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ムヒアルファEXのステロイドは強い?【副作用と効果を分かりやすく解説】

<監修薬剤師 BlueP>
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ムヒアルファEXは、ハチや毛虫といった毒虫に刺されたときの治療薬です。ステロイド系に分類される第2類指定医薬品になり、薬局、ドラッグストアで購入できます。

 

夏場に多い虫刺されに最適な常備薬として広く知られています。今回はムヒアルファEXの特徴的な副作用や効果について、詳しく紹介します

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ムヒアルファEXの特徴

 

ムヒは大正15年(1931年)に虫刺され薬として発売された歴史あるロングセラー商品です。以後軟膏、クリームや液体などさまざまなバリエーションが増えてシリーズ化されています。名前の由来は比べる物がないという「無比」から来ています。

 

ムヒアルファEXは、池田模範堂が発売するムヒシリーズの中の一つで、虫刺されの他、かゆみ、湿疹、皮膚炎、かぶれなどに効果があります。

 

ベーシックなムヒSの成分に、プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステルという市販薬としては強めのステロイドと、液体ムヒアルファEXと同じ局所麻酔成分のクロタミトンがかゆみ止めして加わり、ムヒシリーズで最強といわれます

 

麻酔成分のクロタミトンで痒みや炎症が強い虫刺されでも、素早く確実に症状を抑えます。ダニやクラゲ、ムカデなど、強い炎症が出やすい虫刺されに適します。ベタつかないクリームタイプで第2類医薬品です。液体EXと並んでムヒシリーズでは最も高価です。

 

ムヒシリーズには多くのバリエーションがありますが、それぞれの特徴を簡単に説明します。

✅ ムヒS…古くからのベーシックタイプでステロイドは含みません。普通の虫さされ、湿疹、じんましん、あせもなどによる痒みを抑えます。

✅ 液体ムヒS2a…ムヒSにデキサメタゾン酢酸エステルというマイルドタイプのステロイドが入ります。

✅ ムヒアルファSⅡ…液体ムヒに局所麻酔薬クロタミトンが入り、ダニなどの強いかゆみを抑えます。

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ムヒアルファEXはこんな成分で出来ている!

 

プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル

ムヒアルファEXにだけ使われる看板的な成分です。ステロイド剤で、強さは5ランクの4番目、市販薬の中では中ランクの強さの抗炎症作用を持ちます。ダニや毛虫、クラゲやムカデなどによる強い炎症にも対応できます。

 

アンテドラッグ型ステロイドとよばれ、体表ではしっかり炎症をおさえますが、吸収されると変性して低活性物質になる、有効性と安全性の高いステロイド成分です。

 

ジフェンヒドラミン塩酸塩

抗ヒスタミン成分です。痒みの元になるヒスタミンの働きを抑えます。風邪薬や鼻炎薬にも含まれ、眠気を起こす作用があることから睡眠導入剤(ドリエルなど)にも使われます

 

イソプロピルメチルフェノール

強い殺菌作用があり、防カビ剤、殺菌剤、消毒薬、軟膏などに使われます。ムヒでは掻き傷などからの細菌感染を防ぐ目的で使われます

 

クロタミトン

元は疥癬治療薬ですが、かゆみ止め作用のほうが一般的になっています。オイラックスの商品名で知られます。

 

l-メントール、dl-カンフル

芳香のある冷感刺激成分で、清涼感、殺菌作用があり痛み止め、かゆみ止め、炎症の緩和の目的で使われています。かゆみ止めや湿布薬にはよく使われる成分です

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ムヒアルファEXの8つの効果

 

虫刺され

虫刺されで一番多いのは蚊によるものですが、これだと普通のかゆみ止めでも十分治まります。でもムカデやダニ、毛虫などの強い毒を持った毒虫では、強いかゆみや炎症がおこり、通常の虫刺され薬では力不足です。

 

効果の強いステロイド成分のPVA(プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル)と、素早く痒みを抑えるジフェンヒドラミン塩酸塩の二つの成分が、毒虫やクラゲの強いかゆみや炎症を抑え込みます

また、l -メントール、dl-カンフルの清涼感をもたらす成分が、かゆみや炎症の不快感を鎮めます。

 

皮膚の諸症状

虫刺され以外のかゆみや炎症を伴う皮膚症状にも、優れた効き目を現わします。かゆみ、しっしん、皮ふ炎、かぶれ、じんましん、あせもの各症状にも、素早く効果を発揮します

 

しもやけ

効能書には書かれていませんが、しもやけにも有効です。カンフルなどの血行改善薬としもやけの血管炎に対するステロイドの効果が期待できます

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ムヒアルファEXの副作用

ムヒアルファEXはやや強めのステロイド成分を含みます。作用・効果が高い分副作用の出方も強くなる傾向があります。

使用後に次のような症状が現れたときは、使うのをやめて、医師や薬剤師に相談してください。

✅ 虫刺され以外の皮膚に現れる症状

発疹、発赤、かゆみ、腫れ、かぶれ、乾燥感、刺激感、熱感、ヒリヒリ感

✅ 虫刺され部分にムヒアルファを使ったあとに現れる症状

ステロイドによる免疫低下で起こる細菌感染(みずむし・たむし等の白癬、にきび、化膿症状)、持続的な刺激感

注意して使う人

副作用ではありませんがムヒアルファEXを使うと症状が悪化することがあります。次のような人は使う前に医師に相談してください。

✅ 病気治療中の人

✅ アレルギー体質の人

✅ 薬物アレルギーを起こしたことがある人

✅ 患部が広い範囲の人

✅ 患部がただれている人

使ってはいけない部分・人

✅ とびひ、水ぼうそう、水虫、たむしの患部

✅ 化膿している部分

✅ 顔や首への2週間以上の連用

✅ デリケートゾーン

✅ 生後6か月未満の乳児

なお、ステロイドが含まれることから、妊娠中や子供への使用が心配されますが、通常の使用方法であれば問題ありません。キンカンやウナコーワなど他のかゆみ止めでも同様です。

 

まとめ

しるし   

ムヒにもたくさんの種類がありますね。夏はいろいろな毒虫とふれあう季節です。さわった覚えがないのにひどいかゆみが起こったりします。手持ちのかゆみ止めでは治まらない時には、ムヒアルファEXのお世話になりましょうか。

 

ちょっとお高いですが、かゆみが治まらず掻き続けて壊してしまうよりいいでしょう。強力な毒虫への備えとして、ステロイドの力が頼りになるムヒアルファEXを薬箱に追加しておきましょう

  当記事は医師、薬剤師などの専門家の監修を受けておりますが本サイトで提供する情報、文章等に関しては、主観的評価や時間経過による変化が含まれています。 そのため閲覧や情報収集は利用者ご自身の責任において行っていただくものとしその完全性、正確性、安全性等についていかなる保証も行いません。

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