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ストローを噛む人の心理や性格を徹底分析【癖には性格が反映する】

<監修医師 豊田早苗>

口

紙パックジュースやアイスコーヒーを飲んでいる最中に、気付いたらストローがクシャクシャに…こんな経験はないでしょうか?

 

またはあなたの周りに噛み癖を持つ人はいませんか?

 

無意識にやってしまう行動を「癖」と呼びますが、「癖」は幼少期の経験や現在の深層心理を現すサインとなっていることもあります。

 

今回は噛み癖に隠された心理について見ていきます。

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ストローを噛む癖は性格だけではなかった

 

ストローを噛むなどといった行動は、子供ならば誰しも経験したことがあるものです。

 

子供がストローを噛むのは「ストローを噛む感覚が面白い」「ストローの形で飲み物の出る量が変わる」といった子供の知育に必要な行動になります。

 

子供の場合は放っておけば自然にやらなくなってしまう事がほとんどですが、大人になってからも無意識にストローを噛んでしまうのは以下の原因が関係しているかもしれません。

 

ストレス

普段は噛まないがたまに噛んでしまう、という人はストレスが原因かもしれません。仕事や学校、私生活で大きなストレスを抱える事が起きていませんか?

 

人はストレスを抱えすぎると体内で交感神経が優位になり、緊張して攻撃的な側面が強くなります。

 

この状態が続くと、無意識のうちに歯を食いしばって発散しようとするのです。この行動がストローの噛み癖などに繋がっていると考えられます。

 

寂しさ、甘えたい

ストローの噛み癖が中学生や高校生の頃から続いている、という人は幼少期の体験が元になった承認欲求の現われかもしれません。

 

これは親から乳離れした後の口寂しさや愛情への欲求を「物を噛む」事で紛らわしているとも言われています。

 

愛情表現

ものを食べる、食欲を満たす、という行為以外に「噛む」理由は、愛情表現の一つとして行われる事があります。

 

特に恋愛対象を目の前にして物を噛む事は、甘えん坊やかまってちゃん、相手への征服欲を表しています。

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ストローを噛む彼女の心理とは

 

大人になってからもストローを噛む理由は上記で説明しましたが、実は恋愛の場面においてはちょっと意味合いがわかってくることもあります。

 

大人になってからも「噛み癖」を持つ人は、ストローだけでなく恋人の体を噛む事もあります。

 

この時に働く心理は「愛情表現の一つ」「相手に甘えたい」「相手の愛情を確認したい」といったものが多いようです。

 

愛情表現の一つとして相手を噛む時は、自分が持つ愛情を相手に伝えたいために噛む事があります。

 

言い換えると、何の感情もわかない人には噛もうという気持ちすら湧きません。

 

もしかしたら「好きすぎる!」という強いストレスを発散するために噛んでしまっているのかもしれません。

 

また相手に甘えたいという気持ちから、相手の体に噛みついてしまう人もいます。噛み癖がある人は、寂しさや不安を噛む事で発散しようとします。

 

恋人の体に噛みついてしまう人は「もっと自分に構って欲しい」という、かまってちゃんの気質がある人でしょう。

 

また、恋人に噛みついてしまう人の中には、相手の愛情を確認する目的で噛みついてしまう事があるようです。

 

この時「好きだったら許してくれる」という少し我儘な心理が働いています。相手の嫌がる事をわざとする事で、愛情を確認しているわけですね。

 

上記の噛み癖は、恋愛関係になってすぐに起こるわけではなく、ある程度時間が経って互いの関係に自信がついてから始まります。

 

甘噛みならまだ問題ありませんが、体に跡が残ってしまう場合や出血するほどに噛む場合は、相手の愛情表現や愛情確認が度を越しているかもしれません。

 

やんわりと相手に辞めるよう伝えるようにしましょう。そうでなければ、ある程度は許容してあげる事も大切です。

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ストローを噛む男の人はストレスMAX!

 

ストローだけに関わらず、日常の中でタバコや箸、爪楊枝への噛み癖がある男性は無意識の内に強いストレス状態にあるか、またはストレスを溜めやすい気質です。

 

特に、男性は女性に比べ競争意識や上昇志向が強い傾向にあるため、学校や職場、家庭環境で何か強い苛立ちや悔しさを感じているのかもしれません。

 

お付き合い当初から噛み癖がずっと続くようなら考え物ですが、一時的な物ならばストレスによるものと割り切るようにしましょう。

 

子供がストローを噛むのは愛情不足って本当?

 

大人の噛み癖についてわかったところで、次は子供の噛み癖について見ていきましょう。

 

子供の噛み癖は早い場合ですと六か月前後から見られるようになり、特に問題視されるのが2~3歳児の頃です。

 

友達とのお遊びやちょっとしたケンカで相手に噛みついてしまうとトラブルの元になりかねません。

 

以下で、子供の噛み癖の原因について見ていきましょう。

 

0~1歳:歯茎のむず痒さや甘えたい時

0歳ですと、タオルやシーツ、おもちゃだけに留まらず、自分の爪やママの指を噛む事もあります。

 

これは乳歯が生え始める時期になり、歯茎がむずむずと気持ち悪いために噛んでいる事が考えられます。

 

また、ママの注意を引きたい時や甘えたい時に授乳中の乳首を甘噛みすることもあります。

 

この時期は、甘噛みされたらしっかりとスキンシップをとって声をかけてあげましょう。

 

この時期の噛み癖は乳歯が揃えば自然と消失します。

 

1歳前後:反応に興味津々

1歳前後になると乳歯が生えだし「噛む」ことができるようになる時期です。今までとは違う感覚に、目につくものはとりあえず噛んでみたいという気持ちが芽生えます。

 

おもちゃを噛む事はもちろんですが、ママやパパを噛んで反応を確認することもあります。

 

もし人を噛んだら「人を噛んだらいけない」という事をしっかりと伝えていくようにしましょう。

 

2~3歳:自己表現

2~3歳になると、新しい兄弟姉妹ができてお兄ちゃん・お姉ちゃんと呼ばれるようになる時期です。

 

新しい命の誕生は素晴らしいものですが、ママを取られた!と感じる子も少なくありません。

 

この時期はママに甘えたいけれど甘えられない寂しさだったり、友達と遊んでいて思い通りにいかないもどかしさが原因になって噛み癖が現れることがあります。

 

甘えたくて噛んでいる時は、しっかりと抱っこして甘えさせてあげる事です。そうすることで自然と噛み癖がなくなっていきます。

 

もし友達を噛んでしまったらすぐにやめさせて「なぜ噛んだらいけないのか」をしっかりと伝えるようにしましょう。

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ストロー噛む癖を何とかしたい時の対処法

 

大人と子供の噛み癖について見ていきました。子供の噛み癖は自然と治っていくものが多いですが、大人の噛み癖はなかなか治しにくいものです。

 

それが内面の心理状態を表しているなら尚更でしょう。とはいっても、治せるものなら治したいのが癖というものです。

 

ここからは噛み癖を解消する方法について見ていきましょう。

 

癖を自覚

癖は無意識に起こるものです。そのため人に指摘を受けたり、自分から意識しないと自覚することができません。

 

まずは自分に噛み癖がある事を自覚し、いつから癖が始まったか、どれくらい続いているかを思い返してみてください。

 

そうすることで自分の噛み癖がどこからきているものかを発見することができます。

 

ストレス発散

大人の噛み癖のほとんどはストレスが原因と考えていいでしょう。もし職場や学校、家庭にストレスがあるとしたら、まずはストレスから遠ざかる事が大切です。

 

その上で思う存分リフレッシュすると良いかもしれません。

 

好きな事に打ち込む、旅行に行く、体を思いっきり動かすなど、ストレス発散になることを進んで取り入れるようにしてみましょう。

 

友人・家族に相談

心の中に不安やストレスを抱えていると、漠然とした負の感情が起こります。

 

思い切って親しい友人や家族に打ち明け、相談してみるのも良い方法です。

 

この時、抑圧された感情も一緒に押し出すようにして相談してください。相談する相手はできれば何も言わずに話を聞いてくれる人を選ぶようにしましょう。

 

ガムを噛む

口寂しさから手元にある物を噛んでしまう人は、ガムを噛むと良いかもしれません。

 

ガムは噛む事でストレスを緩和する作用があります。ストレスによって昂った交感神経を鎮める効果もあるためお勧めです。

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噛み癖が悪化すると歯列接触癖を発症する

 

「噛み癖」を持っている人の中で、上下の歯が常に触れている状態になっている人はいませんか?

 

噛み癖がない人にとってはいまいち意味がわからない状態ですが、要は常に「歯を噛みしめている状態」という事になります。これを「歯列接触癖」と言います。

 

通常、何もせず口を閉じている状態では、上下の歯は数ミリ程度の隙間を開けた状態を保っています。

 

歯が噛み合う時間は1日の中でも食事の咀嚼と会話中の数十分程度ですが、歯列接触癖を持つ人は常に噛み続けており、これが慢性的な頭痛や肩こりの原因になっていると言われています。

 

なぜ歯列接触癖から頭痛や肩こりが起こってしまうのかというと、歯を嚙合わせる事で顎の咀嚼筋が疲れ、疲労が痛みとなって神経に伝わるためと考えられています。

 

また咀嚼筋の強張りが頭~肩全体の筋肉の強張りを起こしてしまい、これが肩こりの原因にもなるようです。

 

さらに症状が悪化すると頭痛、肩こりだけでなく、めまいや耳鳴りの原因になることもあります。

 

驚く事に日本人の1/4は噛み癖を持っており、知らず知らずの内に歯列接触癖を持つ人が少なくないと言われています。

 

どのような時に歯列接触癖が起こりやすいかというと、テレビを見ている時、テレビゲーム中、家事、精密作業、パソコン操作中、精神的ストレスがかかった時のようです。

 

もし日常生活の中で頭痛や肩こり、耳鳴り、めまいなどの症状を感じている人は、無意識に歯を食いしめていないか注意してみてください。

 

意識的に噛み癖を治すことによってこれらの症状は大きく改善します。

 

噛み癖と深層心理、考えられる症状などについて見ていきました。

 

一言で噛み癖と言っても、原因は人によって様々なものがあるようです。

 

子供の頃の噛み癖は自然と治る事が多いですが、大人になってからの噛み癖は放置して悪化すると、身体症状まで引き起こしてしまう事もあるので注意が必要です。

 

自身だけでなく、周囲の人で噛み癖に悩む人がいたら気を付けてあげてください。

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