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ヒアルロン酸の嬉しい効果まとめ【飲むだけじゃ意味がない?】

<監修医師 まっちゃん>
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ヒアルロン酸は配合されている化粧水やサプリメントとして取り入れる機会がありますね。

他にも美容外科でヒアルロン酸を注射するケースもあります。乾燥してカサカサの肌トラブルにはヒアルロン酸入りの化粧水が一番効果的だとも言われています。

 

外側からだけでなく内側からもという美容意識の高い女性にはサプリメントや直接飲むパウチ入りのジェルなどが人気です。

関節の健康を保つためにもヒアルロン酸入りサプリメントが売れているようです。でも、本当に効果があるのでしょうか?

 

今回はヒアルロン酸の成分や効果、副作用などを解説していきます。

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ヒアルロン酸の特徴

 

人体にも元から存在しているヒアルロン酸は保水力が優れた物質です。ヒアルロン酸1グラムで水分を6リットルも保持できるのです。なんと、自重の6000倍はすごいです。

 

ムコ多糖類の中でも保水力が群を抜いて優れている身近な存在で、様々な体の細胞と細胞の間に存在しています。皮膚では真皮層で乾燥から肌を守り、軟骨では潤滑油の役割を果たします。

 

目の3分の2を占める硝子体では外気や衝撃から守り目の形を保つ役割を持っています。それぞれの部位で保水力によって潤いを保つ機能を発揮しています。

 

そんな必要不可欠なヒアルロン酸も年齢とともに減少していきます。体内のヒアルロン酸の量は20歳が最大量で、その後は徐々に減少します。40歳を過ぎるとその減少スピードは速まる一方で、60歳を迎えた頃には最大量の半分以下にまで減少します。

 

ヒアルロン酸は人間の体のいたる所に存在している成分ですが、年齢とともに減少する性質があります。

体内のヒアルロン酸量の最大量は胎児の時期、20歳をピークにどんどんと減少し続けますが、40歳代からはその減少スピードが急激に速まります。

 

60歳代になると体内のヒアルロン酸の量は、20歳代の半分以下にまで減少してしまうのです。

歳を重ねるごとに肌の乾燥がひどくなったり膝が傷んだりするのは、ヒアルロン酸量の減少が原因のひとつなのです。

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ヒアルロン酸の嬉しい6つの効果

 

ネバネバのムコ多糖類であるヒアルロン酸が体内の各所に存在して機能していることがわかりました。

さまざまな場面で耳にすることが増えたヒアルロン酸にはどのような効果があるのでしょうか。

 

美肌のお守り

肌の潤いを守ってハリと弾力を作り出すのに欠かせない成分です。皮膚は表皮・真皮・皮下組織の3層で構成されています。たんぱく質であるコラーゲンとエラスチンと共に真皮層に存在しています

 

皮膚の中ではコラーゲンが支えてエラスチンが繋ぎ、ヒアルロン酸がその両者の間を保水力で潤わせるという仕組みです。

年齢とともに減少するヒアルロン酸を補うことでシワやたるみの防止ができることからアンチエイジングコスメやヒアルロン酸注射などが流行するのです。

その他の美肌に効果のある食べ物についてはこちらを参考にして下さい。

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関節の動きをスムーズに

関節痛は加齢とともに増え、原因は肥満やヒアルロン酸量の低下だと言われています。1日に何百回と動かされている軟骨と軟骨の間の滑膜間を支えている軟骨にヒアルロン酸が多く含まれています。

 

摩耗して減った軟骨細胞にヒアルロン酸を補うことで関節液が増加します。膝関節症では治療に使用されていて、約半数が痛みの緩和を感じているのです。

 

女性特有の悩みにも

ヒアルロン酸を摂取すると女性ホルモンのバランスが改善されます。月経周期が不安定だったり頑固な生理痛も、ヒアルロン酸の排卵をスムーズにする働きで改善していきます。

 

また女性ホルモンのバランスが改善されることで、更年期障害の様々な症状を抑制することもできます。排卵や子宮の動作を良くして整えてくれる効果があります。

 

その他の生理痛を緩和してくれる食べ物についてはこちらを参考にして下さい。

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眼の健康のために

眼球の水晶体と網膜の間を埋めているのが硝子体で、99%が水分でできています。ヒアルロン酸はその硝子体の形を維持して外圧から守る働きを助けます

 

視力は水晶体を通過して入り込んだ光を網膜上に映し出すことで得られます。眼球の形が球形でなくどこかがへこんだり変形したりすると光が歪んで入り込み、ピントも合わなくなるために視力が弱くなるのです。

 

硝子体の基底部にある硝子体細胞というものでヒアルロン酸が生成されるのですが、加齢などで新陳代謝が弱くなってくるとドライアイや老眼・飛蚊症に網膜剥離などが発症しますね。

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減ってくるヒアルロン酸を補うことで視力の低下を予防するなど目の健康を守りましょう。

 

血管を柔らかく

食生活が偏っていたり生活習慣が崩れていると動脈硬化が加速します。血管が硬化して詰まったり破裂することで心筋梗塞などを引き起こします。

 

加齢とともにどんどん硬化していく血管の柔軟性をヒアルロン酸は補ってくれます。脳梗塞など命の危険が伴う病気を血液中のヒアルロン酸が予防してくれます。

 

身体の根底からアンチエイジング

細胞と細胞の間を体の隅々までくまなく保水力でつなぐヒアルロン酸。保水して満たすことで細胞に直接栄養素を届ける機能を持っています。

 

栄養がきちんと細胞に届くことで老化やガン・生活習慣病の予防にも一役買っています。生活習慣病は細胞が酸化することで起こりますし、加齢による物理的な老化も参加が原因です。

 

つまりアンチエイジングは活性酸素を排除することが大前提なのです。ヒアルロン酸は隅々も細胞にまで及んで活性酸素を排除する作用をも持っています。

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ヒアルロン酸は飲む以外にも効果を得られる

 

ヒアルロン酸を効果的に取り込み、活用できる方法が他にもあります。

 

保水力を実感するには

化粧水やクリームなど、保湿剤にヒアルロン酸が入っている化粧品を肌に塗ることで保水力が実感できます。特にオススメしたいのは「スーパーヒアルロン酸」です。

 

通常のヒアルロン酸の2倍の保水力と10分の1未満の小さな分子量が特徴で、保水力をより強力にしてサラサラ感があり肌馴染みも抜群です。特に角質層での保水力が高いのが特徴です。

 

ヒアルロン酸とオリーブ油は肌に刺激が少なく高保湿力なので、低刺激スキンケアにもよく配合されている成分です。

 

関節に直接届ける

ヒアルロン酸は軟骨と関節液で構成される関節でも大切な働きをしています。軟骨・関節液に多く含まれ潤滑油のような効果を持っていて、減るとスムーズに動かなくなってきます。

 

ギシギシきしんだり炎症を起こしたりする症状が加齢とともに増えてきます。変形性膝関節症や関節リウマチなどの痛みを伴う病気にはヒアルロン酸を直接注射して治療します。

 

関節液をダイレクトに満たして生成を促進することで炎症を抑えて動きを良好にするという効果が狙いです。関節に効果的な「グルコサミン」には軟骨を再生させヒアルロン酸を生成させる作用があります。

 

ヒアルロン酸にはそのような作用はありませんが、グルコサミンと併用することでさらに効果アップが期待できます。グルコサミンと共に関節に効果のある「コンドロイチン」もムコ多糖類で、ヒアルロン酸やグルコサミンと併用することで相乗効果が期待できます。

 

美容医療

加齢とともに減少するヒアルロン酸をダイレクトに届けるには美容医療に頼ることになりそうです。たるみやほうれい線に効果があると言われているのが「ヒアルロン酸注射」です。

 

鼻を高くしたり涙袋を作ったりと整形分野でも利用されています。劇的な改善が一目瞭然となるのがほうれい線です。

 

ただ複雑な顔の血管の動脈にヒアルロン酸を注入すると血液が遮断されてしまい、結果としてその先にある細胞が壊死してしまう危険性もあります。

ヒアルロン酸は分子量が大きいことと注射針が大きくなるという点でこのような危険性が指摘されています。

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ヒアルロン酸の上手な選び方

 

年齢にかかわらず必要不可欠なヒアルロン酸だからこそ、安全で効果的なものを選びたいですね。化粧品として肌に塗ったり関節に注射したり、芽のために点眼薬として使ったりしますがそれ以上に選ぶ種類も大切です。

 

ヒアルロン酸の摂り方

アルロン酸をサプリメントとして摂取する場合、使用説明書にある量以上に摂らないようにしましょう。過剰摂取になると、体内で合成する作用が弱まることがあります。

 

ヒアルロン酸が抽出された物質に対してアレルギーがないかどうかの確認も大切です。またマグネシウムと亜鉛がヒアルロン酸代謝に関わるので、同時摂取した方がより効果的です。

 

ホルモン補充療法の最中の場合は摂取前に医療機関で相談しましょう。

 

食物からも上手に摂取

普段の食生活でもヒアルロン酸を摂り込めるように気を配るようにしてみませんか?まず天然ヒアルロン酸が含まれる食品をご紹介します。

 

✅ 動物性:ニワトリの手羽やトサカ・豚足・魚の目の周りやウナギなどのコラーゲンが多いもの

✅ 植物性:オクラ・山芋・納豆・海藻など

 

プルプルやネバネバな食感のものに多く含まれています。食べることで肝臓内で分解されて吸収されます。身体の隅々まで運ばれてヒアルロン酸として合成されます。

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ただ分子量が大きいので吸収されづらいのですが、食品として取り込む習慣をつけることも大切です。

 

ヒアルロン酸の種類

ヒアルロン酸には天然ヒアルロン酸の他にも種類があります。

✅ 低分子ヒアルロン酸

→ ナノ化ヒアルロン酸とも呼ばれます。分子量の大きい高分子ヒアルロン酸を吸収しやすくしたもので、化粧品やサプリメントに使用されています。

 

✅ 高分子ヒアルロン酸

→ 高分子であることから水分保持能力がとても高いのが特徴です。デメリットとしては胃酸で分解されてしまい、体内での吸収率が低いことです。コーティングを施して小腸でアミノ酸などに分解して吸収されるようになっているものを選びましょう。

 

✅ バイオヒアルロン酸

→ 乳酸菌やミドリムシ・ゾウリムシなどの単細胞生物(アメーバ)、ストレプトコッカスなどから生成されるものです。バイオ製法を採用することで安価に大量生産が可能になりましたが安全性についてはどうでしょうか。

 

十分研究されているため安心と言えないことも無いのですが、やはり天然ヒアルロン酸と比較すると疑問が残ります。原料のひとつであるストレプトコッカスは中耳炎や扁桃炎・急性咽頭炎などを引き起こす「血液性溶連球菌」のことです。

 

✅ 天然型ヒアルロン酸

→ もともと体内にヒアルロン酸を保持しているのは脊椎動物です。動物から抽出されたヒアルロン酸は熱に弱く調理しているうちに壊れるものが多いです。分子も非常に大きいため吸収しにくいものです。

 

しかし、天然で無添加のヒアルロン酸を体内で吸収しやすくするように酵素の働きを利用して加工されたものが良いでしょう。

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