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消風散のコノ副作用に要注意!【3つの効果も徹底解説!】

<監修薬剤師 SKFC>
飲む

湿疹などの皮膚炎やアトピー性皮膚炎などに処方される『消風散(しょうふうさん)』“漢方薬=天然の生薬”だから安心!と思っても、多少の副作用を起こす場合もあるのです。

消風散にはどのような効果や副作用があるのかを解説していきます

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消風散の効果効能

 

消風散の語源は、東洋医学では“風(フウ)”というのは痒みを引き起こす要因とされており、身体の表面(皮膚)から侵す病因を表し、“風”による痒みを“消し去る”ことで皮膚病を治すという意味から『消風散』と呼ばれています。

 

消風散の効果が期待出来る症状

分泌物が多く、ジュクジュクして痒みが強い湿疹や蕁麻疹、水虫、アトピー性皮膚炎 など

 

特に有効な症状が、

✅ 体力が中等度以上

✅ 分泌物が多い(患部がジュクジュクしている)

✅ 痒みが強い

✅ 局所的に熱感がある

✅ 夏季に増悪する

✅ 口渇がある 

など。

 

消風散は湿潤性の皮疹や顔面の紅潮などの状態に使用され、乾燥している時は他の漢方薬(補中益気湯、十全大補湯、黄耆建中湯など)が選択肢になってきます。

アトピー性皮膚炎にも使用されることがありますが、消風散=アトピー性皮膚炎ではないので注意してください

 

消風散の効能

漢方薬は、製造している製薬会社によって効能の表記が下記のように表示されています。

✅ ツムラ : 分泌物が多く、かゆみの強い慢性の皮膚病(湿疹・蕁麻疹・水虫・あせも・皮膚そう痒症)

✅ コタロー : 長年治らない頑固な皮膚疾患で幹部が乾燥あるいは薄い分泌液があり、夏季又は温暖時に悪化しやすいもの(湿疹、蕁麻疹)

✅ オースギ、他 : 慢性湿疹(分泌物の多いもの)

 

特徴

消風散の適応証(体質)は、実~中間証(体力中ぐらい以上)、熱証(熱感・発赤)、湿証(湿潤)となります

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消風散の成分

 

13種類の成分

消風散は、13種類の生薬を配合させて作られています。

 

1.荊 芥 〔ケイガイ〕  ; 発汗作用、解熱作用、解毒作用

2.防 風 〔ボウフウ〕  ; 解熱作用、鎮痛作用

3.蒼 朮 〔ソウジュツ〕 ; 「水滞」の改善し、体内の水分代謝を正常にする

4.木 通 〔モクツウ〕  ; 利尿作用、抗炎症作用

5.石 膏 〔セッコウ〕  ; 止瀉作用、「熱」を冷ます作用

6.知 母 〔チモ〕    ; 鎮静作用、解熱作用、利尿作用、止瀉作用

7.苦 参 〔クジン〕   ; 発汗作用、発散作用

8.地 黄 〔ジオウ〕   ; 「血(ケツ)」の不足を補い、「腎」の働きを活性化

9.当 帰 〔トウキ〕   ; 「血(ケツ)」の不足を補い、巡りを良くする

10.牛蒡子 〔ゴボウシ〕  ; 去痰作用、排膿作用

11.胡 麻 〔ゴマ〕    ; 滋養強壮作用、皮膚の血行を改善し、皮膚を潤す

12.蝉 退 〔ゼンタイ〕  ; 解熱作用、鎮痙作用

13.甘 草 〔カンゾウ〕  ; 疼痛緩和作用、緊張を緩める

 

13種類の中で、

✅ 荊 芥・防 風  ⇒ 皮膚病の病因を発散させる

✅ 蒼 朮・木 通  ⇒ 湿潤を取る

✅ 石膏・知母・苦参 ⇒ 炎症がひく

✅ 地 黄・当 帰  ⇒ 血行を良くする

✅ 牛 蒡 子    ⇒ 排膿を助ける

これらの生薬が一緒に働くことで、かゆみを抑え、湿疹などの皮膚疾患の症状を改善させる作用があります

 

薬効試験では、抗ヒスタミン作用、浮腫の抑制、抗アレルギー作用が認められています。

※ 漢方薬が病院等で処方される場合は、煎じる必要のない乾燥エキス剤が一般的です。

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消風散の副作用

 

漢方薬は副作用が少ないことが長所と思われていますが、体力が弱っている状態で使用した場合は、下記のような症状が現れる場合があります。

 

主な副作用

✅ 胃部不快感、もたれ感

✅ 悪心(気持ちが悪い)

✅ 食欲不振、食欲低下

✅ 吐き気

✅ 軟便

✅ 下痢

✅ 発疹

✅ 発赤

✅ かゆみ

✅ 蕁麻疹

 

重い副作用

✅ だるい

✅ 血圧上昇

✅ むくみ

✅ 体重増加

✅ 手足のしびれ、痛み

✅ 筋肉のぴくつき、震え

✅ 力が入らない

✅ 低カリウム血症

✅ 偽アルドステロン症

飲み合わせ

芍薬甘草湯など、配合生薬の甘草を含む他の漢方薬と一緒に飲む時は、偽アルドステロン症 〔浮腫(むくみ)を生じたり、血圧が上がるなどの症状〕の副作用に注意が必要です

 

服用方法

漢方薬は、空腹時に服用するのが一般的で、食前又は食間に飲みます。お湯で溶かして飲むと良いですが、むかつくような時は水でも構いません。

もし、食欲がなくなったり、吐き出すような時は食後に服用してみてください。

 

※ 注 意

✅ 体力が弱っている「著しい虚証」の人は、慎重に用いる必要があります。

✅ 胃腸が弱く、食欲不振や吐き気、嘔吐や下痢など起こしやすい人は慎重に用いるようにします。

✅ 持病のある方は事前に医師に伝えましょう。

✅ 市販薬も含め服用中の薬があれば、医師に伝えましょう。

✅ アルドステロン症、ミオパシー(筋肉障害)、低カリウム血症の方は使用出来ません。

✅ 服用しても改善が見られない場合は、医師に相談しましょう。

  当記事は医師、薬剤師などの専門家の監修を受けておりますが本サイトで提供する情報、文章等に関しては、主観的評価や時間経過による変化が含まれています。 そのため閲覧や情報収集は利用者ご自身の責任において行っていただくものとしその完全性、正確性、安全性等についていかなる保証も行いません。

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