛を作る原因の一つに「毛穴の形」が挙げられます。この元々持っている毛穴の形は変える事が出来ませんが、髪の毛の質は縮毛矯正などで矯正する事が可能です。

 

5.産後のホルモンバランスによるもの

女性は妊娠から出産直後までは女性ホルモンが活発化する為、髪の毛や肌のつやの調子が良いというのを良く耳にしますが、出産してしばらくするとそのホルモンの急激な減少によって、肌がカサカサしたり、髪の毛にハリやつやがなくなり、抜け毛が増えるという事も良くあります。

 

中には髪質が変わり、チリチリの髪の毛になってしまう方もいるようです。産後のホルモンバランスの乱れは仕方ない部分もありますが、なるべくバランスの良い食生活をすることで改善していく事が可能です。

 

6.生活習慣やストレス

偏った食生活や喫煙などの習慣はチリチリの髪の毛を生む原因となる事があります。

 

特にタバコはタバコに含まれるニコチンが血管を収縮させる働きがある為、血行が悪くなり、毛穴に汚れを詰まらせやすくすることで、髪の毛が細くなってしまう事があります。

 

また髪の毛のビタミンなどを奪ってしまう事もありますので、喫煙には注意が必要です。またストレスは血管を収縮させ、血行が悪くなりがちになります。

 

この時、髪の毛は体内の生命維持に関係する部分であまり重要でない部分になってしまいますので、真っ先に栄養不足になります。その為、髪の毛が栄養不足によってチリチリになる事があります。

 

このように髪の毛がチリチリになる原因には外的要因(パーマやカラー、汚れ)や内的要因(ストレスや加齢など)であり、色々な原因が考えられることが分かります。

スポンサーリンク

男性の髪の毛がチリチリしてきたら薄毛に注意

 

女性の産後のホルモンバランスなどで髪の毛がチリチリになる可能性がある事をお伝えしましたが、男性もチリチリの髪の毛になる可能性も大いにあります。

 

男性の髪の毛がチリチリになってくると注意したいのは「薄毛」です。

 

なぜかというと、男性ホルモンが狂い始めると髪の毛が細くなったり、チリチリの髪の毛が生えてくることがあり、それが前兆となって「薄毛」に繋がる事があります。

 

これは男性ホルモン型脱毛症(AGA)と呼ばれるものであり、毛髪のサイクルの減退期(髪の毛が抜ける部分)が一気にくる事で、髪質が急激に変化する事があります。

 

急に髪の毛の質が変わった事に気づいた際には「薄毛」にも注意しましょう。

スポンサーリンク

チリチリの髪の毛を治す方法4選

 

では、チリチリの髪の毛を「治す」方法はあるのでしょうか。この方法について5つ見ていきましょう。

 

1.生活習慣を見直す

髪の毛に良い食生活をするように心がけましょう。(毛穴からの皮脂の過剰分泌を抑えるために、脂質の多い食べ物をなるべく少なめにとり、野菜などを多く摂るように心がけ、バランスの良い食事をしましょう。)

 

禁煙を心がけ、ストレスを溜めない生活をしましょう。(適度なストレス解消、スポーツなど体を動かすと新陳代謝も良くなり効果的です。)

 

このように生活習慣を見直す事もチリチリの髪の毛の改善に繋がります。

 

2.シャンプーなどを見直す

髪の毛に優しい成分(中世や弱酸性)のシャンプーに切り替える事で、髪の毛のダメージを少なくするようにしましょう。

 

またシャンプーが髪の毛に残らないようにすすぎを良く行いましょう。

 

3.髪の毛に刺激を与えない

なるべくパーマやカラーの頻度を少なくし、整髪料などを使う際には頭皮にべたべたと付けないようにしましょう。

 

4.定期的な頭皮マッサージを習慣ずけましょう

頭皮マッサージによって血行を良くする事で、しっかりとした髪の毛が生えてくる事にも繋がります。

 

チリチリの髪の毛を完全に治すというのは難しく、短くヘアカットをするしか今のところ方法はないかもしれません。

 

しかしながら上記のような方法を行う事で、チリチリの髪の毛を改善する事には繋がっていくでしょう。

 

どうしても気になる場合には髪の毛のプロである美容師や理容師に相談してみるのも一つの方法です。

スポンサーリンク

美容師さんに聞く!正しい洗髪法

 

ここで髪の毛を守る事にも繋がる正しい洗髪法についてご紹介していきましょう。

 

1.ブラッシングを行う

髪の毛を洗う前にブラッシングをし、髪の毛の絡まりを取るようにします。

またブラッシングを行う事で、髪の毛の汚れを落としやすくする効果もあります。

 

2.シャンプー前にぬるま湯で髪の毛をすすぐ

シャンプー前に髪の毛をすすぐことで、髪の汚れをあらかじめ落とす事ができ、シャンプーの馴染みも良くなります。

 

3.シャンプーをしっかりと泡立てる

シャンプーを手のひらでしっかりと泡立ててて使う事で、シャンプー剤を地肌に直接つけないので、刺激が少なくなります。

 

4.髪全体を泡立ててて汚れを落とす

しっかりと泡立てたら、指のひらで頭皮をもむようにしっかりと洗います。髪全体にシャンプーが行き渡るようにしましょう。

 

5.しっかりとすすぎ、洗い流す。

しっかりとシャンプーの泡をすすぎ、シャンプーが髪の毛や地肌に残らないようにしましょう。残ってしまうと毛穴がつまって、チリチリの髪の毛、抜け毛などの原因になってしまいます。

 

正しいシャンプー方法で、美しい髪の毛を守る事が出来ます。ぜひ実践してみてくださいね。

 

いかがでしたか。

 

チリチリの髪の毛になる原因はいくつかあり、完治させることは難しいですが、普段からの生活を見直す事で改善する事も可能です。

 

チリチリの髪の毛でお悩みの方はぜひ改善法を試してみてはいかがでしょうか。

  当記事は医師、薬剤師などの専門家の監修を受けておりますが本サイトで提供する情報、文章等に関しては、主観的評価や時間経過による変化が含まれています。 そのため閲覧や情報収集は利用者ご自身の責任において行っていただくものとしその完全性、正確性、安全性等についていかなる保証も行いません。

スポンサーリンク
 
 

関連するこちらの記事も読まれています

サブコンテンツ