Sponsored Link

リドカインの作用と副作用一覧【市販薬で配合されているものは?】

<監修薬剤師 いちかわえつこ>
1

リドカインという薬を知っていますか?なかなか耳にすることが無い薬ですが市販薬の中にも多く含まれています。

何気なく内服する事の多いリドカインの作用と副作用、そして市販薬の中でもどのような薬に含まれているのかについて説明します。

スポンサーリンク
 

リドカインの作用

 

リドカインとは商品名でキシロカインといいます。リドカインの作用は早く効き、作用時間も長いという点に優れています。そんなリドカインという薬の持っている作用について説明していきます。

 

局所麻酔

一番の作用としては局所麻酔があります。ガラスなどでけがをした時、皮膚を縫ったりしたことのある方もいると思います。そんなときに使うのがリドカインです。皮膚を縫う以外の使用方としては、抜歯にも使います。

 

痛みを感じるまでどんなことが体に起きているのか、その機序について詳しく説明します。手など傷を負った時にその場所から「痛い」という感覚が神経を伝わって脳に到達する事で「手に痛みを感じている」と判断します。

 

「痛い」という感覚が脳に伝わる際には電気信号が神経を伝わります。その電気信号の中で最も関わりが深いのはナトリウムイオンです。

 

私たちの細胞は乾電池のようにプラスとマイナスがあり、通常時には細胞の外側はプラス、内側はマイナスの状態です。

 

異常が起きると細胞の壁にあるドア(ナトリウムチャネル)から内側へプラスが流れ込み、細胞の内側がプラスへと変わることで痛みが生じます。これによって神経に痛いという感覚が脳へと送られるのです。

 

リドカインは細胞のドア(ナトリウムチャネル)の働きを止めて細胞内がプラスになる事で「痛い」という信号が脳に行かないようにする為、痛みを感じません。

 

リドカインは麻酔効果が出るまでの時間が早く速効性のある局所麻酔薬であり、またその作用も強いです。古くから使用されているので、さまざまな場面で使用されています。

 

抗不整脈薬

心臓が動くためには、心臓の筋肉に電気信号が走ることで筋肉が収縮し、規則正しくリズムを刻んで血液を体に送り出しています。

 

心臓の電気信号のことを刺激伝導系と言い、刺激伝導系に異常が生じると不整脈が起きます。不整脈とは動悸や目の前が真っ暗になって倒れてしまうこともあります。

 

リドカインは刺激伝導系の異常で起きる心臓のリズムの乱れ(心筋の興奮抑制)に対して使われます。主に使われる症状としては期外収縮発作性頻脈です。

 

早漏

リドカインという薬には、あまり知られていませんが早漏に効果があります。

早漏の防止・改善に効果があるとされてはいますが、使用方として直接幹部にクリームを塗るタイプのため、副作用が少ない為に初めて使用する場合にオススメです。

スポンサーリンク

リドカインの副作用

 

リドカインの副作用は、強いアレルギー反応を起こしてしまうことがあります。

 

刺激伝導系抑制

リドカインには刺激伝導系抑制という効果がありますがその効果が出過ぎる事があります。薬の効果については個人差があり、刺激伝導系が抑制されることで急に意識がなくなる可能性もあるために注意してください。

 

アナフィラキシーショック

まれではあるのですが、重篤な副作用としてショックを起こす事があります。

薬の重篤な副作用としてショックが起きることは希にありますが、冷や汗が出ることや手足のしびれ、意識障害、息や胸が苦しくなるような症状が出た場合には直ちに病院に行くようにしてください

 

症状がほんの少しでも見られた際には薬の服用を止めてください。その他のショック症状として血圧低下、目の前が急に暗くなり意識が薄れる、全身の発赤があります。

 

中毒症状

中毒症状というと薬の服用を止められないことと思われがちですが違います。具体的には眠気や意識が薄れる、震え、痙攣の事です。

 

その他

その他の症状としては眠気や吐き気、薬の種類(テープ)によっては塗布位置の腫れやかぶれがあります。どのような副作用が出た場合にも注意してください。

スポンサーリンク

市販薬で配合されているものは?

 

市販薬でリドカインが配合されている薬について種類を挙げていきます。使用している際には目的、用法用量を守ってください。

 

リドカインの含まれている市販薬の例を挙げます。

✅ リドカインゼリー

→アネトカインビスカス

✅ リドロカイン軟膏

→VV痔エース軟膏

✅ リドカイン注射液

✅ リドカイン点眼薬

→キシロカイン点眼液

✅ リドカインスプレー

✅ リドカインテープ

→ペンレス・ユーパッチテープ

 

ゼリータイプのものは尿道の麻酔や気管内挿管に、点眼薬は目の麻酔をするのに使用され、麻酔をする部位に最も適したタイプのリドカインが使い分けられます。

 

薬を使用する際には必ず安全と言うことはないので注意して使うようにしてください。

  当記事は医師、薬剤師などの専門家の監修を受けておりますが本サイトで提供する情報、文章等に関しては、主観的評価や時間経過による変化が含まれています。 そのため閲覧や情報収集は利用者ご自身の責任において行っていただくものとしその完全性、正確性、安全性等についていかなる保証も行いません。

スポンサーリンク
   

関連するこちらの記事も読まれています

サブコンテンツ