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潰瘍性大腸炎の食事はコレに注意して!簡単メニューを紹介!

<監修医師 吉野 聖奈>
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「潰瘍性大腸炎にかかったら食事は何に気を付ければいいの?」

「潰瘍性大腸炎の人でも食べられるメニューって何があるの?」

 

病気に対応した食事を用意するのはなかなか厄介です。しかし身体のことを労ることが最優先ですよね。

 

そこで今回は潰瘍性大腸炎の食事はなにをどのように用意すればいいのかご紹介します。

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潰瘍性大腸炎の原因

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下痢に代表される症状が出る潰瘍性大腸炎(かいようせいだいちょうえん)は、発症すると長く付き合わなければならない病気です。

下痢は徐々に集中力や体力を奪う嫌な症状ですよね。

 

厄介な病気ですが、何が原因で発症するのかはまだはっきりとしたメカニズムは解明されていません。

 

以前は細菌やウイルスに感染することが原因だと考えられていましたが、最近では一つの原因ではなく、

以下の理由が複合的に作用して発症するのではないかと考えられています。

 

✅ 遺伝

✅ 腸内細菌や普段口にする食べ物、化学物質

✅ 免疫が異常を起こす

 

また喫煙者の方が喫煙しない人よりも発症のリスクが高いとも言われています。

 

原因がハッキリまだ分かっていないので、潰瘍性大腸炎に即効性のある治療はまだ確立していないのが現状です。

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潰瘍性大腸炎の食事制限で注意すべきこと!

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潰瘍性大腸炎の治療法がまだきちんと確立されていないということは、症状を和らげるための処置しか現状では出来ません。

 

そのため食事に気を配ることが非常に重要になります。

まずは潰瘍性大腸炎を患った人の食事は何に注意すべきなのかご紹介します。

 

お医者さんの指導を守る

「病院での指導を守るのは当たり前でしょう」とお考えかも知れませんが、最も重要なポイントとなります。

 

潰瘍性大腸炎は完治が難しい病気ですが、常に症状が出るわけではありません。

症状が出たりおさまったりを繰り返します。

 

そのため、治療途中で「症状が出なくなったから大丈夫だろう」と自己判断で治療や食事制限をやめてしまい、症状が悪化するケースが多いのです。

 

そのため自己判断で治療をやめたりせずに、きちんとお医者さまの指導に従うことが重要となります。

 

もちろん、適切な指導の下で、症状が出ていない期間に食事制限をお休みすることは可能です。

 

常に食事に気を遣いすぎるのもストレスの元ですから、神経質になりすぎずに取り組むことも大切です。

 

避けるべき食材を意識する

「食べない方がいいもの」を知っておけば、食事制限中でも外食することは可能です。

何を食べない方がいいのか、以下に挙げたとおりです。

 

✅ 脂っこいもの

✅ 辛いもの

✅ 乳製品

→以上の三つは、消化に負担がかかる食材ですので避けましょう。

 

✅ ガスが出るもの

→特にさつまいもなど、ガスが発生しやすいものは避けましょう。腸管が膨らむと潰瘍が刺激されてしまいます。

 

✅ アルコール

✅ 炭酸飲料水

→以上の二つは腸管を刺激しやすい物質なので摂取は避けます。

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潰瘍性大腸炎の食事に効果的な食材

 

食事制限で注意すべき点をご紹介して参りましたが、

具体的にはどのような食事ならば潰瘍性大腸炎を発症した人でも食べて良いメニューになるのでしょうか。

 

基本的には「消化器官に負担をかけない食材」を利用し、「胃腸に負担をかけない」方法で調理された食事がベストです。

 

とっさに思い浮かべるのは病人食の代表とも言える「お粥」ですが、他にも摂取に適した食材がありますのでご紹介します。

 

葉酸

妊娠中の女性に摂取が奨励されている葉酸(ようさん)ですが、潰瘍性大腸炎患者にも積極的に摂ってもらいたい栄養素となります。

 

葉酸は細胞や核酸の形成に必要不可欠な栄養素であるため、赤ちゃんの発育のために摂取が奨励されています。

 

細胞を育成するということは、潰瘍性大腸炎を患い傷ついた大腸の粘膜も修復してくれるということです。

 

葉酸を含む食材としては、

✅ ほうれんそう

✅ レバー(牛、豚、鶏)

✅ ブロッコリー

✅ いちご

などがあります。

 

納豆をはじめ豆類も多くの葉酸を含みますが、胃腸の働きを活発化してしまうので避けた方が無難です。

 

EPA、DHAなどの不飽和脂肪酸

必須脂肪酸として最近国内外から注目されているEPAは脳に効くイメージですが、炎症を抑える効果もあります。

 

また下痢症状の改善にも効果があるため、積極的に摂りたい栄養素です。

 

以下のような食材に多く含まれています。

✅ 白身魚(カレイ、キンメダイ、真鯛、鮭など)

✅ ほたて、牡蠣

 

EPAが豊富な食材としてはナッツ類がよく取り上げられますが、ナッツ類は脂肪も多く含みます。

 

潰瘍性胃腸炎に脂肪は大敵なので、下痢症状が続いている間はなるべく避けましょう。

同じ理由で青魚も避けます。

 

プロポリス、霊芝、ビタミンE

プロポリス、霊芝(れいし)、ビタミンEはいずれも免疫力強化に効果のある栄養素です。

 

潰瘍性大腸炎の原因は様々なケースが予測されますが、消化器系の異常は免疫力の不足により引き起こされることが多いのです。

 

よって、症状の改善や予防のためにも免疫力強化に効果のあるこれらの栄養素を摂取することが需要です。

 

✅ 蜂やに(プロポリス)

✅ マンネンタケ(レイシ)

✅ かぼちゃ

✅ しそ

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潰瘍性大腸炎のおすすめ簡単メニュー

 

潰瘍性大腸炎への食事療法で、最も悩むのは「健康に良いとされる食材が潰瘍性大腸炎患者の身体にも良いとは限らない」という点です。

 

「健康に良い=胃腸の働きを活発化する」食材の場合、潰瘍性大腸炎の症状を悪化させてしまう恐れがあるからです。

 

「ほぼ食べられるものがない」とお悩みの方に、簡単にできておいしいメニューをご紹介しますので参考にどうぞ。

 

野菜のポタージュスープ

潰瘍性大腸炎患者に最もお勧めしたいのは、たっぷり野菜を摂りつつ満腹感も得られる野菜のスープです。

 

作り方は簡単、固形コンソメをパッケージの分量通りの水で溶き、野菜を加えるだけです。

 

ごぼうやさつまいもは食物繊維が豊富すぎて胃腸に負担をかけてしまうので使用できませんが、様々な種類の野菜を煮込んで作るスープは食べ応えがあります。

 

さらにおすすめしたいのは「野菜のポタージュ」です。

乳製品は潰瘍性大腸炎患者にはお勧めしない食材ですが、牛乳の代わりに豆乳を使えば問題ありません。

作り方は以下の通りです。

 

〈材料〉(二人分)

冷やご飯              大さじ1(とろみをつけるために。なくても大丈夫)

水          150cc

固形スープの素    1個

人参もしくはかぼちゃ、じゃがいも 100g

豆乳         150cc

塩          ひとつまみ

 

〈作り方〉

1 大さじ1のグレープシードオイル(分量外)で野菜を炒める

2 水と冷やご飯、固形スープの素を1に加える

3 野菜が柔らかくなるまで煮たら、フードプロセッサで全てを攪拌する

4 3を鍋に入れて温め、塩を加えて味を調える

5 豆乳を加え、沸騰する直前に火を止める

ポイントは最後に豆乳を加えることです。

あまり加熱しすぎないことで分離を防ぐことが出来ます。

 

舌触りを滑らかにしたい場合は、3のあとで一度漉しましょう。

野菜は単品で作っても美味しいですが、数種類組み合わせると味に深みが出てとても美味しくなります。

 

治部煮(じぶに)風スープ

脂肪分の多い肉類は消化しにくいため、潰瘍性大腸炎の場合あまり食べられません。

 

しかし「大好きなお肉を我慢するのはストレスしか感じない」という方もいらっしゃるかと思います。

そんな方にオススメの、がっつりお肉を食べられるメニューをご紹介します。

 

〈材料〉(二人分)

鶏むね肉(皮を取り除く) 100g

片栗粉         適量

きのこ(しいたけ、しめじ、えのきだけなど) 合わせて150g

昆布出汁        200cc

薄口醤油        大さじ1

日本酒         大さじ1

 

〈作り方〉

1 鶏胸肉に片栗粉をまぶす

2 鍋に湯を沸かし、1をゆですぐに引き上げ冷水に放つ

3 昆布出汁、きのこ、調味料を鍋に入れて温める

4 きのこに火が通ったら水気を切った2を加え、沸騰直前で火を止める

 

「ぱさぱさしていて美味しくない」といお思いの方も多いかと思いますが、鶏胸肉は火加減にさえ気を付ければジューシーに仕上がります。

 

一度湯通ししてから温めた汁に加えるとつるんとした食感を楽しめます。

鶏胸肉ではなくささみでも同様に作れますので、ぜひお楽しみ下さい。

【関連記事】
潰瘍性大腸炎の症状チェック!下痢が初期のサインです!

 

つらい潰瘍性大腸炎ですが、お医者さまの指示を守って付き合えば、痛みを和らげることが出来ます。

 

まずは食事療法に気をかけ、食べたいときに食べたいものを食べられるような身体作りを目指しましょう。

  当記事は医師、薬剤師などの専門家の監修を受けておりますが本サイトで提供する情報、文章等に関しては、主観的評価や時間経過による変化が含まれています。 そのため閲覧や情報収集は利用者ご自身の責任において行っていただくものとしその完全性、正確性、安全性等についていかなる保証も行いません。

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