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胃アトニーとは?【10の症状や治療法・薬についてのまとめ】

胃痛 

胃下垂が進行して発症する「胃アトニー」をご存知ですか?これは胃もたれや胃痛、食欲不振などの辛い症状を引き起こすものですが、すぐに命の危険がある病気ではありません。

 

そのため、放っておかれることも多く、その場合に症状の悪化や合併症などを招く危険性もあることを知っておいてください。今回は、そんな胃アトニーの症状や治療法・薬についてまとめていきます。

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胃アトニーとは?

 

胃下垂と胃アトニーは関連しています!

胃下垂とは胃無気力症のことで、胃が正常な位置よりも常に下がっており、胃のバリウム検査では骨盤よりも下がっている状態が確認できます。

胃下垂はお腹の脂肪不足や腹部圧迫力が低下している細身の女性に多いと言われていますが、胃下垂が進行し、胃壁の筋肉がたるむことで胃の機能低下がみられた状態胃アトニーと言います。

 

胃アトニーは虚弱体質など先天的な素因に、暴飲暴食や過労、不安、ストレスなどの生活習慣が引き金となって胃の機能が弱り発症することが多いです。

 

別名を機能性ディスペプシアと言います

胃アトニーは、別名を機能性ディスペプシア、もしくは機能性胃腸症と言います。タイプとして、「胃の拡張機能の低下」「胃の収縮機能の低下」「胃の知覚障害」の3つに分けられるそうで、ピロリ菌感染なども要因と考えられています。

 

胃下垂の人は肋骨の発達不良、ポッコリお腹の不良姿勢などの身体的特徴を持っている人が多く、適切に対処しないと胃下垂は進行し、やがて胃に何らかの機能障害を起こしてしまうのです。

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胃アトニーの症状

 

胃アトニーの10の主症状

胃アトニーの症状は、食後の胃もたれ、膨満感、げっぷ、消化不良による栄養不足、食欲不振などがあります。

また、食事以外でも胃痛やひきつり、みぞおち辺りの苦痛、下痢や便秘などが挙げられます。

 

3タイプのうち、「胃の拡張機能の低下」では膨満感、「胃の収縮機能の低下」では胃もたれ、「胃の知覚障害」では胃酸への過剰反応による痛みなどの症状に繋がります。

 

胃以外の意外な症状や病気も注意!

胃以外にも症状が現れることがあり、内臓の血行不良からくる冷え症、肩こりや頭痛、低血圧や、胃症状に起因するストレス、不眠、めまい、不定愁訴などがあります。

 

胃アトニーの人の胃は、機能低下している状態からさらに、消化できないものを一生懸命消化しようとするため、胃酸過多となり、胃炎や潰瘍ができやすい状態となっています。

炎症や潰瘍を繰り返すと胃がんを合併することもあるので要注意です。

 

がんなどを疑い検査する

胃アトニーの検査は、腹部X線検査、内視鏡検査、超音波検査、血液生化学検査、胃排出能検査、便潜血検査、心理テストなどがあり、自覚症状などから適切な検査が選択されます。

 

思い当たる節のない体重減少、吐いたものや便に血が混じる、黒い便が出るなどの症状がある場合は、潰瘍やがんが疑われます。

これらの異常がなく、検査でも胃潰瘍やポリープが見つからない場合には胃アトニーと診断される可能性があります。

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胃アトニーの治療法

 

食事療法

胃下垂は病気ではないという考え方から、胃に負担をかけない食事を心がける対処的な治療が必要です。

食事の時間を一定にし、1日3回食べる、消化の良いものを選んで食べる、よく噛んでゆっくり食べるなど規則正しい食生活によって胃アトニー症状は改善できます。

 

薬物療法

胃アトニーで処方される薬として、「消化管運動機能改善薬」「胃酸分泌抑制薬」「抗不安薬・抗うつ薬」「ピロリ菌への治療薬」などがあります。これらは、原因や症状によって処方されます。

 

生活指導とストレス解消

胃アトニーの原因として、過労やストレス、不規則な生活習慣などが挙げられます。そのため、規則正しい生活を送り、心身ともにストレスを改善するよう心がけることが重要です。

また、適度な運動も胃への負担を軽減したり、ストレス発散の効果があるためオススメします。

 

腹筋を鍛える

骨盤まで下がってしまった胃は、腹筋を鍛えることで簡単に完治するものではないそうです。ただ、食習慣を改善し、消化を助ける筋肉群を鍛えることが有効と診断された胃アトニーに関しては効果があるようです。

 

また、腹筋と言われる腹直筋や、インナーマッスルの腸腰筋などを鍛えることで、胃下垂の原因ともなる姿勢も矯正されます。ただ、間違った方法により胃下垂が悪化する場合があるようなので、専門家の指導のもと行いましょう。

 

姿勢を正す

猫背や背中を丸める姿勢の人は、胃が圧迫されて機能低下や胃下垂の原因にもなります。そのため、普段から背筋を伸ばして姿勢を正したり、整体によって背中や骨盤の歪みを修正してもらうことも効果的です。

 

ツボ

胃アトニーに効くというツボがあります。中脘は、みぞおちと臍のラインのちょうどまん中にあり、内臓機能全体に働くツボです。天枢は、臍から真横に指3本離れた位置に左右あり、消化器の調子を整えてくれます。

 

また、労宮というツボは手のひら中央の凹みにあり、食欲不振や吐き気など胃の不調を改善してくれます。内関は手首の付け根から指3本分離れた位置にある、手首中央のツボで、ストレスからくる不調に効果があるそうです。

食前や食後、空いた時間にリラックスしながら押してみると良いでしょう。

 

手術

胃下垂だけが理由では手術は行いませんが、胃潰瘍、胃がんの合併、胃アトニーの症状によっては胃下垂症手術が適応される場合があるようです。

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胃アトニーの薬について

 

内科・消化器科などで処方される薬

「消化管運動機能改善薬」は、胃の機能低下もしくは過剰による苦痛を和らげる目的で処方される薬で、胃アトニーに罹った人が最初に処方されることの多い薬です。

また「胃酸分泌抑制薬」は、痛みが強くでる場合に処方され、胃を刺激する胃酸の分泌を抑えてくれます。

その他、「抗不安薬・抗うつ薬」は胃アトニーの原因の一つであるストレスを和らげてくれる薬で、「ピロリ菌への治療薬」も対象の患者に処方されます。

 

漢方薬

胃アトニーは東洋医学の観点から、漢方薬で治療する方法も有効とされています。

胃の状態を整える生薬として、人参や茯苓、白朮、甘草などがあります。これらからつくられた漢方薬で有名なのは人参湯四君子湯があり、最近では六君子湯という薬が胃の排泄能の改善や食欲改善に効果があるとされています。

 

今回は、胃アトニーについてまとめました。

胃下垂は体質的な要因もあるため、その場合はなかなか防ぐことは難しいかもしれません。しかし、食生活や生活習慣、専門家による適切な治療によって胃下垂の進行を防ぎ、胃アトニーの症状を改善することは可能です。

 

胃の機能が低下してしまうと、栄養不足や倦怠感、寝不足などの不健康を招いてしまいます。体を労る生活を心がけ、健康に良いものをきちんと食べて、日々元気に過ごしましょう!!

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