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自律神経失調症の症状チェック!5つの原因も解説!

<監修医師 まっちゃん>
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自律神経失調症はよく聞く言葉ですが、どんな症状かご存知ですか?

実は、自律神経失調症は色々な症状をまとめた言葉ですので、人によって実に様々な症状が現れます。

 

もしかして、最近、心身が不安定なことはありませんか?一緒に、自律神経失調症の症状をチェックしてみましょう!

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自律神経失調症

 

運動神経は、手足を動かしたりするときに脳からの命令を伝える神経ですが、

自律神経というのは、それ以外の神経、つまり私たちが生きるために必要な臓器、血管、リンパ線などを動かしている神経です。

 

自律神経には2種類あり、交感神経と副交感神経と呼ばれます。

呼び名が難しいですが、重要なのは、これらはお互いにバランスをとりながら働いている神経です。

 

自律神経失調症とは、この交感神経と副交感神経の、働きのバランスが崩れた時に起こる症状をまとめて呼ぶ呼び名です。

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自律神経失調症の症状をチェック

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自律神経失調症にはどのような症状があるのでしょうか。詳しく見てみましょう。

 

✅01. 冷え性

手足が冷え、熟睡できず、体がリラックスできない状態になります。

 

✅02. 脈拍の乱れ、息切れ

動機を感じたり、脈が飛んだような症状が出ることもあります。息苦しかったり、息切れが起こることもあります。

 

✅03. 食欲不振

食欲がわかなかったり、喉が詰まった感じがして物が飲み込みづらかったり、胃腸に不快感があることがあります。また、食べると吐き気がする方もいます。

 

✅04. 目の不調

光をいつも以上にまぶしく感じるのも、自律神経失調症の症状の一つです。目が乾きやすくなる時もあります。

 

✅05. 生殖機能の不調

女性の場合は、不妊症、生理痛、生理不順が出る場合があります。男性には活力が出ないと訴える方もいます。

 

✅06. 感情不安定、集中力低下

あまり理由がないのに、不安になったり、怒りっぽくなったり、気分が沈んだりします。

このほかにも、集中力が低下して、物忘れがひどくなることもあります。

 

✅07. 不眠症

自律神経の不調により、眠りにつくのが難しくなります。

 

✅08. めまい、耳鳴り

めまいや耳鳴りなど、脳の機能が低下すると症状が出てきます。難聴になる方もいます。

 

✅09微熱

ずっと微熱があるような感覚があり、倦怠感や疲労感に悩まされます。

これは自律神経失調症の中で特に多い症状です。大量に汗をかいたり、冷や汗をかく人も多いです。

 

✅10. しびれ

自律神経失調症で血流が悪くなると、神経に十分酸素が供給されず、しびれが起こります。

痺れや力が入りにくいといった場合はALSという病気の可能性もあります。以下の記事を参考にしてみて下さい。

【関連記事】
ALSの症状チェック!3つの初期症状や原因を解説!

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自律神経失調症の原因

 

自律神経失調症の原因は、主に5つあります。

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生活リズムの乱れ

交感神経と副交感神経がバランスを取りあって機能していることは冒頭で説明しました。

 

実は、交感神経は活動時に、副交感神経は休息時に働く神経です。

そのため、生活リズムが乱れてしまうと、バランスが崩れ、それぞれの神経が働くべき時に働かなくなってしまいます。

 

これが、自律神経失調症の原因です。本来、人間の体は朝起きて夜寝るようにできています。

それを、夜更かしや夜間勤務などで乱してしまうと、自律神経のバランスが崩れてしまうのです。

【関連記事】
質の良い睡眠をとる方法を解説!寝れない原因をチェック!

 

精神的なストレス

人間関係や、仕事のストレスが過剰に蓄積すると、体がリラックスできず、自律神経のバランスが乱れてしまいます。

何がストレスになるかは、人それぞれで程度が違い、難しい部分ですが、ストレスに弱い体質の方、ストレスに弱い性格の方が自律神経失調症になりやすいです。

【関連記事】
ストレスが原因の病気一覧!心臓や脳にも悪影響を及ぼします!

 

体の歪み

カバンをいつも一方の手で持ったり、立っている時に片足に重心を乗せたり、座っている時に足を組んだりしていませんか。

実はこういう動作はあなたの体を歪めてしまいます。

 

体が歪むと筋肉が硬くなり、血流やリンパの流れも悪くなります。

すると、知らず知らずのうちに体に負担がかかり、自律神経のバランスが崩れてしまうのです。

 

化学物質や食べ物

排気ガスやシンナーなどの化学物質や、食べ物によっても自律神経失調症が引き起こされることがあります。

特に食べ物は、栄養が偏っていると神経の働きをサポートしたり、ホルモンを作る栄養素が不足し、神経の不調につながります。

 

また、カフェイン、タバコ、アルコール、糖分などの嗜好品は、過剰に摂取すると自律神経失調症になりやすい体になることが知られています。

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女性ホルモンの影響

女性の方はご存知と思いますが、女性ホルモンは一生を通じて変化をし続けます。

卵胞ホルモンと黄体ホルモンが分泌バランスを変化させながら、サイクルを作っています。

 

初潮、月経、妊娠、出産、閉経と様々なライフステージで変化するので、ちょっとしたことでバランスを崩しやすいのです。

特に、更年期障害などで女性ホルモンのバランスが不安定になると、自律神経もそれに影響されることがわかっています。

 

自律神経失調症は、男性よりも女性の方がなりやすいとされていますが、女性ホルモンの影響が大きな理由です。

自律神経失調症には、本当に様々な症状があり、また病院で診てもらってもなかなか診断が難しい病気です。

【関連記事】
胸が苦しいのはストレス性の病気かも!注意して!

自律神経失調症の治療と薬について!病院では何科を受診する?

 

自律神経のバランスが崩れると、毎日の生活を送るのも大変になってしまいます。

少しでも当てはまると思われた方は、一度病院で診てもらうようにしてください。

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