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トラフル錠の効き目はある?【6つの副作用や飲み合わせも解説!】

<監修薬剤師 BlueP>
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ふとした時にあらわれる口内炎やのどの痛みなどの不快感、とても嫌ですよね。

口内炎やのどの痛みといえばトラフル錠というお薬の名前をよく耳にします。では実際に効き目はどうなのでしょうか?

今回はそんなトラフル錠の効能や副作用、気をつけたい飲み合わせの注意点などについて解説していきたいと思います。

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トラフル錠の効き目

 

トラフル錠の特徴

トラフル錠は抗炎症成分トラネキサム酸を配合しており、炎症を起こす原因物質に作用して痛み、腫れを鎮める内服タイプのお薬です

トラネキサム酸の他にも炎症を抑えるカンゾウ乾燥エキス、皮膚や粘膜の機能を正常に働かせるビタミンB2、ビタミンB 6とビタミンC などが配合されています。

 

錠剤のほかにもトラフルシリーズには軟膏や貼り薬、スプレーなどがあり好みによって選べるのも魅力的ですね。

口内炎のお薬でよく使われているケナログ軟膏と違いステロイドが含まれていないのも安心感があります。

 

トラフル錠の効能効果

口内炎、咽頭炎、扁桃炎(のどのはれ、のどの痛み)など炎症をともなう症状に高い効力があるとされています。

トラフル錠の臨床試験データによると口内炎・舌炎に対して85.7%(有効以上)の有効率を示しています。副作用の発症率も4.7%と軽度な物ものなので口内炎・のどの痛みなどに悩む人に適したお薬といえるでしょう

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トラフル錠の副作用

 

副作用

大きく分けて4つの部位に症状があらわれます。

皮膚(発疹・発赤・かゆみ)、消化器(吐き気・胸焼け・食欲不振・食欲増進・胃部不快感)、精神神経系(めまい)、泌尿器(頻尿)などの症状があらわれた場合は副作用の可能性がありますので直ちに服用を中断し専門医や薬剤師に相談しましょう

 

重篤な副作用

まれに、偽アルドステロン症やミオパチーといった重篤な副作用がおこります。手足のだるさや強張り、しびれ、ツッパリ感に加え脱力感や筋肉痛の症状が徐々強くなるような場合、直ちに医師の診察を受診しましょう

 

偽アルドステロン症

アルドステロンは副腎から分泌されるホルモン(副腎皮質ホルモン)のことで、体内に塩分と水分をためてカリウムの排出を促す作用を持っています。

 

このホルモンが過剰に分泌され、むくみや高血圧、カリウム喪失を起こすことをアルドステロン症といいます。偽アルドステロン症はアルドステロンの量が増えていないのにも関わらずアルドステロン症の症状を示す病気です。

 

主な原因は甘草やグリチルリチンを含む医薬品の副作用だといわれています

 

この成分は漢方薬や風邪薬、胃腸薬、肝臓の病気に使われる薬に含まれています。初期症状は血圧が上がる、手足の力が抜ける、力が弱くなる状態に続いて身体のだるさ、筋肉痛、手足のしびれやむくみ、頭痛、こむら返り、動機、のどの渇き、吐き気や嘔吐などの症状があらわれます。

 

悪化すると低カリウム症になり意識不明、赤褐色の尿が出る、多尿になる、インスリン分泌不全による糖尿病悪化など症状より、さらに重篤になるとミオパチーを発症します。

女性の発症が多く、年齢は50代~80代の高齢者に発症しやすいといわれています。

 

ミオパチー

筋肉病のことで筋の力がない、痩せてくるなどの症状に神経が障害されていない場合ミオパチーと診断されます。

あらゆる筋疾患を含みますが、代表的な症状は筋力低下による歩行困難です。踵をつけて歩くことが出来ずつま先歩きになるのが特徴的な症状です。

 

原因は内分泌性(臓器の異常)や筋炎遺伝性(遺伝による筋肉構成の異常)、代謝性(糖尿・脂質代謝異常)、重症筋無力症(自己免疫疾患の一種)、先天性(10万人に1人の割合)とされています。

 

服用前に要相談

下記の項目に当てはまる人は医師または薬剤師に相談が必要です。

✅ 高齢者の方

✅ 妊婦または妊娠している可能性のある人

✅ むくみのある人

✅ 腎臓病、高血圧、心臓病、血栓症を起こす恐れもしくは血栓がある(心筋梗塞・血栓性静脈炎・脳血栓など)と診断された人

✅ 医師または歯科医師の治療を受けている人

✅ お薬を服用したことなどでアレルギー症状を起こしたことがある人

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トラフル錠の注意すべき飲み合わせ

 

甘草・主成分がグリチルリチンの薬

甘草は漢方の約7割に配合されています。生薬の一種で主成分であるグリチルリチンは腸内細菌によりグリチルリチン酸となり強い抗炎症作用を発揮します。

 

過剰摂取により副作用としてむくみや血圧の上昇、偽アルドステロン症、ミオパチー(筋疾患)等が起こる危険性がありますので服用しない様にしましょう

 

トラネキサム酸

トラフル錠と成分が被る為、トラネキサム酸が含まれる薬も服用しない様にしましょう

風邪薬や鼻炎用内服薬、鎮咳去痰薬、解熱鎮痛剤などによく含まれている為注意が必要です。上記の薬との併用によって、現在の症状が悪化したり副作用が起こりやすくなります。

  当記事は医師、薬剤師などの専門家の監修を受けておりますが本サイトで提供する情報、文章等に関しては、主観的評価や時間経過による変化が含まれています。 そのため閲覧や情報収集は利用者ご自身の責任において行っていただくものとしその完全性、正確性、安全性等についていかなる保証も行いません。

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