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外反母趾の治し方全集!【簡単に出来る裏技とは?】

<監修柔道整復師 りんご>
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女性に多い外反母趾。近年は大人だけでなく、子どもの外反母趾も増えてきています。

お仕事でハイヒールを履かなければならなかったり、思うようになかなか良くならずに悩んでいらっしゃる方も多い事と思います。

 

ですが外反母趾はそのまま放っておくと全身症状が現れたり、予想もしない病気へと繋がってしまう病気なのです。

今回は外反母趾の原因と自宅でできる治し方を解説いたします。

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外反母趾とは

 

外反母趾の母趾は、足の親指の事をいいます。足の親指が小指側に曲がる症状の総称を外反母趾といいます。指先が圧迫される事により、指の背や指の付け根、親指や小指の外側にタコができます。靴がこの部分に当たると痛みを感じるようになります。

 

また、親指の付け根の内側の腫れてしまった部分が靴に当たる等の刺激を受ける事で、皮下滑液包炎を生じ、腫れ・発赤・疼痛を伴います。

 

その腫れている部分の神経が圧迫される事で、親指にしびれや痛みも感じます。原因はこの後詳しく解説いたしますが、何も対処をしなければどんどん重症化してしまう病気です。

 

重症化すると、足全体が扁平足(へんぺいそく)や開張足(かいちょうそく)になってしまい、足の裏や小指まで痛むようになり、痛くて歩けなくなってしまいます。

 

症状によって4期に分類されます。軽い状態のものから順に、簡単に解説いたします。

 

可塑期(かそき)

可塑期(かそき)では、自分で内側に曲げようと力を入れたり、外側から力を加える事で、元の状態に戻ります

 

拘縮期(こうしゅくき)

拘縮期(こうしゅくき)では、関節の炎症等が起こるようになり、靭帯等が固まってしまい、元には戻らない状態です。

 

進行期

進行期では、外側に曲がっていく症状がどんどん進行して、立っているだけでもさらに外側に曲がっていくようになります。

 

終末期

終末期では、親指が他の指に重なり、親指の関節が脱臼したような状態になってしまいます。

 

また親指の曲がった角度で症状の重さが分類されます。15度までを通常として、15~20度が軽症、20~40度が中程度、40度以上は重症です。

 

外反母趾を放っておくと外反母趾が重症化するだけでなく、骨格や関節の歪みが生じるようになり、

O脚、筋力低下、ひざ痛、歩行困難、下半身太り、肥満、骨盤のずれ、腰痛、側弯症(そくわんしょう)、猫背、肩こり、顎関節症、顔が左右違う、偏頭痛、めまい、そして歩行困難となる為糖尿病、高脂血症、脂肪肝、心臓病、骨粗鬆症、自律神経失調症等・・・

全身症状までをも引き起こす事があります。

 

外反母趾の治療をする事によって、無関係だと思って悩んでいた、上記の症状が改善する可能性があります。外反母趾の治療方法には手術療法と保存療法があります。

 

保存療法は後程解説いたしますが、保存療法を試してもなかなか改善が見られない場合や、症状がひどい場合には手術療法が行われます。

 

手術は基本的には全身麻酔で行われますが、下半身のみに麻酔をかける腰椎麻酔で行う事も可能です。また軽度から中程度の症状の方は局所麻酔で行える手術方法もあり、日帰り手術も可能です。

 

ひどくなる前にしっかりと原因を知って、手遅れにならないように気を付けましょう。

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外反母趾の原因

 

続いて外反母趾の原因について解説いたします。現代社会は交通機関や交通手段もとても便利になりました。ですが、その為昔と比べたら歩く機会も随分減ったのではないでしょうか。

 

ここでは外反母趾になる主な原因を解説していきます。ご自分の原因はどれなのかをしっかりと知る事で、改善が可能になります。

 

歩き方

1つ目の原因として歩き方があげられます。現代では昔と比べて、1日の中で靴を履いている時間も長く、裸足になる時間も減りました。さらに自分の足では歩かずに、乗り物での移動をする事も増えてきました。

 

そして近年子どもの足の筋肉の未発達が指摘されています。実は外反母趾は大人だけの病気ではなく、子どもにも起こる病気なのです。

 

今は乳幼児から履ける靴等もあります。靴で足を覆う事で、足指を使って踏ん張っていない状態で、指の付け根で歩いてしまいます。その結果、足底筋群が発達しない為、親指が曲がってしまいます。

 

足の筋骨格形成の為にも、とても重要な時期に悪影響を与えている可能性があるのです。大人も子どもも現代社会では足の筋力がどんどん低下しています。

 

それが足のアーチが無くなってしまう扁平足(へんぺいそく)や、横幅が広くなってしまう開張足(かいちょうそく)をさらに招いてしまうのです。

 

実は外反母趾になる人は扁平足や開張足になっている人が多いのです。

 

遺伝

外反母趾という病気自体が遺伝するという事はありません。ただし、外反母趾になりやすい体質や生活環境は遺伝します。

 

足の形態的特徴は親子で遺伝するので、親が外反母趾の場合には注意しなければなりません。

 

ハイヒール・靴

そしてもう1つの大きな原因として、ハイヒールがあげられます。すべてのハイヒールが外反母趾を引き起こす訳ではなく、足に合わないハイヒールを履いたり、足に合わない靴を履く事が原因です。

 

ハイヒールは先端の細くなったデザインが多く、またヒール部分が高い為に足には良くありません。先端が細い事で、左右から親指と小指を圧迫して、足指の踏ん張る力を制限します。

 

よって、ますます筋力が弱くなり、外反母趾を悪化させていきます。また高さがあるハイヒールは足が前に滑ってしまい、足先にかかる負担が大きくなります。

 

足に合っていない靴は履かないようにしましょう。

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外反母趾の治し方

 

最後に外反母趾の治し方についてです。こちらでは保存療法を主に解説していきます。無理をしない範囲で行いましょう。

また改善が見られない場合や、症状の重い場合には重症化する前に病院に行かれる事をお勧めいたします。

 

ホーマン体操

ホーマン体操は筋トレではなく、ストレッチです。左右の足の親指にゴムバンドを引っかけて、かかとをつけた状態で両足を扇形に広げます。

外反母趾の変形により、固くなってしまっている親指の関節や周囲の筋肉、靭帯をやわらかくする効果があります。ゴムバンドがない場合には、輪ゴムを10本程束ねて代用してください。

 

筋力強化

先程も述べましたが、運動不足等により、筋肉量が少なかったり、足の筋肉が弱っている事もとても多いです。

外反母趾では、外側に曲がってしまった足の親指を内側に寄せる運動も必要ですが、それに加えて母趾外転筋(ぼしがいてんきん)という筋肉を鍛えて強化する事が必要です。

 

母趾外転筋とは足の親指をひらく筋肉であり、アーチにもとても関係のある重要な筋肉です。強化する方法として、足の屈伸強化運動と開閉運動が有効的です。

 

後程詳しくご紹介いたしますタオル寄せ運動も筋力強化の方法の1つです。その他にも方法がありますので、順番にご紹介いたします。

 

✅ 1つ目は足の指だけを使って、前に進んでいくという方法です。足の裏や足全体に力が入っているのがわかります。

✅ 2つ目はお皿等の入れ物を2つ用意して、片方の入れ物にビー玉かパチンコ玉のような物を入れます。それを1つずつ足の指に挟んで、もう片方の入れ物に移していくという方法です。

 

最初から無理をしてしまうと、足がつる事がありますので、無理をしない範囲で少しずつ慣らしていきましょう。

 

足底板療法

保存療法として最も有効な方法とされているのが、足底板(アーチサポート)を使用した治療方法です。

アーチサポートをインソールとして靴の中に挿入する事で、足裏から潰れてしまったアーチを持ち上げる事ができ、足の変形を矯正する事ができます。

 

足底板療法には4つの効果があげられます。

✅ 1つ目→外反母趾の足の変形の進行を予防する効果。

✅ 2つ目→痛みやしびれ、アーチの潰れや変形が原因の症状の改善効果。

✅ 3つ目→アーチサポートを入れる事で、歩きやすくなり、疲れにくくなる効果。

✅ 4つ目→外反母趾の曲がってしまった角度やアーチの矯正効果。

ただし、足の形や状態は個人個人で違いますので、きちんと足に合ったアーチサポートを使用しなければなりません。

 

特に痛みを伴っている場合には、痛みを感じる部位に負担をかけない形のものが必要です。必要に応じてオーダーメイドで自分に合ったアーチサポートを作る事ができます。

 

テーピング

テーピングは、形を整え、足裏全体のバランスを整える効果があります。テーピングをする事で、足指で踏ん張って歩けるようになり、足の機能が回復します。

その結果、これ以上歪んでしまう事を防ぐ事ができます。

 

痛みのある時のテーピング方法と痛みのない時のテーピング方法が異なりますので、ご自分の症状や足の状態に合わせたテーピングの方法をしましょう。

 

親指ストレッチ

外反母趾にはストレッチがとても効果的です。外側に向いている足の親指を、自分の手で内側へとゆっくり押していきます。

無理のない力加減で、数回繰り返しましょう。

 

足指じゃんけん

まず足裏をゆるめる為にゴルフボール等を使用します。足の裏でゴルフボールを1分程度コロコロと転がしましょう。そして、足の指を使い、グー・チョキ・パーの形を作ります。

この時のポイントとしてできるだけ指を大きく動かしてください。

 

タオル寄せ運動

こちらも自宅でできてとても簡単な方法です。タオルを用意して、滑りやすい床にタオルを敷きます。

タオルの手前の端に足指の付け根を合わせて、親指から小指を使いながら、タオルを自分の体の方に向けてたぐり寄せていきます。

ゆっくりで構いませんので、しっかりとたぐり寄せましょう。片足10回程度で2セット行います。

 

足に合った靴選び

色々な保存療法をご紹介してきましたが、足に合った靴を履いていなければ全て意味がなくなってしまいます。自分の足に合った靴を選ぶようにしましょう。

 

正しい靴の選び方をご紹介します。

まず靴を履く際にはかかとから合わせ、かかとがしっくりとする靴を選びます。次にかかとを合わせた上で、つま先には1cm程の遊びを持たせます。圧迫する事なく、足指を自由に動かせるような靴を選びましょう。

 

また幅に関してはややきつめのものを選びます。幅のゆるい靴は、つま先が靴の先端に当たってしまい、結局圧迫されるようになってしまい、症状を悪化させる事にも繋がりますので、注意しましょう。

 

足と靴の隙間は指1本分が入る程度がベストです。きつ過ぎず、ゆる過ぎない靴を選ぶ事がポイントです。そして靴をしっかり試し履きして、しばらく店内を歩いてみてください。

 

実際に歩いてみて、痛いところはないか、歩きにくくないか、当たるところはないか等を必ずチェックするようにしましょう。

セルフケアだけでなく、靴選びもしっかりとして、症状の改善、予防に努めましょう。

  当記事は医師、薬剤師などの専門家の監修を受けておりますが本サイトで提供する情報、文章等に関しては、主観的評価や時間経過による変化が含まれています。 そのため閲覧や情報収集は利用者ご自身の責任において行っていただくものとしその完全性、正確性、安全性等についていかなる保証も行いません。

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