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捻挫サポーターのおすすめや巻き方【寝るときはどうする?】

<監修柔道整復師 田中惇郎>
1捻挫はよく起こる事故の一つ。治療のためにつけるのが、捻挫サポーターです。

実際にサポーターを買おうと思ったとき、種類も豊富でどれを選ぶか。どう使えばいいのかなど色々と疑問に感じたことはありませんか?

今回は足首の捻挫サポーターの巻き方や寝るときの使用方法などについて詳しくご紹介します。

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捻挫サポーターの選び方やおすすめ

 

捻挫のタイプ別にオススメのサポーターをご紹介します。症状に合わせたサポーター選びが捻挫の予防や早期回復に繋がります。

 

捻挫してしまったとき

捻挫した直後は、足が腫れ、ひどくなると内出血が起こります。その時、必要な処置の一つに患部を圧迫し、悪化を防ぐ処置があります。

 

選ぶポイント

固定が強く、多少の圧迫感があるもの

足首より少し長めのサポーター

市販のサポーターより、薬局等で販売している医療用のサポーターをおすすめします。

 

スポーツをするとき

捻挫が起こりやすいスポーツはバスケやバレーなど、ジャンプ動作が多いスポーツ。また、サッカーや柔道など足首を使い、なおかつ相手との接触が多いものです。

このような、激しい運動をするときに、捻挫をしたことがあるかたは、予防のためにも捻挫サポーターを装着しましょう。

 

選ぶポイント

固定性が強い

左右に板のようなものや、クロスするベルトがついている

スポーツの場合は、普段の生活より、足首にかかる衝撃が強いです。また、俊敏な動きには足首をどの方向からも守る必要があります。

その衝撃を和らげるのが、板やベルトです。

 

サポーターによって、運動に制限が出て困るというかたは、板はなくてもベルトが多いものが良いでしょう。スポーツ用品店で、購入可能です。

また足を激しく使う運動は怪我もつきものです。違和感を感じたらすぐに病院で診察を受けましょう。こちらを見て参考にして下さい。

【関連記事】
足の甲の骨折の治療法はコレ!全治までの期間も教えて!

 

軽度な運動や日常生活のとき

捻挫をしていなくとも、年齢とともに体のバランスは崩れ、足首にも大きな負担がかかっています。

歩くと痛みや違和感がある場合の他、むくみがある人、日常生活に支障はなくとも足首に違和感があるときは、サポーターを着けましょう。

 

選ぶポイント

✅ 簡単につけられるもの

日常生活でサポーターを付ける場合、スポーツに比べ、装着時間が長くなります。そのためきついサポーターでは、逆に血流が悪くなり悪化する恐れがあります。

 

靴下のように、足を入れてマジックテープで止めるようなもの良いでしょう。着ける手間も短くなり、気軽に捻挫の予防ができます。

医療用のものもありますが、ドラッグストアでも同じような商品が販売しています。

 

ポイント1 捻挫してしまったときの対処法

「RICE」(ライス)をご存知ですか?

これは捻挫だけでなく、怪我をしてしまったとき全般に行う4つの応急処置の頭文字をとったものです。

✅ Rest=安静 ヘタに動くとより悪化する恐れがあるため、まず安静にします。

✅ Icing=アイシング 患部を冷やし、炎症が広がるのを防ぎます。30分以内が効果的。

✅ Compression=圧迫 腫れや内出血を広がるのを防ぎます。アイシングと一緒に行いましょう。

✅ Elevation=挙上 患部を心臓より高い位置で保ちましょう。

どれも簡単にできるものです。ぜひ覚えておきましょう。

 

捻挫サポータの巻き方

 

捻挫サポーターの他に、テーピングをサポーターとして行うかたも多くいます。テーピングの巻き方で有名な2つをご紹介します。

 

ヒールロック

ヒールとは踵のこと。ロックは固める。つまり、踵を固定する方法です。踵を固定することによって、強い安定感があり、なおかつ関節が動きやすい効果があります。

 

フィギュアエイト

足の甲でテーピングをクロスさせて、足首が内側・外側に向かないようにする固定方法です。

テーピングによるメリットは、自分できつさを調節できるところや症状に合わせて柔軟に対応できるところです。

 

デメリットとしては、自分でやりにくいこと。ある程度の経験と多少の医療知識が必要です。最初のうちは、接骨院など専門家にしてもらい、実際に教えてもらう方が良いでしょう。

また足首の捻挫と間違えやすい足の甲の捻挫もあります。くわしくはこちらを見て参考にして下さい。

【関連記事】
リスフラン関節捻挫の6つの治療法!症状はコレ!

 

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捻挫サポーターは寝るときはどうしたら良い?

 

この答えは「つける」です。では、なぜ就寝時にもサポーターが必要なのでしょうか?その理由は2つあります。

 

寝ているときの足の形

就寝時の足の形は、脛から足の甲、つま先までがフラットの状態になっています。(医療用語では底屈(ていくつ)と言います。)

この底屈位のままでは、捻挫で痛めた靭帯によりストレスがかかり、症状を悪化させてしまいます。

 

腫れと熱を抑える

怪我をすると、腫れや熱が出てきます。この腫れを早く治すためにサポーターによる圧迫が寝ているときでも必要になります。

またサポーターだけでなく、湿布も貼ることで、熱も冷ます働きがあります。

 

捻挫サポーターを付ける期間!いつまで使えば良い?

 

サポーターはいつまで装着しなくてはいけないのでしょうか?

 

就寝時のサポーターについて

先ほどご説明した、就寝時のサポーターは腫れや熱が収まれば、つけなくても大丈夫になります。

病院や接骨院へ受診した場合、外すタイミングは医師から説明があると思われますので、その指導に従いましょう。

 

スポーツ時のサポーターについて

スポーツや運動を行った際、痛みや違和感がなくなれば、サポーターを外してみましょう。しかし、油断は禁物です。

捻挫によって、足首の靭帯などは弱まっています。そのため、受傷する前より捻挫をしやすい状況です。

 

予防のためにも、サポーターを着ける習慣を着けましょう

捻挫サポーターは大事な足を守り、捻挫を早く治してくれる役割があります。しかし、状態によってつけるサポーターの種類は異なります。

早く治すためにも、自分にあったサポーターを選びましょう。

今回は足の捻挫についてお伝えしましたが、手首の捻挫についてはこちらを参考にして下さい。

【関連記事】
手首の捻挫の症状はコレ!【治らない時の治療方法も解説】

 

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