Sponsored Link

目の周りが乾燥する3つの原因!【このケア方法試してみて!】

<監修医師 ゆまこ>
1

肌の乾燥は皆さん気にしていると思いますが、意外と目の周りの乾燥対策はおろそかになっているのではないでしょうか。

目の周りの皮膚はとってもデリケート。実は、かなり気をつけていないと目の周りはあっという間に乾燥して、肌荒れを起こしてしまいます。

 

今回は目の周りが乾燥する原因と、目の周りの乾燥に効果的なケア方法について解説していきます

スポンサーリンク
 

目の周りが乾燥する理由

 

目の周りはとってもデリケート

目の周りの皮膚は、ほかの顔の皮膚と比べて1/4ほどの厚さしかありません。その薄い皮膚がまばたきや、眼球が動くたびに伸縮するため、目の周りは気をつけないとすぐ傷ついてしまいます。皮脂腺や汗腺もほとんどないため油分も不足しがち。

 

そのような状態で肌のバリア機能が弱まってしまうと、あっという間に水分が逃げて乾燥してしまいます。

 

乾燥すると涙の分泌が多くなり目ヤニも溜まりやすくなりますよね。それを気にして何度も目元を拭いていると余計にバリア機能が弱まって乾燥が進むという悪循環に陥ってしまうのです。

目の周りのトラブルに関してはこちらを参考にして下さい。

【関連記事】
目の周りが痛い11の原因!対処法を今スグ確認して!

 

季節ごとに注意したいこと

乾燥で一番気になるのは冬場ですよね。しかしそれ以外の季節でもデリケートな目の周りの皮膚は、注意しておかないと様々な影響を受けてしまいます

 

春先は花粉や黄砂が心配な時期。花粉症の人はもちろんですが、そうでない人も花粉が目の周りに付着することによって炎症を起こすことがあります。

 

目が痒くなると擦りたくなってしまいますが、そこで擦ってしまうと痒みが余計に酷くなったり、皮膚にダメージを与えてしまう恐れがあります。

 

夏場に気をつけたいのは紫外線です。紫外線は肌の潤いを保持してくれるコラーゲンやエラスチンの働きを阻害してしまいます。

 

夏場だけではありませんが、よくエアコンを使う環境にいる人も要注意です。常に気温が低い状態でいると乾燥はどんどん進んでしまいます。

 

それに加え仕事などでパソコンをよく使っていると、ドライアイも心配されます。目の乾燥を防ぐためには湿度60~65%は欲しいところ。今はデスク用のコンパクトな加湿器などもあるので、それらを上手く活用したいところです。

ドライアイなど眼精疲労に関する症状についてくわしくはこちらを見て参考にして下さい。

【関連記事】
眼精疲労の症状チェック!こうやって解消してみて!

 

そのスキンケアは大丈夫?

目の周りの乾燥の一番の原因は間違ったスキンケア。洗顔と保湿の2つがポイントです。

女性はアイメイクをしますよね。気合を入れた目元の化粧を落とす時、しっかり落とそうと強力なクレンジング剤を使っていませんか?

 

クレンジング剤に含まれる成分は、目の周りの油分も奪っていきます。そして早く落とそうとそのクレンジング剤でゴシゴシ擦ってしまうとダメージが蓄積してしまいます。

 

濡れた肌はいつもより摩擦などの刺激に弱くなっています。目の周りだけではありませんが洗顔は優しく丁寧に、とにかく刺激を与えないように細心の注意が必要です

 

洗顔の後は十分な保湿をしましょう。その際、肌に合わない化粧品を使っていると肌荒れの原因になってしまいます。肌がヒリヒリしたり赤くなったりするようなら、その化粧品は合っていません。

 

一度使用を中止して、肌が回復するまで休ませてあげましょう。

スポンサーリンク

目の周りの乾燥で起きる症状

 

困る!肌荒れの症状

肌に赤みが出て痒くなる。さらに酷くなるとブツブツとした湿疹が出てくることもあります。

 

目元は人と顔を合わせた時に最も目につく場所なので、特に女性にとって肌荒れは天敵ですよね。肌荒れを隠そうとメイクを重ねてしまったり、痒いからと言って擦ったりしてしまうと症状はどんどん悪化していきます

 

目元のブツブツの原因は乾燥だけではありません。脂っこい食事を続けていたり、洗顔が不十分だったりすると皮脂や古い角質が毛穴に詰まってしまい、それがニキビとなって目の周りに現れます。

 

洗いすぎも洗わなさすぎも良くありません。自分の肌質に合った適度な洗顔を見つけることが大切ですね。

目の周りの湿疹についてはこちらを見て参考にして下さい。

【関連記事】
目の周りに湿疹が出来た【意外な原因や薬を紹介!】

 

もしかして老化現象?

乾燥による肌のツッパリ、また逆に肌がたるんで小ジワが気になったりと目元のトラブルは様々です。紫外線によるシミやくすみにも気をつけなくてはいけません。肌のハリツヤが失われると化粧ノリも悪くなってしまいます。

 

これらの特に女性が気にすることは、普段のスキンケアや紫外線対策などである程度は防ぐことができるので、面倒がらずに丁寧に行いましょう

 

ここまで来たら要注意!

痒くて擦っていたら白い粉がふいてきた。その段階にまでなると肌の乾燥はかなり進んでしまっています。

 

白い粉の正体は角質、それもまだ垢になる前の健康なもの。角質は古くなると垢となって自然と落ちていきます。その前の段階で剥がれるということは、肌が乾燥してポロポロの状態になっているということ。十分な保湿ケアが必要になってきます。

 

皮脂減少性皮膚炎

上記の症状を放置してしまうと皮脂減少性皮膚炎になってしまうこともあります。読んで字のごとく皮脂が少なくなることで起こる乾燥による肌荒れに加え、皮膚炎の症状も出てしまうもの。強い痒みが特徴です。

 

皮膚の油分は加齢でも減少していきます。30代以降の人は要注意。乾燥が心配される秋~冬、また春先までは症状が酷くなりやすいです。

 

痒みが酷いようなら皮膚科を受診しましょう。目の周りにも使える弱いステロイド剤や、痒みを抑える抗ヒスタミン薬を処方してくれることもあります

スポンサーリンク

目の周りの乾燥はケアが大切

 

肌バリアを正常に!

目の周りの乾燥を防ぎ、刺激から守るために大切なのは「肌バリア」を健康に保つことです。

 

目の周りの皮膚の表面は0.02mmほどの角質層で出来ています。そして、その下にある細胞間脂質というところが水分の80%を保持しています。

 

肌のバリア機能が弱まると、細胞間脂質に溜め込まれた水分はどんどん蒸発していき、対して花粉などのアレルゲンや刺激物質がどんどん侵入していきます。

 

弱くなった肌バリアを復活させるためには、細胞間脂質の主成分であるセラミドを補ってあげることが重要です。よく化粧品の成分として耳にすることも多いですよね。美容液などでセラミド配合のものを使用してみると良いでしょう。

 

スキンケア

まずはアイメイク。「落ちにくいマスカラ」もたくさんありますが、マスカラはもともと落とす時にゴシゴシ擦りがちになってしまいます。マスカラを選ぶ時は、お湯で落ちるタイプのものにしましょう。

 

クレンジングは早く落とすことよりも、丁寧に時間をかけて負担がかからないように落とすことが大切です。目元専用のクレンジング剤などもあります。

 

また洗顔後や入浴後は、肌の水分は秒単位で蒸発していきます。洗顔の時に、目元を最後に洗うようにするだけでも違ってくるでしょう

 

その後は保湿です。化粧品は肌に合ったものを。アルコールやビタミンCを配合しているものは刺激になりやすいので、ヒリヒリするようなら敏感肌用の低刺激のものを使いましょう。

 

特に乾燥しやすい冬場はワセリンの使用もおすすめです。

 

ワセリンは添加物が少ない割に、油分を多く含んでいるため保湿に適しています。水分の蒸発を防ぐ効果があるので、先に化粧水をつけてから、その水分を閉じ込めるように薄く伸ばしながら塗ります。少しべたつくので、夜寝る前のケアで使用すると良いでしょう。

 

美容にはコラーゲンやヒアルロン酸配合のものを。コラーゲン入りの目元クリームをなじませてからメイクをすると、ヨレやシワを防いでくれます。

 

入浴中のオイルパックも目の周りの乾燥には効果的です。美容用のオリーブオイルを目元に伸ばして、その上から蒸しタオルなどを当てて保湿します。

ヒアルロン酸についてくわしくはこちらを見て参考にして下さい。

【関連記事】
ヒアルロン酸の嬉しい効果まとめ【飲むだけじゃ意味がない?】

 

紫外線対策

目元の日焼け対策はおろそかになりがちですが、皮膚が薄く弱い目の周りはむしろ、どこよりも注意したほうが良い部分です。

 

普通の日焼け止めは目の周りの使用を禁止しているものが多いですよね。目の周りに塗る際は、子供用の低刺激のものやノンケミカルのものを選択するようにしましょう。他にはサングラスや帽子の使用も効果的です。

 

生活習慣の改善

目の周りの乾燥の原因は、外からの刺激だけではありません。

睡眠不足や暴飲暴食など、不摂生が溜まるともちろん肌荒れを起こしますよね。身体の内側からの対策も必要です。

 

ダイエットで同じものばかり食べていませんか?同じものばかり取り過ぎていると、食物アレルギーを起こすことがあり、目の周りに痒みが現れることもあります。

 

意外かもしれませんが、便秘と肌荒れも実は密接に繋がっています

 

老廃物が体内に溜まると、それが血液中に流れ、ドロドロの血液が全身を巡ります。その結果、その血液の影響を受けて肌荒れが起こり、目の周りの皮膚も同じようにダメージを受けるのです。

 

食物繊維などを摂取して腸内環境を整えるとともに、軽い運動などで筋力をつけ、基礎代謝を上げることでエネルギーを燃焼しやすい身体を作ることも大切です。

  当記事は医師、薬剤師などの専門家の監修を受けておりますが本サイトで提供する情報、文章等に関しては、主観的評価や時間経過による変化が含まれています。 そのため閲覧や情報収集は利用者ご自身の責任において行っていただくものとしその完全性、正確性、安全性等についていかなる保証も行いません。

スポンサーリンク
 
 

関連するこちらの記事も読まれています

サブコンテンツ