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喉の痛みが治らない7つの原因【一週間~1ヶ月続くのは危険?】

<監修医師 吉野 聖奈>
喉

疲れが溜まっている時や寝起きの時にのどに痛みが出て治らないという事はありませんか?

 

しつこい喉の痛みは、日常生活を送るうえでもストレスの元になりますよね。

今回はそんな治らない喉の痛みの原因について解説いたします。

 

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喉の痛みが治らない原因

 

炎症

ほとんどの喉の痛みは炎症が原因なのですが、細菌やウイルスがのどの粘膜に付着すると感染し、増殖を始めます。

 

そうすると喉は炎症を起こしている状態になってしまいます。

その他にも喉が乾燥していると痛みが出る事があります。特に寝起きの時などに見られます。

 

この時も喉の粘膜にウイルスやほこりがくっついてしまっているので、喉を乾燥させないようにすることが大事になります。

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急性咽頭炎・慢性咽頭炎

急性咽頭炎とは、いわゆる喉風邪の事を言います。風邪ウイルス(アデノウイルス・インフルエンザウイルス・コクサッキーウイルスなど)によるものが多く、喉の粘膜やリンパ組織に急性の炎症が生じている状態をいいます。

 

最近ではPM2.5や黄砂が悪影響を及ぼしている事もあるようです。

この急性咽頭炎や咽頭炎が繰り返し起こると慢性咽頭炎や咽頭炎になることがあります。

 

急性咽頭炎や慢性咽頭炎になると喉の痛みや咳、声がかすれるなどの症状が現れるようになります。

 

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咽頭炎の症状チェック!4つの原因も徹底解説します!

 

扁桃腺炎

普段扁桃腺は、体内に入ってくる様々な細菌やウイルスなどを体内へ侵入する事を防ぐ機能を果たしています。

 

しかし過度な疲労、ストレス、風邪などで抵抗力が下がってしまうと、扁桃腺に着いた病原菌が増殖して炎症を起こします。

すると扁桃腺は大きく腫れ、この状態を扁桃腺炎と言います。頭痛や高熱、全身のだるさ、寒気などの症状を引き起こします。

 

また扁桃腺は2つあるので、片側だけに痛みが出る場合もあるようです。

しかし片側だけに痛みが出る場合は注意が必要です。扁桃腺炎でもありえますが扁桃癌の恐れもあるのです。

 

また扁桃癌の場合は、片側のみに膿が見られるなどの特徴もあるようです。

痛みが続くときや治りが悪い時・繰り返す時などは、早めに内科や耳鼻咽喉科へかかるようにしてください。

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扁桃腺の腫れが治らない!危険な病気になるかも!

 

溶連菌感染症

溶連菌感染症とはとは特に子供が多く感染する病気で、主に喉に感染する為強い痛みが生じ、扁桃炎や咽頭炎を引き起こします。

 

発熱から症状が始まり、38度~39度の高熱が出ます。また風邪と違い、咳や痰などはあまり出ないようです。

溶連菌感染症の場合は、抗生物質と喉の痛みや腫れを和らげる薬が処方されます。

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後鼻漏

後鼻漏とは、鼻水が過剰に喉の方に流れてしまっている状態をいいます。

健康な人でも鼻水は喉の方に流れて行っていますが、鼻汁の分泌が過剰になったり、粘性のあるものが混じったりすることで後鼻漏となり不快感を覚えます。

【関連記事】
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逆流性食道炎

逆流性食道炎は風邪のように喉の痛みなど喉の症状が現れる事があります。その為風邪と間違いやすい病気でもあります。

 

しかし逆流性食道炎では、喉の症状以外に強い胸やけや胃痛など胃の症状が出て来ますので、このような症状が出た場合は逆流性食道炎の可能性があります。

 

咽頭クラミジア

咽頭クラミジアは喉の痛みや腫れ、発熱など風邪と同じような症状が現れます。

 

しかし病院を受診しても異常なしと診断されることも多い病気です。

咽頭クラミジアは専用の器具や薬剤などを使用し、粘膜などから細胞を採取しないときちんとした診断が出来ないのです。

 

また咽頭クラミジアは女性の方が多く感染する疾患でもあります。喉の痛みや腫れなどが治らず、なおかつ心当たりがある人は性病科を受診してみてください。

もし近辺に性病科がなければ、婦人科などで相談されることをお勧めします。

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喉の痛みが治らない時の市販薬

 

ペラックT錠

鼻づまりや喉の痛みなど、風邪でもどの状態かによって市販薬は変わって来ますよね。

この市販薬は喉の痛みに一番効くと言われているそうです。トラネキサム酸という成分が炎症を和らげてくれるそうです。

 

ただし妊娠中や授乳中の時は、薬剤師さんに聞いてから使用するようにして下さいね。

妊婦さんの場合、薬の成分が胎盤を通過して胎児へ悪影響を及ぼす事があるそうですので、注意が必要です。

 

パープルショット

これはスプレー系のお薬で、アズレンという成分が喉の炎症を抑えてくれるそうです。

ペラックT錠はトラネキサム酸ですので、ペラックT錠が効かなかった人はパープルショットを使ってみてもいいかもしれませんね。

 

また口内炎にも効くそうです。ただし人によっては味が無理だと感じる人もいるようなので注意が必要です。

 

浅田飴AZうがい薬

このうがい薬もパープルショットと同じでアズレンという成分が入っています。

喉が炎症を起こしている時は、イソジンなどのうがい薬は逆効果になるそうなので、こちらを試してみるといいかもしれません。また味もいいそうなので、使いやすそうですね。

 

桔梗湯

桔梗湯はツムラから発売されている漢方薬で、喉の痛みに効くそうです。

また漢方薬には様々な種類がありますが、喉の痛み以外にも鼻づまりやかすれなど、症状によって効くものが変わってくるそうなので色々調べて買っておくといいかもしれませんね。

 

プロポリススプレー

こちらは子どもや妊婦さんでも安心して使えるそうです。風邪の予防はもちろんですが、口臭対策にもいいそうです。

 

喉の痛みが治らない時は病院で何科を受診したら良いのか?

 

喉の痛みが治らない時は耳鼻咽喉科を受診してみてください。喉の痛み以外にも症状がある場合は内科を受診する事が適切なようです。

 

また耳鼻科と耳鼻咽喉科って何が違うの?と思う方もいらっしゃると思いますが、耳鼻科は耳と鼻・耳鼻咽喉科は耳・鼻・喉になります。

病気によって治療法が変わって来るので、一概には言えませんが、細菌に感染している時などは抗生剤が処方されるようです。

 

喉の痛みは大変辛いものなので、普段からの予防も取り入れて健康に過ごしていきたいですね。

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