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【凄い!】めかぶの12の効能!食べ過ぎても大丈夫?

<監修医師 まっちゃん>
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めかぶにはとても凄い健康・美容上の効能が12個もあります。低カロリーで栄養価が高いからたくさん食べても大丈夫でしょうか?今回はめかぶの特徴と注意点、もずくとの違いについて説明します。

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めかぶとは何?

 

めかぶとはわかめの根元部分のことです。胞子を作る等生殖にかかわる細胞が集まっている部位になります。

わかめは8世紀には食用とされるようになりましたがめかぶは捨てられることが多く、一般的に食されるようになるのは20世紀を過ぎてからのようです。

 

3~4月が旬になり、ヨウ素(ヨウド)、アルギン酸、フコイダン、フコキサンチン、葉酸、ビタミン、マグルシウム、カルシウム、EPA、鉄分、ナイアシンなどを豊富に含みます。生以外にも湯通しした物、乾燥させた物も販売されています。

 

納豆や、オクラ、山芋の擦りおろしなどネバネバ食材と合わせて食べると栄養価も高く食べやすいです。梅、岩海苔、キムチと合わせてもおいしいですし、天ぷら、めかぶ茶なども人気です。

アルギン酸は熱に弱いとされていますが生の状態から加熱しても栄養価が極端に変わらないのがありがたいですね。

アルギン酸についてくわしくはこちらを見て参考にして下さい。

【関連記事】
アルギン酸とはどんな成分?【7つの効果や含まれる食品を解説】

 

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めかぶの効能

 

免疫力向上

めかぶに含まれるフコイダンがリンパ球を活性化しアルギン酸が老廃物の排出を促すなど免疫力の増強に一役買います。

 

体臭・口臭改善効果

フコイダン、アルギン酸には、アンモニアを取り込んで身体の外へ排出し肝機能も高めます。これにより体臭・ワキガの原因物質が減ると同時に体内に吸収されるのを防ぎます

さらにアルギン酸には、唾液の分泌量を増やして口内細菌の繁殖を防ぎ、口臭の予防にも努めます。

気になるワキガについてはこちらを参考にして下さい。

【関連記事】
ワキガには自覚症状がない?チェックシートはこちら!

 

ガン抑制効果 

フコイダンには、ガン細胞に対してアポトーシス作用があります。アポトーシス作用とは、外部からの誘導により細胞自身が自殺する作用のことで通常の細胞にもみられる新陳代謝の機構です。

甲状腺ホルモンの主原料でもあるヨウ素には乳がんを抑える働きもあることが知られています。

 

生活習慣病

アルギン酸は食物繊維の一種で、胃腸であまり消化されずに体外へ排出されますが、このときコレステロールを吸着する働きがあります。これにより、コレステロールの吸収を阻害し、生活習慣病を予防します。

 

高血圧改善

さらにめかぶの中のアルギン酸には、カリウムと結合したアルギン酸カリウムが存在します。アルギン酸カリウムは胃酸によりカリウムとアルギン酸に別れたあと、腸内でカリウムがナトリウムと結合し体外へ排出します。

これにより過剰なナトリウムが抑えられると高血圧を予防することが出来ます。

 

胃粘膜の保護

フコイダンの働きにより、胃の炎症を抑え粘膜を保護することで胃潰瘍や逆流性食道炎の症状に対処します。さらに、ピロリ菌が胃壁に付着するのを防ぎ除去する作用もあります。

 

糖尿病予防 

フコイダンとアルギン酸は、糖質や脂質を吸着して腸管からの吸収を抑える働きがあります。これにより血糖値の上昇が緩やかになる(GI値が下がる)ため血糖値が高い人にもおすすめです。

 

痛風

フコイダンには、尿をアルカリ性に変えるために尿酸が尿に溶け出しやすく排出が容易になるので、尿酸値も下げる働きがあります。これにより痛風予防や対策にも有効です。

 

便秘改善

フコイダンとアルギン酸は水溶性食物繊維に含まれます。これらは腸の蠕動運動を促し、不要物を吸着するので便秘の解消を手伝ってくれます。

 

育毛

フコイダンにより、毛母細胞を活性化されると髪が丈夫になり発毛も促進されます。アルギン酸がキューティクルを補修しEPAが頭皮の血行を促進するので髪の質も高まります。脱毛や白髪の対策にもおすすめです。

 

美肌・ダイエット

ネバネバに含まれる、ビタミンB2やヒアルロン酸ムコ多糖体が肌の潤いを保ち肌荒れを防ぎます。便秘が解消し、コレステロールの吸収、血糖値の低下がダイエットにも効果的です。

 

抗アレルギー、抗ウイルス、抗酸化作用

フコイダンの作用は実に、多岐にわたります。アトピーや喘息、花粉症などのアレルギー疾患、活性酸素の除去、ウイルス・細菌に対する抵抗力などがあります。毎日食べるだけで健康になりそうですね。

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食べすぎ危険!2つの病気

 

下痢

めかぶの有効成分の一つでもある食物繊維は摂り過ぎると、お腹が緩くなることがあります。水溶性の食物繊維は過敏性腸症候群の人で便秘がちな人・下痢がちな人にも有効です。ただ摂り過ぎには注意しましょう。

 

甲状腺機能低下症

めかぶの摂り過ぎは、甲状腺ホルモンの主原料でもあるヨウ素を過剰に摂取することになります。

皮膚の乾燥やむくみ、寒がりになった、体重増加、無気力、疲労感などが出始めたら要注意です。人間が一日に最低限摂取するべきヨウ素は0.15mgです。これに対して、めかぶ1パック(50g)には0.195mg含まれています

 

 

つまり1日1パック食べれば最低限のヨウ素は確保できます。逆に平均的な日本人が1日に摂取してもいいヨウ素は3mgまでとされています。

これだけ見るとめかぶ15パック位まで大丈夫ということになりますが、ヨウ素は昆布やわかめ、ヒジキ、昆布だし添加の調味料、スポーツドリンクなどにも含まれていますので、それらの合計で考える必要があります。

 

 

妊娠中もヨウ素不足は赤ちゃんに悪影響がでますが、過剰摂取も問題です。妊娠中の摂取量の上限は2.2mgなので通常よりも少し少ない位が目安でしょうか。

甲状腺の異常についてくわしくはこちらを見て参考にして下さい。

【関連記事】
甲状腺の腫れの6つの原因【症状もチェックしてみて】

 

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ライバル?もずくとの違い

 

もずくとは

もずくは食用海藻の一種で、ホンダワ類などの海藻に付着して生息することから「藻付く」が名前の由来とされています。水雲・海雲とも書くようです。

一般的には食酢で和えるか塩辛にする食べ方が多いようです。低カロリー食品でフコイダンが豊富に含まれるところはめかぶと同じですね。

 

めかぶともずくの違い

もずくはは、ナガマツモ目モヅク科・ナガマツモ科に属する海藻、めかぶはわかめの根元部分でコンブ目チガイソ科の海藻ということになります。

もずくは、売られているのと同じ姿で海を漂っていますが、めかぶは収穫した後切り刻まれておなじみの姿になります。どちらも細くて長いイメージですがめかぶはもともとは板状の折れ重なった形状です。

 

もずくにも、ネバネバ成分がありフコイダン、アルギン酸、ビタミンC・Kなどが含まれヨウ素などミネラルも豊富にあります。ただ、僅差でめかぶの方がより有用な栄養素が多くおすすめです。

どちらも養殖産が主流ですが、収穫方法の違いからもずくの方が安価で、酢や塩につけて販売するところから賞味期限も長めです。どちらも冷凍すると2~3カ月は保存できます。

ビタミンCの効能についてくわしくはこちらを見て参考にして下さい。

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ビタミンCの多い飲み物はコレがおすすめ!【スゴい効能とは?】

 

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