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微熱が続く!咳や鼻水がとまらないのは危険なサイン?

<監修医師  WASHIO>
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微熱が続くし、さらには咳や鼻水まで出てきた!

こんなとき、「風邪ひいちゃったけど、いつかは治るから」と思って放置していませんか?

でもそれ、本当に風邪でしょうか。

 

もしかしたら身体からの、必死のSOS信号かも知れません。

知っておけばもしもの際に役立つ、微熱が続いて先や鼻水といった症状まで出る場合の病気について、解説します。

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微熱が続き咳や鼻水がとまらない!考えられる病気を解説

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微熱が続く上、咳や鼻水がとまらないととなると、真っ先に疑うのは風邪です。

しかしその他にも同じ症状が出る病気もありますのでまとめてみました。

 

【肺炎】

原因は細菌性・ウイルス性ともにありますが、日本で第四位の死因という侮れない病気です。

微熱、咳、鼻水の他に悪寒など、殆ど風邪と同じ症状が出ます。

 

早めに対処すれば問題なく治療できる病気ですが、放置すると状態は悪化します。

特に小さい子供やお年寄りは免疫力の低下と共に抵抗力を失い、重症化する傾向があります。

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【アレルギー性鼻炎】

いわゆるハウスダストとよばれる家の中のほこりやダニなどの汚れ、スギやブタクサなどの植物の花粉によって症状が引き起こされます。

風邪を引いている人と大差ない症状が出ますが、さらには目の充血やかゆみなどの自覚症状があればアレルギー性鼻炎の疑いがあります。

薬で症状を軽減したり予防することが出来ますので、長く続くようであれば一度病院を受診しましょう。

原因がハッキリしないと治療方法も決められません。

 

【急性気管支炎】

ほとんどの人がウイルスが原因でかかる病気です。

激しい咳や色の付いた痰がでます。症状は長くても三ヶ月以内には治まります。

悪化すると呼吸がうまくできなくなり、微熱も高熱をこじらせることになるので要注意です。

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【ノロウイルス】

冬場に大流行することで知られる病気です。微熱の他、まれに咳や鼻水の症状が出ます。

しかし最も顕著に表れるのは「吐き気」「水のような下痢」なので、比較的早期に原因には思い至るかと思います。

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【結核】

昔の小説を読むと「不治の病」として描かれる病気代表のような印象の結核ですが、病気として根絶されたわけではありません。

まだまだ国内の結核患者は一定数が存在します。

平成24年度の厚生労働省の発表では国内だけでも2000人もの人が結核が原因でなくなっています。

結核は結核菌という細菌に感染することで発症する病気です。

初期症状は風邪に似ていますが、病状が悪化すると血の混じった痰を吐いたり、血を吐きます(喀血)。

 

また体重が減る、だるさを全身に感じるなどの症状も出ます。

空気感染しますが、大抵の人は免疫を持っているとので感染するだけで発症するわけではありません。

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微熱が続き咳が1カ月以上続いたら危険?こんな病気の可能性あり!

 

殆どの病気は風邪に似た症状だからと侮り放置した結果、重症化するこことがあるというもの。

しかし中には命に関わる重篤な病気もあるので、知識として身につけておきましょう。

 

【肺がん】

日本人の死因でもトップクラスに入る「肺がん」。

初期症状はとても分かりにくく、運良く初期に発見できた人は殆どが「たまたま健康診断で見つかった」場合です。

多くの肺がん患者は、自覚症状が出てきた頃には進行が進んでいた、という恐ろしい病気です。

 

しかしその兆候は確実に身体に表れます。

もしも風邪でもなければアレルギーでもないのに、ひどい咳が一ヶ月以上続くようなら一度検査をオススメします。

また咳や痰だけではなく、比較的長く続く胸の痛みや息切れを感じるなどの症状が出る場合も肺がんの疑いがあります。

 

【膠原病(こうげんびょう)】

膠原病とは一口に言っても、その内容はリウマチや、結節性多発性動脈周囲炎、成人スティル病、強直性脊椎炎など、免疫に関わる病気をひっくるめて総称している状態です。

原因不明の疾患であることも多く、その症状も出たりひっこんだりを繰り返します。

 

もしも一ヶ月以上、微熱と共に咳や痰が出続けるのはこういった疾患の一つかも知れません。

病気の特定は個人では難しいですから、医療機関での診察が必要になります。

 

風邪の症状が出たとしても、2週間以上続くようであれば風邪以外の病気の可能性も考えましょう。

どの病気も、治療法が確立されているので発見が早ければ大事には至りません。

 

ただし一ヶ月以上咳が続く、胸が苦しい、色の付いた痰が大量に出る、という場合は肺がんの初期症状の恐れがあります。

一ヶ月以上症状が続くのは異常事態ですから、健康診断のつもりで一度病院を受診してみましょう。

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どれくらいの期間、そんな症状がでているのかまとめて出かけるのと、お医者さんも診断しやすくなりますよ。

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