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血小板が少ない原因一覧【4つの病気の可能性アリ!】

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血小板が少なくなると、あざのようなものが出来たり出血しやすくなります。また、健康診断でしてきされることもあるでしょう。

ストレスや疲れ、一時的、慢性的な貧血でも少なくなりますが、重篤な疾病である可能性もないわけではありません。血小板が少なくなる原因と病気の可能性について確認しましょう。

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血小板ってどんな組織?

 

ケガをして出血した際に、血を止める役割を担うのが血小板です。出血すると血小板が活性化して、通常時の円盤状から球状に変化します。活性化した血小板が傷口に集まり血を止めます。

 

血小板のα顆粒や濃染顆粒内に含まれる、何種類かの血液凝固因子により凝固します。ここまでを一次止血と呼びます。

さらに、血液中にあるフィブリンが血小板と赤血球を捉えて凝固し、より強固な止血を完成させます。これが二次止血です。

 

血小板は、骨髄の巨核球の細胞質より産生されます。細胞質より生み出される為、核を持たない代わりに特有の細胞内顆粒を持ち、大きさは直径2~4μm厚さは約0.9μm程です。

全身を循環する血小板は8~12日前後経つと、主に脾臓・一部は血液中で分解されます。

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血小板の正常値

 

出血の際に血液を凝固する血小板に過不足が起こることは大きな問題です。PLT(血小板数)の平均基準値は検査キットにより調べる事が出来ます。

14~44万個/μLの範囲内にあるのが正常とされます。数値に約三倍の差があるのは、体質などにより個人差が大きいためと考えられます。

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血小板が少ない6つの原因

 

血小板が少なくなった状態を血小板減少症と呼びます。とりわけ5万個/μLを下回ると傷が無くても出血するリスクがあり、1~2万個/µLを下回ると出血しやすくなります。どのような原因により血小板が少なくなるのでしょうか?

 

骨髄

血小板を作り出しているのは他の血液成分と同様に骨髄です。骨髄や造血機能に異常をきたす病気、白血病、リンパ腫、再生不良性貧血など一部の骨髄疾患により引き起こされます。

 

破壊

血小板が古くなると破壊されるのは自然です。しかし必要以上に破壊されてしまえば全体数が少なくなってしまいます。

特発性血小板減少性紫斑病(ITP)、全身性エリテマトーデス(SLE)など、血小板を破壊する抗体を作り出してしまう病気により引き起こされます。

 

先天的

全身に分布する動脈のうちでも特に、脳や腎臓、冠状動脈に血小板血栓が詰まり起こる病気に、血栓性血小板減少性紫斑病があります。この病気には、先天的に起こることもあり原因となる遺伝子の異常もみつかっています

このほかにも、再生不良貧血は先天的に起こることもあります。

 

さらに先天性無巨核球性血小板減少症と呼ばれる一連の症候群では、生まれつき造血細胞の分化・増殖が阻害されて、骨髄内の血球産生能力が下がっているために、白血球、赤血球、血小板のうち、単一か複数の血球が足りません。

原因がはっきりしないこともあるようです。

 

血小板分布異常

全身の血小板のうち1/3は脾臓に貯蔵されています。ところが、脾臓の活発化により血小板を大量に取り込んでしまうと、全身にいきわたるはずの血小板が少なくなります。

このような血小板の分布異常は、うっ血性脾腫を伴う肝硬変、骨髄線維症、ゴーシュ病により起こります。

 

ストレス

病院で検査を受けて、骨髄機能に異常がなく、病気が見つからないこともあります。この場合には、ストレスが原因となっている可能性があります。

ストレスや生活習慣の悪化・喫煙・大量の飲酒により体内には活性酸素が増えます。活性酸素は、ウイルスや細菌を退治する機能もありますが、過剰に増えると身体の内部を攻撃します。

この傷の修復に血小板が割かれると血小板の絶対量が不足してしまいます。

 

薬剤

ヘパリン、キニジン、キニーネ、サルファ系抗生物質、一部の糖尿病薬、悪性リンパ腫の治療薬等の薬剤の使用により血小板の減少が起こることがあります。

 

妊娠

妊娠中期~後期にも血小板の減少がみられることがあります。薬剤の影響による場合と原因不明の場合があります。妊娠が原因の血小板減少では、出産後には回復します。また、新生児にも影響は出ません。

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血小板が少ないと4つの病気を疑って

 

血小板が減少すると共通してあらわれるのが、皮膚の内出血です。ちょっとぶつけただけで青あざが出来るという感覚でしょうか。歯ぐきの出血、便や尿に血が混ざり、月経の出血が増えるのもその兆候といえそうです。

 

貧血

貧血には、鉄欠乏性貧血(一般的な貧血)、悪性貧血、溶血性貧血、再生不良性貧血があります。それぞれ、血球数に異常が見られますが、血小板が減少するのはこのうち悪性貧血と再生不良貧血です。

悪性貧血は、ビタミンB12の欠乏で起こります。めまい、頭痛、だるさ、疲れやすさなどの鉄欠乏性貧血と同じ症状に付け加えて、舌の痛み、収縮性胃炎、知覚障害も起こります。ビタミンB12を補うことで解消できます。

 

再生不良貧血は、骨髄の中にある造血幹細胞が阻害される為に起こります。造血幹細胞は、赤血球、好中球(白血球の一つ)、血小板のもとになる細胞の為、この三種類の血球が作られずに、不足します。

 

めまい、頭痛、だるさ、疲れやすさに付け加えて、息切れ、動悸、ウイルスや細菌による感染症、皮膚の斑点、脳出血、血尿、下血も起こります。

 

白血病

急性白血病が発現すると、各血球の減少が見られます。急性白血病には、急性骨髄性白血病急性リンパ性白血病があり、どちらでも血小板の減少は起こります。

 

特に、骨髄性白血病のほうが、血小板の減少が顕著であるようです。貧血の症状、出血しやすくなる、発熱、倦怠感、感染症にかかりやすい等の症状が現れます。

 

特発性血小板減少性紫斑病(ITP)

血小板を減らす病気や薬剤による原因がないにもかかわらず血小板が減少し出血しやすくなる病気です。6カ月以内に正常に回復する急性型と、それ以上続く慢性型があります。

 

血小板に対する自己抗体を身体が作る為に、脾臓で血小板が過剰に破壊されます。なぜそのような抗体が作られるようになるのかははっきりわかっていません。

点状、斑状のあざ・出血が皮膚にでる、歯ぐき、口腔内の出血、鼻血、血便、血尿、月経過多、脳出血などの症状が現れます。

 

全身性エリテマトーデス

皮膚に、赤い斑点、発疹が起こり、発熱、倦怠感、関節、腎臓、肺、中枢神経、などに様々な症状が起こる病気です。免疫異常といわれますが詳しいことはまだわかっていません。

血小板の減少以外にも白血球の異常活性や抗核抗体という自己抗体を持っている等の特徴があります

 

食事から血小板を増やそう

 

飲み物

血小板の減少が見られる人は、マメに水分を補給しましょう。ミネラル特にナトリウム(又は塩)、鉄、などを含むもので血清効果を高めるのがポイントです。

 

ビタミン

緑黄色野菜である、人参やカボチャ、柑橘系の果物、イチゴ、キウイ、グアバなどにはビタミンが多く含まれ、血小板の生成に影響があるとされています。

 

貧血対策

貧血による血小板の減少には、豆類、レバー、ホウレン草、なまり節などで鉄分を補うのが有効です。これらは、すべて病気がないケースでの対処となります。

上記のような病気が疑われる場合には検査を受けるようにしましょう。

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