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お尻の骨が痛い8つの原因【この対処法で痛みから解放されよう】

<監修医師 まっちゃん>
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歩いたり座ったりするときにお尻の骨に痛みを感じる人が年々増えてきているそうです。放っておくと腰痛や肩こりの原因になったり、恐ろしい病気が隠れていることもあっるので、早めの予防&改善をしましょう

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尾てい骨ってどんな役割があるの?

 

そもそも「尾てい骨」ってなんでしょう?

人が進化を繰り返す中で、退化していった体の機能がたくさんあったと言われています。「尾てい骨」とは、その退化した機能の一つであり、「尾骨」や「仙骨」とも呼ばれる痕跡器官です。

 

現在、尾てい骨は背骨から下に伸びている骨のとがっているの骨のことを指し、昔と今では役割が異なります。

 

*・・・進化する前の人間の「尻尾の一部」で、進化の過程で退化したと考えられています。

*・・・筋肉と接続し、動くことができます。主に、出産時に反り返って産道を広げる役割をします。

 

「退化したなら必要がないのでは?」と思いますが、尾てい骨は体幹バランスをとる重要な役割を担っています

 

尾てい骨は一つじゃないの?

「尾てい骨」は3~6個の尾椎(びつい)でできています。4個の人が最も多いと言われていますが、数や長さに最も個人差がある骨です。その数や長さが体の機能に影響を与えることはありませんが、尾てい骨が長い人は座ると椅子に当たりやすいので痛みが出やすい傾向があります。

 

尾てい骨の形は様々

尾てい骨の形は、皆一緒ではありません。男性・女性でも異なるし、生まれつきの尾骨の形や転んだり、交通事故に遭ったなどの外的要因で形が変化することもあります。また、「外傷がないのに尾てい骨がない」という人は先天的な可能性が高いです

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お尻の骨が痛い8つの原因

 

生活習慣や怖い病気が原因かも?

尾てい骨は正しい姿勢で座っている時には、ほとんど椅子に触れることはありません。座った時に当たるのは「坐骨」といって骨盤(仙骨・寛骨・尾骨からなる上半身と下半身の中間に位置する骨のグループ)の中の一番下部分です。

 

姿勢や座り方、骨盤のゆがみ、病気など、痛みの原因は色々あるので紹介します。

*骨盤のゆがみや筋肉の衰え*

柔らかいソファーによりかかって座ったり、椅子に浅く腰をかけ背もたれによりかかったりすることで、左右の坐骨ではなく、骨盤がゆがみ、その歪みが周辺の神経を圧迫し、尾てい骨に負担がかかります。これを繰り返すことで、尾てい骨周りにある滑液胞(かつえきほう)と呼ばれる緩衝材が炎症を起こし痛みが出ます。これを、仙骨滑液胞炎(せんこつかつえきほうえん)といいます。
*立ち姿勢の癖*

片足に体重をかけて立ったり、肩掛けの荷物をいつも同じ肩にかけていたりすることで、骨盤がゆがみ、骨盤や尾てい骨の周りに痛みが出ます。また、デスクワークなどで1日を大半を過ごす人は楽な姿勢を取ってしまうので、1か所に負担がかかってしまい骨盤に歪みが生じることがあります。
*妊娠・出産*

出産時に胎児が産道を通りやすくするため、恥骨の間が開き、尾てい骨が外側に反り返ります。この時に筋肉や靭帯が引っ張られ引っ張られ痛みが出ます。また、子宮内で胎児が大きくなってくると骨盤を圧迫し、骨盤周りの神経を刺激して「坐骨神経痛」を引き起こします。
*尻もち・打撲・骨折*

これらの場合、整形外科などでレントゲンを撮って判断するのですが打撲等の判断は困難です。骨折の場合、立ったり座ったりするたびに痛み、ひどくなると排尿できなくなります。
*腰椎椎間板ヘルニア・腰部脊柱狭窄症*

お尻の骨の痛みと併せて腰痛がある場合、「腰椎椎間板ヘルニア」や「腰部脊柱狭窄症」が考えられます。これらの症状としては、お尻や腰の痛みの他、脚のしびれや痛みがあります。また、これらの症状とよく似ていて紛らわしいのが、背骨とお尻の上部表面を結ぶ「上殿皮神経」の締め付けによる神経障害の「上殿皮神経障害」があります。
*尾骨神経痛*

お尻の骨の痛みに加え、排尿時に強い痛みがある場合は「尾骨神経痛」が考えられます。この場合、骨盤から恥骨にかけて傷みが出ます。原因として、骨粗そう症、リウマチ、膠原病、糖尿病、ガンなどが挙げられます。重篤な病気が隠れている可能性があるので、多角的診療が必要となります。
*腫瘍(ガン)*

お尻を打撲した記憶がないのにだんだん強い痛みが出てくる場合、腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱狭窄症に間違われやすいのですが、「腫瘍」が考えられます。腰痛に加えて、夜間に強い痛みがある場合「馬尾腫瘍」の可能性が高く、悪化すると歩行障害や排尿障害を引き起こします。

 

また、女性特有のガンである「子宮けいガン」や「卵巣ガン」、男性特有のガンである「前立腺がん」などでもお尻の骨に痛みが出ることがあります。尾てい骨にがんが転移していると、しびれや尾てい骨周辺の痛み、病的な骨折が多くなります。
*痩せすぎ*

痩せすぎているとお尻の脂肪が少なく、坐骨と椅子の間が圧迫され痛みが出ます。

 

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傷みを改善しよう

 

傷みの治療法は?

まず一番大切になるのが、「早期発見・早期対処」です。

 

痛いからといって、下手にストレッチをしたり、姿勢を変えたりすると症状を悪化させたり、発見が遅れることがあるので異常を感じたら早めに病院に行くことが重要です。また、それぞれの症状や原因になっている病気などによって対処法が異なるので、それぞれの症状に合わせた治療法を紹介します

*骨盤の歪みや筋肉の衰えによる仙骨滑液胞炎*

柔らかいソファーに深く座らない・座布団や薄いクッションを敷いた椅子に座る・体育座りを避け正座する、などの座り方の改善、腹筋、背筋を鍛えるトレーニングを行う、など。日常的に負担を減らすことで、炎症が治まり痛みが治まってきます。
*骨盤の歪み*

骨盤矯正、肩・背中・腰回りの筋肉を鍛える、血行を良くするため、入浴後のストレッチで股関節周りの筋肉の張りやこりを取る、など。体全体の癖は骨盤周りだけでなく、連動するすべての器官を見直す必要があります。一気に治そうとせず、背骨~腰回り~尻周りなどと徐々に鍛えて筋力アップさせることが大切です。
*妊娠・出産による坐骨神経痛*

出産の場合は時間の経過とともに痛みが和らぐので、安静にすることが大切です。また、出産で緩んだ尾骨筋や仙骨を支える梨状筋(りじょうきん)を骨盤ベルトなどでケアしてあげると、より早い改善が期待できます。もし、起き上がれないくらいの痛みがある場合は深呼吸をしながら、動かせる筋肉を徐々に動かし血行を良くすると痛みが和らぐ効果があります。
*尻もち・打撲・骨折*

打撲は整体に行っても効果はあまり期待できないため、安静が一番の治療になります。湿布で冷やすことで痛みが和らぐこともあります。骨折の場合、手術に至ることは少なく、腕などのように固定ができないため座り方の工夫や安静にすることで回復を待ちます。もし、レントゲンでは異常がなかったのに痛みが長引くときは、骨のズレによる神経や血管の圧迫、内出血などが考えられるので再検査が必要になります。
*腰椎椎間板ヘルニア・腰部脊柱狭窄症*

傷みの原因である腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱狭窄症を改善することが重要です。症状が軽ければコルセットや薬物療法にて治療し、ひどい場合は手術が必要になります。
*尾骨神経痛*

ストレスや不規則な生活、姿勢の悪さなどで、体に負担をかけ神経を圧迫している可能性があるので規則正しい生活や生活習慣の見直しが重要になります。ブロック注射療法や慢性的な痛みには消炎鎮静剤を併用します。
*腫瘍(ガン)*

馬尾腫瘍は良性の場合が多いので手術による摘出が可能です。ただ、大きくなると神経が傷んでいることが多く完治できなくなるので、早期発見・早期対処が重要です。

ガンが原因の場合は、ホルモン療法や鎮静剤の使用、放射線治療、痛みのある骨の組織を削り取る、などがありますが、こちらも早期発見が重要なポイントになります。
*痩せすぎ*

脂肪をつけろのではなく、太ももからおしりの筋肉を鍛えることで痛みが改善されます。キックバックという方法で大臀筋(だいでんきん)というお尻の筋肉を鍛えます。

 

予防法は?

関節や筋肉に負担がかかって尾てい骨から痛みが出てしまうので、日ごろから正しい姿勢を心掛けましょう。また、骨盤がゆがんでいると、姿勢が崩れ腰痛の原因にもなるので、骨盤矯正やストレッチなどを行うことで腰痛や骨盤の痛みの予防や改善につながります

 

激しい痛みがある場合は、重篤な疾患が隠れていることもあるので、異常を感じたら早めに受診し痛みの原因を治療することが、痛みを予防・改善する重要なポイントになります。

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