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舌がヒリヒリして痛い原因はコレ!何科を受診すべき?

<監修医師  みのり>
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舌がヒリヒリして夜も眠れない…、そんなことはありませんか?

場所が場所だけに何科にかかれば良いのか、判断に迷いますよね。

 

最近では診療科目も細分化しており、より専門的になっていることはありがたいのですが、なおさら一体どこに受診すれば良いのか…

今回は舌がヒリヒリと痛む原因と受診すべき診療科目に関してご紹介します。

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舌がヒリヒリして痛い原因

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舌がヒリヒリする…その原因とは一体なんなのでしょうか?

実は生活の中でも意識しづらい部分が影響している可能性があります。ここではその原因についてお話します。

 

栄養不足

鉄分や亜鉛、ビタミンなどが不足していると舌のピリピリとした痺れを感じることがあるといわれています。

特にビタミンB群、さらにいえばビタミンB12が足りていないことがあります。

 

この場合には、なるべくビタミン群が豊富に含まれている食事をするように心がけ、必要であればサプリメントなども利用して足りない栄養素を補いましょう。

 

ビタミンB12は牛、豚、鶏のレバーや鰹節に多く含まれていますので是非参考にして、食生活に取り入れてみてくださいね。

 

貧血

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貧血で舌がヒリヒリする、一見関係なさそうな印象がありますが、実は深い関係があります。

鉄は上皮組織を正常に保つ作用があり、欠乏することによって口腔内の粘膜や爪、皮膚にも症状が表れることがあります。

 

特に口腔内では粘膜は萎縮したように変化をし、舌は赤く、進行するとヒリヒリとした感覚が出るようになります。

 

このような症状は鉄が不足しやすい妊婦さんに多いとされています。

このような場合は鉄剤を飲むと改善されることが多いとされています。

【参考記事】
頭痛に吐き気やめまいがする原因とは!簡単に解説!

 

口腔内の乾燥、義歯などによる刺激

唾液の分泌が減少することによって口腔内は乾燥します。

長時間のストレスや喫煙などによって唾液の分泌が減少し、口腔内が乾燥することによって舌がヒリヒリする症状が表れるといわれています。

 

こまめな水分補給をするとともに、口腔内の乾燥に気付いたら舌の体操など唾液の分泌を促すように心がけましょう。

また、歯の詰め物や義歯の不具合などによって舌が傷つき、炎症として表れている可能性があります。

 

もし、心当たりがある場合には早急に歯科にかかるようにしてくださいね。

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舌がヒリヒリ痺れるのはこの病気かもしれない

 

舌がヒリヒリ…、食べ物の味もわかりにくいし、もしかして病気?不安になりますよね。

 

美味しいものを美味しく食べられないことは非常に苦痛です。ここでは舌がヒリヒリ痺れる症状から考えられる病気をご紹介します。

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単純性ヘルペス感染

単純ヘルペスウイルスが口腔内に感染することによって発症します。

感染から2週間以内の潜伏期間を経た後に発症します。

 

ヘルペスといえば口角や粘膜に発生するイメージがありますが、実は舌にも生じる場合があります。

口内炎とともに発熱もあり、痛みや熱で食欲が低下し、水分を受け付けなくなるということもあるので水分摂取は十分に行いましょう。

 

カンジダ口内炎

カンジダ性の口内炎は、カンジダというカビの一種の寄生によって起きる症状です。

 

白くて柔らかい苔状の斑点が出て、赤くただれる特徴があります。ティッシュや綿棒などで拭うと簡単に剥がれ、出血や痛みがひどくなります。

 

舌に現れる場合には舌全体、一部分に赤みが出てヒリヒリした痛みを伴うことが多いといわれています。

 

アフタ口内炎

皮膚粘膜の表面が灰色から黄白色に変色した膜に覆われた潰瘍ができることが特徴です。

5mmから6mm以下の大きさのものをアフタと呼び、それ以上に大きいものに関しては潰瘍と呼んでいます。

 

細菌感染が原因でアフタ口内炎になります。

舌を噛み、細菌に感染することによって発症します。

口腔内を清潔に保つことで1週間から2週間程度で完治するといわれています。

【参考記事】
舌の下に口内炎が出来た!原因には癌の可能性も。。

 

舌痛症

舌にヒリヒリ感やピリピリとした痺れを感じるものの、それに見合った肉眼的な所見がない場合には舌痛症と呼びます。

 

精神的要因が背景にあることが多く、ストレスなどを除去することにより改善することが多いとされています。

それでも治癒しない場合には抗うつ薬を中心とした薬物療法を実施します。

【参考記事】
舌の下に痛くないできものがある!これは病気の前兆?

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病院は何科を受診すべきか

 

風邪なら内科、骨折なら整形外科とすぐに想像はつきますが、舌の場合は一体何科にかかれば良いのでしょうか。

 

ここでは病院に受診する目安や処置内容に関してもご紹介しますので参考にしてください。

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病院に行く目安はどれくらい?

ほとんどのケースでは一週間もすれば自然に治癒が認められるので、すぐに受診をしなければならないということでもありません。

 

よほど気になるというのであれば受診を考えましょう。栄養状態やストレスなどの精神不安からも舌に症状が現れることがあります。

 

まずは口腔内を清潔にし、栄養状態を改善し様子をみてからでも遅くはありません。

ストレスの他にも睡眠不足や、免疫低下などでも舌がヒリヒリしたりすることがあるので最近の生活を振り返ってみましょう。

 

 

病院に行く際は何科を受診する?

舌の症状となると何科にかかるか少し考えてしまいますよね。基本的には口腔外科がおすすめです。

歯科に加えて口腔外科を置いているところが安心でしょう。

 

口腔外科とは、口に関連する器官に発生した症状や疾患に対して診断や治療を行う診療科です。

 

さらに口腔外科専門医を配置している病院であればより専門的な診療が受けることができます。

口腔外科専門医とは、口腔外科治療の経験や知識を有している歯科医師に交付する資格認定制度のことをさします。

 

口腔外科医院のホームページの医師紹介ページや日本口腔外科学会のホームページに口腔外科専門医の名簿がありますので、それを見てから受診しても良いでしょう。

【参考記事】
舌の下に口内炎が出来た!原因には癌の可能性も。。

舌の下に痛くないできものがある!これは病気の前兆?

 

病院における処置内容について

舌に症状が表れている場合、まずは口腔内を診察します。歯がすり減って尖っていないか、

歯の被せ物が破れていたり、義歯が合わなくなっていないか等、舌に刺激を与える要因を細かく診ていきます。

 

栄養状態や精神状態が影響している場合もあるので生活習慣を見直すように指導されることもあります。

 

その場ですぐ解消することは難しいので、ビタミンやミネラル、鉄剤など必要に応じて投薬治療をすることもあるでしょう。

  当記事は医師、薬剤師などの専門家の監修を受けておりますが本サイトで提供する情報、文章等に関しては、主観的評価や時間経過による変化が含まれています。 そのため閲覧や情報収集は利用者ご自身の責任において行っていただくものとしその完全性、正確性、安全性等についていかなる保証も行いません。

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