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一酸化炭素中毒の症状のチェック【どんな後遺症があるの?】

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『一酸化炭素中毒』と聞いて何を思い浮かべますか?

石油ストーブを付けたままの部屋で…換気を怠った場合や火災等原因は様々です。今回は一酸化中毒の症状やそれに伴う後遺症について解説いたします

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一酸化炭素中毒とは?

 

よく、残念なニュースとして耳にする事がある「一酸化炭素中毒」。

この一酸化炭素中毒は自己の不注意で引き起こす事もある生死に関わる中毒症状です。「一酸化炭素」というのは、無色・無臭で可燃性の猛毒なのです

 

一酸化炭素の発生原因

中毒症状を引き起こす「一酸化炭素発生の原因」となるのが次の事柄になります。

✅ 木炭や燃料用ガス(都市ガス等)の不完全燃焼

1.石油ストーブの不完全燃焼及び火災

2.自動車の排気ガス(車内への逆流等)

3.練炭

4.温水暖房器具

5.まきストーブ

上記の器具を換気の悪い場所で使う事により不完全燃焼を起こし一酸化炭素中毒を引きおこすのです

 

なぜ、中毒症状をおこすの?

不完全燃焼によって発生した「一酸化炭素」が血液中のヘモグロビンと結合し血液中の酸素の運搬を阻害します。それによって、中毒症状を引き起こします。

 

つまり、体内の酸素を減らして「低酸素症」を発症し最初に酸素の需要が高い「脳」に障害が出ると言われています

 

ですので、部屋で石油ストーブを使う際には必ず「換気」が必要となります。昨今では北海道で猛吹雪に見舞われ立ち往生した車中でも一酸化炭素中毒が原因で亡くなった事例もありました。

 

これは車のマフラー部分に雪が積もり暖を取るためにエンジンをかけっぱなしにした際に一酸化炭素が車中に逆流してしまった事が原因です。

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一酸化炭素中毒の症状

 

では、中毒になった場合の症状についてお話ししましょう。

 

中毒症状はゆっくりと表れます

一酸化炭素中毒は「サイレントキラー」とも言われます。

一酸化炭素は「無色・無臭」ですので自分では気が付かないうちに自分の周りに充満している事に気が付かず危険を察知する事が出来ないのです。その為、症状が表れても「中毒症状」と認識することが極めて低いのです

 

軽 度

✅ 頭痛・めまい・疲労感・息切れ ※悪心・嘔吐

※悪心(おしん)・・・吐気を催し、胸がむかむかする事

 

ここまでの症状ですと、「風邪の初期症状」にていますね。換気の悪い部屋等へ暖房器具を長時間使い続けている場合に症状が表れたら注意が必要です。直ちに換気をおこないましょう。

さらに、中毒が進行すると次のような症状が表れてきます。

中 度

✅ めまい・悪心・強い頭痛・嘔吐・失神 ※頻脈・※チアノーゼ・発汗・思考力低下・反応が鈍くなる・目が見にくくなる・耳鳴り・幻覚

※頻脈(ひんみゃく)・・・心拍数が増加している事

※チアノーゼ・・・・血液中の酸素が不足することにより表から見える皮膚や粘膜(顔や唇)が青紫色になる症状

 

重 度

✅ 痙攣 ※見当識障害・失禁・錯乱・心機能に障害がでる・低血圧・ショック状態・呼吸不全・※意識消失・昏睡

✅ 最悪の場合、死亡

 

※見当識障害・・・自分の現在の環境が理解できない状態、日付・時間・季節などが理解できない

※意識消失・・・中毒症状を起こしている本人が突然、刺激等に反応できなくなり

 

まるで眠っているようにみえる状態。この意識消失を起こした場合大きな音や揺さぶりに反応しません。中には一度症状が収まり良くなったかのように見えますが、又昏睡状態になってしまう中毒症状もあります

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どんな後遺症が残るの?

 

一酸化炭素中毒として病院に運ばれた後、どのような後遺症がのこるのでしょうか?

次のような後遺症が残る場合があります。主に酸素の供給が滞るのですから重症の場合「脳」へのダメージが大きい可能性があります。

✅ 異常感覚…手足のしびれ

✅ 慢性的な頭痛

✅ 意識障害…注意力の低下、錯乱、せん妄

※せん妄…頭が混乱した状態で幻覚をみる事もある

✅ 行動異常…同じ場所を動き回り、止めると抵抗する。自傷行為

そして、すぐに後遺症が発症せずとも数年後に以下の後遺症の発症例があります。

✅ 認知症…これは、脳への血流が悪くなり認知機能低下を引き起こし発症します。

✅ 高次機能障害(認知症とは違います)

記憶障害…今日の日付がすぐに言えない、新しい出来事を覚える事が出来ない。

注意障害…呼びかけても反応が出来ない、長い作業が続かない。

遂行機能障害…時間を守る事が出来ない、自分で計画を立てられない。

社会的行動障害…怒鳴る、暴力的になる。又は何事に無関心になる。

これらの後遺症について代表的なものを挙げています。詳細な内容については各々の環境や中毒症状を起こしていた時間により異なります。

 

いづれも、軽度な中毒症状だった場合は数カ月から1年間ほどの経過で後遺症が改善する事もあります。ですが、高次機能障害等の重い障害を残した場合は完治は難しいとされています

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