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アケビ油の作り方ガイド【体に良い5つの効果に感激!】

<監修医師  WASHIO>
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アケビとは昔から果実は子供のおやつとして、蔓は籠を編んで工芸品として身近に親しまれてきた植物です。

現在では家のフェンスなどに絡ませて育てているところもあります。果実の皮はほろ苦く、種を含む「胎座」は甘みを持っています。

 

東北地方では新芽が山菜として、果皮は肉詰めにして調理されています。あまり見かけなくなったアケビですが、昔はその果実で「アケビ油」が作られ高級品として流通ていたそうです。

今では流通していない「アケビ油」の効果とその作り方を見ていきましょう。

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アケビ油の歴史

 

アケビは全草が薬草としての効能をもっています。生薬として漢方薬に使用されていて、利尿作用・抗炎症作用があることが日本薬局方に収載されています。

 

秋田地方で江戸時代から明治時代にアケビの種子を原料としてアケビ油が採られ、高値で取引されていました。アケビは実の中に種が多すぎて食べにくいことから、搾って油を取る材料にしていたということです。

 

最高級とされていたアケビ油を1リットル採るためには乾燥した種が約10㎏も必要という貴重さで採油に手間がかかることも影響し、菜種や大豆などの食用油の大量消費が始まる昭和初期あたりには姿を消してしまいました。

 

コストはかかるものの、アケビ油は胡麻油の3~5倍もする価格で取引されていたとの記録もあります。

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アケビ油の効果

 

今から13年前に秋田県旧西木村で復活させることができたアケビ油ですが、市販すらされていないため知らない人の方が多い食用油です。アケビ油にはどのような効果があるのでしょうか。

 

体脂肪がつきにくい

アケビ油の主成分はアセチル基含有の1,2ジアシルグリセロ-アセテート(DAGA)という物質です。

通常の食用油はトリアシルグリセロールが主成分になっています。DAGAは食物繊維のような消化吸収率の低さをもち、摂取すると体脂肪がつきにくくなるという効果があります。

 

アケビ油を与えられたマウスは通常の脂を摂取したものと比べると、体脂肪が付きにくく太りにくいという結果が出ています。マウスでの研究データで実証されているということは、人体でも十分な実績ということです。

 

肥満症の予防

アケビ油の主成分は脂質消化酵素リパーゼの影響を受けにくいのです。

通常の食用油はグリセロールに脂肪酸が3分子結合しています。アケビ油の性質自体はこれとは全く違った特性がるため、脂肪がつきにくく肥満症の予防に効果的です。

 

生活習慣病予防

食の欧米化で脂質の過剰摂取から生活習慣病が増えています。

必須脂肪酸の「リノール酸」の摂りすぎにも生活習慣病の原因があると言われています。食用油と言えば大豆や菜種が原料で、その食用油のリノール酸含有量は50%にも上っています。

 

トクホの食用油はそれを酵素分解することで食後の中性脂肪上昇を抑えて体脂肪を付きにくくしています。

対してアケビ油はオレイン酸が42%、リノール酸は30%と、他の食用油よりも2割も低い値となっていることから生活習慣病の予防にも効果があると証明されています。

 

さらに、αリノレン酸を多く含有しているシソ油などと併用するとより効果的に予防対策ができます。

 

ダイエットにも

食物繊維のような消化吸収率の低さを持つアケビ油の特徴は、通常の食用油よりも脂肪酸が一つ少ないという点です。他の食用油には見られない構造で、体内に脂肪として吸収されにくく体重や脂肪の増加を抑制する効果もあります。

 

ということは、ダイエットサポートに最適な油ということなのです。実際アケビ油を与えたマウスの体重は、他のマウスと比較して14%も少なかったそうです。

 

酸化に強いアケビ油

アケビ油は他の食用油と比べると高不飽和脂肪酸の割合が小さいということが分かっています。揚げ物をするのにも食用油は常に必要ですが、一度使用してすぐに捨ててしまうのはちょっともったいないと思うものです。

 

繰り返し使うと酸化が心配で、結局は少量だったら捨ててしまわなければならなくなります。こんな時には酸化に強いアケビ油の出番です。劣化しにくい性質なので、繰り返し揚げ物の調理に使うことができて経済的だとも言えますね。

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アケビ油の作り方

 

ダイエットや生活習慣病の予防に効果があるなら手に入れたい!と思った方が多いでしょう。そんなアケビ油はどのようにして製造されるのでしょうか。

 

原料はアケビの種

果実には甘みがあり、果物のようにして食されることもある秋の味覚アケビ。そのなかで「邪魔な存在」である種がアケビ油の原料なのです。種があまりにも多すぎるので食べることすら面倒だという話も耳にします。

 

焙煎

採れたばかりのアケビの種は水分をたっぷり含んでいます。このままでは水分が多すぎるので焙煎作業が必要です。コーヒーのようにローストすることで水分を蒸発させることで油もより搾りやすくなります

 

何よりゴマ油などと同じで、焙煎によってアケビ油の香ばしい香りが増すと同時に殻を割りやすくなります。

 

蒸す

昔ながらの手作りのアケビ油は石臼などで殻を砕きます。砕いた種をさらに蒸すことでアケビ油が搾りやすくなります。焙煎して殻を砕いた後に蒸すことで、油の出方が格段に良くなります。

 

搾る

アケビ油をはじめゴマ油などの殻のあるものは、少々の力では絞ることができないため圧搾機を使って製造します。圧力をかけて搾りつぶすということですね。蒸したアケビの種が冷めないうちに圧搾機で搾ることでようやくアケビ油が作られるのです。

 

搾られたアケビ油から不純物を取り除くためにろ過して熟成させます。江戸時代からこんなに手のかかるレシピで作られていたならば最高級品として取り扱われて当然ですね。健康効果も高いアケビ油の復活に期待が高まります。

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