Sponsored Link

腎臓の位置はココ!【腎機能低下の4つの原因や症状をチェック】

<監修医師 Dr.masa>
acbd1f74aae3532b96ec79667dbc9bde_s

突然ですが、腎臓ってどこにあるかご存知ですか?

腎臓っていうと、おしっこを作る臓器というイメージが強いですが、実はほかにも色々な役割を持っていて、私たちの身体に無くてはならない臓器なのです。

それなのに、どこにあるか分からないでは腎臓も浮かばれないですよね。

 

今回は、腎臓の正しい位置と、その働きや機能低下の怖さについて解説していきたいと思います。

スポンサーリンク
 

腎臓の位置はココ

 

腎臓の位置

内臓ってお腹にあるイメージですが、腎臓はどちらかというと背中側にあります。

 

高さ的には、第12胸椎という肋骨の一番下のあたり。おへそより少し上に両手を当てて、そのまま脇腹を通って背中側までずらしてみてください。その辺り、背骨を挟んで左右にあるのが腎臓です。つまり、腎臓って2つあるのですね。

 

形はそら豆のような形と表現されることが多く、大人の握りこぶしほどの大きさがあります。

ちなみに、腎臓のある辺りを温めると眼精疲労や冷え性、ダイエットにも効果があるとされています。気になる人は、背中側のちょうど左右の腎臓があるところにカイロを貼ってみてください。

 

腎臓の役割

腎臓というと、尿を作る臓器ですよね。腎臓には心臓から送られてくる血液の1/4が流れ込んできます。その血液をろ過して、体内の毒素や老廃物を尿として排泄しているのです。

 

しかし、腎臓の役割はそれだけではありません。まずは、体内の水分調整。尿と一緒に、体内が最適な水分量になるように排出を行っていて、その時に塩分やカリウムなどの電解質のバランスも調整しています。

 

また、腎臓は様々なホルモンも分泌していて、血圧を調整するホルモンや、赤血球の生産を促す造血ホルモンなどがあります。

ですので、腎臓が病気になってホルモンの分泌異常が起きてしまうと、高血圧になったり、赤血球が足りなくなって貧血になってしまったりもするのです。

 

また、骨を作るために必要なビタミンDがしっかりと働けるように活性化させるのも腎臓の役割。カルシウムの吸収も助けることで骨を丈夫にし、骨粗しょう症を予防します。

 

腎機能についてくわしくはこちらも参考にして下さい。

【関連記事】
腎機能低下の3つの原因!【この症状に注意して!】

 

どうやって尿を作っているの?

心臓から送られてきた血液が、実際にどうやって尿になっているのか気になりませんか?腎臓が尿を作る工程ってとても複雑なんです。

 

まず、動脈によって流れてきた血液は、腎臓1つに約100万個もあるとされる“ネフロン”というユニットの中にある“糸球体”に送られます。血液をろ過するのは、その糸球体。

 

糸球体でろ過されると、尿のもととなる“原尿”が作られ、尿細管を通って腎盂(じんう)というところに溜められます。そこから尿管を通って膀胱に到達して、ようやく尿として排泄されるのです。

 

大人の握りこぶしほどの大きさしかない小さな臓器ですが、その中はとても複雑な構造になっているのですね。

スポンサーリンク

腎機能低下の原因

 

腎臓の病気には様々な種類があり、血液をろ過する糸球体に炎症が起こる「腎炎」、腎臓の中に石ができる「腎結石」、さらには「腎臓がん」などもあります。気を付けたいのは慢性腎不全になってしまうこと。腎臓は一度壊れると元に戻ることはありません。

 

では、腎臓が悪くなってしまう原因にはどのようなものが絡んでいるのでしょう。

 

高血圧

血圧が上がってしまうと、腎臓の中を通っている細い血管(細動脈)で動脈硬化が起きてしまいます。細動脈が詰まってしまうと、腎臓の血流が悪くなってしまい、腎臓の機能低下を招きます。

 

糖尿病

糖尿病の三大合併症と呼ばれるものの一つに、糖尿病性腎症というものがあります。実は、透析治療を受ける原因第1位は糖尿病と言われています。

 

膵臓から分泌されるインスリンが不足して高血糖になってしまう糖尿病。糖分は腎臓でも処理されるため、血中の糖分が多すぎてしまうと、腎臓の負担も大きくなってしまいます。

 

感染症

尿のもと(原尿)を溜めておく腎盂に炎症が起きてしまう腎盂腎炎というものがあります。これは大腸菌などが入り込んで、腎盂で炎症が起きてしまうもの。

 

これを治療しないでいると、腎臓全体にまで炎症が広がってしまうことがあるので注意したいですね。

腎盂腎炎についてくわしくはこちらを参考にして下さい。

【関連記事】
腎盂腎炎の治療法と期間について【9つの原因も確認しておこう】

 

生活習慣

生活習慣の乱れって、腎臓だけでなく全身に様々な悪影響を及ぼしますよね。

ストレス、疲労、睡眠不足

✅食生活(塩分の摂り過ぎ、暴飲暴食など)

✅喫煙

✅飲酒

✅運動不足、肥満

お酒は飲んだらダメということではありませんが、ほどほどにしましょう。

スポンサーリンク

腎機能低下の症状

 

沈黙の臓器!検査が大切

よく肝臓って“沈黙の臓器”と呼ばれますよね。それは病気になっても自覚症状が出にくいから。腎臓も同じ。

 

腎臓病は初期~中期まで自覚症状はほとんどなく、ズキズキとした痛みが出るころには腎臓がんが進行しているということも珍しくはありません。

そこで大切になってくるのが健康診断や人間ドッグなのです。

 

まずは血液検査。血液検査では、尿酸値が高いかどうかを見ます。尿酸値は老廃物の一つで、本来は尿として排出されるはずのもの。

 

それの数値が高いということは、尿として排出されずに血液中に流れてしまっているということなのです。数値が高いと「高尿酸血症」と呼ばれます。

 

もう一つ大事なのが尿検査。尿たんぱくが“±”や“+”と出ている場合は注意しましょう。これは、身体に必要なはずのたんぱく質が、腎臓でのろ過に失敗して尿として排泄されてしまっているということ。「たんぱく尿」と呼ばれます。

【関連記事】
尿蛋白の4つの原因!【この食事で改善しよう!】

 

高血圧

腎臓は血圧を調整するホルモンを分泌しています。しかし、腎機能低下で血流が悪くなってしまうと、腎臓は「血圧が下がっている!」と勘違いをして、血圧を上げるホルモンを大量に分泌してしまうのです。

 

実際に、腎臓の病気を持っている人は高血圧も患っているという人が多くいますし、高血圧が原因で腎臓病になったという人も多くいます。

 

貧血

腎臓が分泌しているホルモンにはもう一つ、赤血球の生成を促す造血ホルモンというものがあります。腎機能低下が起きると、造血ホルモンの分泌量が減ってしまい、慢性的な赤血球不足に陥ってしまうのです。

 

貧血の原因は、赤血球の中にあるヘモグロビンが不足すること。ヘモグロビンは酸素を全身に運ぶ役割を持っているため、身体が酸欠状態になっているのです。

貧血についてはこちらも参考にして下さい。

【関連記事】
貧血で倒れる症状や対処法【甘く見てませんか?】

 

むくみ

腎臓は、尿を作る時に体内の水分調整も行っています。なので、腎機能低下で水分調整ができなくなると、余分な水分が溜まってむくみとして現れます。特にむくみやすいのは顔と手足。

 

靴下や下着の跡がいつまでも残るようなら注意しましょう。尿たんぱくが高くなると、ネフローゼ症候群にもなってしまいます。

 

尿毒症

腎臓が働かなくなって、毒素や老廃物が排出されなくなってしまうと、それが全身に回って尿毒症と呼ばれる状態になってしまいます。

 

毒素や老廃物が血液にのって全身を巡るため、体中のあちこちで不調が現れます。

 

疲労感や脱力感

✅食欲不振

✅下痢

✅吐き気

✅腹痛

✅手足のしびれ

 

ほかにも様々な不調が見られます。そして、最終的には意識が朦朧として、昏睡状態になってしまうことも。

 

尿毒症になってしまうと、透析治療が必要となってしまいます。透析は、腎臓の代わりに身体に溜まった老廃物を流すために行われるもの。週に2~3回、1回あたり4時間ほどの治療を一生……。

 

こうなる前の段階で気づいて治療をしたり、生活習慣を正していったりしたいですね。

腎臓の治療では食事療法も重要です。塩分やたんぱく質、カリウム、リンなどを制限するとともに、水分補給にも気を付けなくてはいけません。

 

おしっこの状態をチェックしよう

 

皆さんはトイレに行った時、自分の尿の状態を見ていますか?腎臓は沈黙の臓器。悪くなっても自覚症状がほとんど見られないため、セルフチェックとして尿の状態を確認することは重要です。

 

注意したい尿は、「たんぱく尿」と「血尿」の2つ。たんぱく尿は、尿が濁って、泡立ちます。ただし運動後や高熱が出た時などにも見られる状態なので、1回で判断しなくても大丈夫です。

 

血尿というと真っ赤な尿というイメージがありますが、褐色でも血尿と呼ばれます。鮮やかな赤い色なら、膀胱や尿道から出血している可能性があり、褐色尿なら、赤血球が尿に混じって流れてしまっている可能性があります。

 

尿の状態をチェックすることで様々な病気を見つけることができるので、ぜひトイレに行った時に見るようにしてくださいね。

  当記事は医師、薬剤師などの専門家の監修を受けておりますが本サイトで提供する情報、文章等に関しては、主観的評価や時間経過による変化が含まれています。 そのため閲覧や情報収集は利用者ご自身の責任において行っていただくものとしその完全性、正確性、安全性等についていかなる保証も行いません。

スポンサーリンク
 
 

関連するこちらの記事も読まれています

サブコンテンツ