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左下腹部のチクチクした痛み!【原因はこの危険な病気かも】

<監修医師 吉野 聖奈>
3下腹部の痛みというのはよく聞きますが、女性の場合は婦人科系の疾患では?と心配になりますよね。

 

男性の場合でも何か重大な問題があるのでしょうか。今回は下腹部痛の中でも左下腹部のチクチクした痛みについてご紹介します。

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左下腹部痛の種類

 

ひとくちに左下腹部痛と言ってもいろいろあります。

 

1. 痛みの発症の仕方

(1) 突発的な痛み

(2) じわじわ増す痛み

(3) 鈍痛

 

2. 痛み方

(1) チクチク

(2) ズキズキ

(3) しびれるような痛み

(4) ドーンとした痛み

(5) 下腹部を押すと痛い

(6) のたうち回るような激痛

(7) 間隔をあけて発作的に痛む

 

この中でもチクチクした痛みについて細かく見ていきます。

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左下腹部のチクチクした痛みの原因

 

左下腹部が痛む場合は下記の病気が原因かもしれません。

 

サルモネラ食中毒

サルモネラは牛、豚、鶏などの腸管内に生息しています。何らかの理由でこの菌に侵された食品を食べることにより発症します。

 

原因食品は主に鶏卵です。症状は下痢、嘔吐、発熱、腹痛で、潜伏期間は12~48時間です。衛生状態の良くない生卵など食べないようにしましょう。

 

S状結腸憩室炎・下行結腸憩室炎

大腸壁が飛び出してできる部分を憩室といいます。その部分に便が溜まり、細菌が繁殖することによって炎症を起こした状態を言います。

憩室は大腸のいろいろな場所にできますが、左下腹部が痛む場合はS状結腸か下行結腸の炎症です。

 

元々は欧米人に多い病気でしたが、食生活の欧米化に伴い、日本人の発症も多くなってきました。

症状は左下腹部痛、微熱、膨満感、下血、下痢、血便、押さえると痛みがある、便秘などです。

 

便秘気味の人や中高年に多く、発症者の1/4が再発するといわれています。予防法としては適度な運動、食物繊維や水分を多く摂るようにしましょう。

 

大腸がん

大腸がんはあまり症状が出ませんが進行してくると腹痛、腹部のしこり、貧血などの症状が現れます。左側の大腸がんの場合、血便、腹痛、便秘と下痢を繰り返すなどの症状が早くから現れます。

 

予防法はバランスの良い食事や運動習慣をつけて便秘を予防することです。

 

毎日1時間程度散歩などの軽い運動、週に1回は汗をかく程度の運動を行いましょう。特に座りっぱなしの人は意識して身体を動かすようにしてください。

 

左尿管結石

尿が通る通路(尿管)に石が詰まるのを尿管結石といいます。尿管は左右に二つあり、左側が痛い場合は左尿管結石かもしれません。

尿管結石は男性に多い病気です。突然、下腹部に激痛が起こり、顔面蒼白になり、脂汗、嘔吐などの症状が出ます。

 

痛みが広がっていくのが特徴で、症状は数時間で治まります。治療法は2つあり、水分をたくさん取って石を下げる方法と衝撃波により石を粉砕する方法があります。

 

このほか急性腸炎、慢性腸炎、潰瘍性大腸炎、過敏性腸症候群、O157、赤痢等や男性の場合は前立腺炎なども考えられます。

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女性は要注意!危険な病気の可能性あり

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女性の場合、子宮、卵巣などがあるため、上記の病気以外にも女性特有の病気の心配があります。

 

子宮内膜症

子宮内腔以外の場所に子宮内膜と似た組織が増殖する病気です。大人の女性の10~15%が発症しているといわれています。

症状は下腹部の痛みで子宮内膜症の90%の人が月経困難症の症状を訴えています。妊娠によって治る場合もあり、閉経後はエストロゲンが働かなくなるため病巣が小さくなります。

 

骨盤腹膜炎

骨盤にある腹膜に炎症がおこった状態を言います。多くは子宮関連の炎症から症状が進み、発症します。

 

また、性病(淋病、クラミジア)による感染も増えてきています。症状としては下腹部の持続的な痛み、悪寒、震え、発熱、嘔吐です。

慢性化すると癒着が起き、下痢、便秘、腹部膨満感などの症状が現れます。

 

子宮筋腫

エストロゲンの働きによって子宮内にできる良性の腫瘍です。30歳以上の女性の20~30%がかかっていると考えられます。

原因ははっきりしませんがステロイドホルモンに反応して成長するという説があります。閉経後は筋腫が縮小します。

 

症状としては月経時の出血が多くなったり、下腹部の膨満感、しこり、貧血などがあります。筋腫が原因で不妊症になったり、流産することもありますので注意が必要です。

 

このほかにも卵巣炎、卵管炎、子宮頸がん、卵巣がん、更年期障害なども考えられます。

【関連記事】
卵巣嚢腫の症状チェック【手術方法も分かりやすく解説】

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左下腹部のチクチクした痛み!受診するなら何科?

しるし   

上記のように病気は多種多様です。どのように痛いのか、痛み以外の症状などを考え併せて受診する科を選ばなければなりません。

 

ですから、痛みや症状についてなるべく正確に伝えることがとても重要です。内科、婦人科、泌尿器科のいずれかにかかることをお勧めします。

 

左下腹部の痛みについてご紹介しました。いろいろな病気が考えられますので違和感を感じたらなるべく早く病院へ行くようにしてください。

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