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全くお腹が空かない!【考えられる9つの原因と病気を解説!】

<監修医師 まっちゃん>
悩み

お腹が空かないことってありませんか?時間がくればお腹が空くのはあたりまえですが、それが全くお腹が空きません。

 

ごはんが欲しくない=食欲不振。病気の症状によく出てきます。ということは、お腹が空かないのは何かの病気かもしれません。

なぜお腹が空かないのでしょうか。今回はお腹が空かない原因、病気の対処法をお知らせします。

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お腹が空かない原因や病気

 

体質

食べたものをすぐ消化してエネルギーとして消費できる人は、お腹が空きやすく、ひんぱんに食事をします。代謝能力が高い人です。

逆に食べてもエネルギーとして消費に回すより、身体に貯めこんでしまう体質の人はあまりお腹が空きません。貯めたエネルギーでしばらくは動けるからです。

 

不規則な生活

寝起きする時間が不規則で、夜更かしを繰り返したり、食事を抜いたり夜中に暴飲暴食したりの生活が続くと、体のリズムが乱れます。

お腹が空かなくなったり不眠になったり、免疫力が下がって風邪などの病気にかかりやすくなります。

 

摂食障害

摂食障害の症状としては、食欲がない、空腹感はあるけれど食べたくない、あるいは病的な大食になる、無理に吐いてまた食べるなどの、拒食と過食の両方が現われます。

 

失恋で食欲がない、ストレスの反動で暴飲暴食するなどは普通に見られますが、摂食障害はやせることへの極端なこだわり、肥満への恐怖など、主に心理的な要因が関係します。

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自律神経失調症(じりつしんけいしっちょうしょう)

自律神経の乱れから起こる症状です。自律神経は働きにより交感神経と副交感神経とがあります。

この神経は普段は互いにバランスを取って働きますが、何かの原因でバランスがくずれると、いろいろな障害がおこります。

 

交換神経の働きが強くなると副交感神経の働きが抑えられます。その影響を受ける消化器官の活動が低下し、結果として食欲がなくなります。

 

自律神経の乱れの原因としては、ストレスや運動不足、不規則な生活など、生活習慣の乱れとつながっています。

また体質的に自律神経が乱れやすいのは、虚弱体質、低血圧、寝起きが悪い、乗り物酔いしやすい、生理不順などの人に多く見られます。

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腸の不調

腸の機能が低下すると、消化吸収能力も下がり、腸に未消化の食べ物が溜まります。そうなると、脳の食欲中枢に食べるのを抑えるようにする信号が送られます。

 

そうすると、胃が空っぽでも一日中お腹が空かないということになってしまいます。腸の不調がある時は下痢や便秘の症状が出て、何かの原因があるはずです。

 

それを突きとめないで時間だからといって無理に食べると、弱った腸の負担をさらに大きくしてしまいます。何か変わったことはなかったか、原因を考えてみましょう。

 

胃の病気

胃炎、胃潰瘍、胃癌、食道炎、胃腸虚弱など、胃やその周囲に異常があればお腹が空かなくなります。胃の痛み、吐き気、胃もたれなどの症状を伴うことが多くなります。

 

原因としてピロリ菌が関わっていることがあるので、これらの症状が長びく場合は検査してみるとよいでしょう。

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うつ病

うつ病になるとお腹が空かない、家事や仕事をしたくない、何事にも興味がわかないといった症状が出てきます。

うつ病で食欲がない時は極端な拒食になりがちで、身体に深刻な悪影響を与えるので早急な対処が必要になります。

 

出産後にうつ状態になる産後うつと呼ばれる症状があります。

やはり食欲がなく、授乳中だと栄養不足が赤ちゃんにまで及びます。体力が消耗する前に、出産した産婦人科に相談しましょう。

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妊娠

妊娠初期のつわりで気分が悪く、食欲がないことがあります。また自律神経の乱れがおきやすく、消化器の機能が下がって食欲不振になることもあります

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生理

生理の時、不快感や痛みで吐き気があり、食欲がなくなることがあります。

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生理が終わると食欲も戻るので、無理にたくさん食べようとせず質を重視した食事を摂るようにします。

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お腹が空かない時の対処法

 

 自律神経を整える

ウォーキングや階段を使わず歩くなど、軽めで毎日続けることができるものが効果的です。急に強い運動をすると逆効果になります。

 

また、自律神経の乱れの元になった生活習慣を改めます。

睡眠、食事などを規則的にすると、体内時計のリズムが整います。すると食事時間には消化器官が働き始め、自然にお腹が空いてきます。

 

エネルギーを消費する

前項のような運動に加え、エネルギー消費の大きい脳(1時間に6gのブドウ糖を消費)を働かせます。パズルなど楽しめるものが長続きしていいでしょう。

 

また、他人との会話も頭と呼吸器のエネルギーを消費します。適度なおしゃべりは抑うつや自律神経にも効果的です。

エネルギーが消費されて血液中の糖質が減ると、信号が脳に伝わり空腹感が起こります。

 

食べる時間を変える

下痢や便秘などの症状があって腸の機能が弱っている時は、食事時間に無理に食べようとせず、後へずらしてください。

一回とばすのもよいでしょう。休んでいる間に消化が進み、受け入れ態勢ができたらお腹が空いてきます。

 

香辛料を使う

唐辛子やにんにく、しょうがなどを使うと、成分が鼻の粘膜や胃腸を刺激します。そうすると消化器の血流を増やして動きが活発になり、空腹感が出てきます。

 

病気への対処

<摂食障害>

大変対応が難しい障害です。心理的な要素が大きいので周囲が根気よく接することです。

規則的に食事を摂ることを強制することなく進めます。早いうちに心療内科、精神科へ相談し、カウンセリングを受けることが効果的です。

 

<胃腸の病気>

ある程度は症状に対する自己対処が可能です。しかし重い病気も考えられるので、長く改善しないようなら内科へ早めに行ってください。

 

<うつ病>

進行すると自殺願望が出てきたり、対応が難しくなるので、抑うつ状態(気分が落ち込む状態)が2週間以上続き、何をやっても気分が晴れないようなら精神科を受診します。

 

お腹が空かない原因、対処でした。お腹が空かないのはちょっと困った状況が多いようです。お腹が空いて一日3回きちんと食事が摂れるよう、今回の情報を役立ててください。

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