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エビアレルギーの症状チェック【7つの原因も確認してみよう】

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食品のアレルギーは日常の生活に支障をきたすだけでなく、時には命にかかわる事態にも発展する危険性があります。

エビアレルギーは食品アレルギーの中でも比較的良く見られるものです。

 

また、エビアレルギーであるといっても、エビばかりでなく、そのほかの甲殻類が発症原因になることも良くあります。

今回は、エビアレルギーの症状やその原因について解説していきます。

 

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エビアレルギーとは

 

エビアレルギーの症状について触れる前に、まずはアレルギーとは何なのかを見て行きましょう。

 

生き物の体には、有害なウイルスや細菌を排除するための免疫システムが備わっています。

この免疫システムが、通常は害のない物に対して過敏に反応することで体に異変が生じるのがアレルギーです。

 

アレルギーを引き起こす物質は「アレルゲン」と呼ばれており、食べ物のたんぱく質から金属に至るまで、人によってさまざまです。

 

食物アレルギーの中で、原因として最も多いのが小麦、卵、牛乳です。

この他にも食物アレルギーの原因となる食物には、そばやピーナッツ、果物、豆類など幅広くあり、エビも主要なアレルギー原の一つです。

現代では日本の成人の1.5%がエビアレルギーを有しているとされています。

 

エビアレルギーになる原因は当然ながらエビですが、同時にカニアレルギーを持っていることも良くあります。

また、ロブスターのようなザリガニ類、タラバガニのようなヤドカリ類、オキアミ、シャコなど、他の甲殻類のアレルギーを持っていることもあります。

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エビアレルギーの症状チェック

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エビアレルギーの症状が現れるまでの時間

エビアレルギーを含む食物アレルギーは、原因物質が体に取り込まれてから症状が出るまでの時間が、早くて1分、遅くとも数時間以内と、非常には早い点が特徴です。

 

このことから、食品アレルギーは「即時型」に分類されています。

 

食べるだけでなく、殻に手が触れただけでも異常が生じる人や、食べてから運動をしたときに強い症状が発生するケースもあります。

 

皮膚症状

皮膚に現れる症状は、食物アレルギーの症状でもっとも多いものです。

代表的な物は蕁麻疹で、いたるところに現れます。

 

また、かゆみや湿疹、顔が紅潮するなどの症状も良く発生します。食物アレルギーを持つ患者さんの約9割にみられます。

 

呼吸器症状

皮膚症状の次に多いのが呼吸器に現れる症状です。

軽症ならばくしゃみや咳が収まらない程度で済みますが、喘息のように息がゼーゼー、あるいはヒューヒューと、非常に苦しくげになり、喘息のような呼吸困難を起こすこともあります。

 

粘膜症状

粘膜に出る症状で、口の中やまぶた、唇の腫れなどの症状が出ます。

また外見的にはわかりませんが、のどの粘膜も腫れてくる可能性があります。

 

この場合、喉のかゆみや違和感が出てくるほか、気道がせばまり、しわがれた咳が出たり、声が枯れたり出なくなったりします。

窒息する可能性もあり、迅速な対応が求められます。

 

消化器症状

ヒスタミンは内臓の筋肉を収縮させるために、胃や腸にも影響が出ます。具体的な症状は、胃痛などの腹痛や、吐き気、嘔吐、下痢などです。

程度は様々ですが、腹痛の場合は差し込むような痛みがあるのが特徴です。

【関連記事】
ヒスタミンとは?食中毒やアレルギー症状の原因だった!?

 

アナフィラキシー

アナフィラキシーとは、上記のような複数の症状が急激に全身に現れる症状です。

複数の状態が複合されているため、非常に多様な症状が現れます。

 

顕著なのが蕁麻疹や皮膚が赤くなる症状で、同時に呼吸困難や咳などの症状が複合して現れたときは、アナフィラキシーと判断されます。

 

特に危険なのは、アナフィラキシーショックと呼ばれるショック症状です。

ショックは衝撃を受けたことではなく、血圧の低下によって血液が循環する量が減り、生命の危機に陥った状態のことです。

 

こうなると意識を喪失したり、最悪の場合は心停止で死に至ったりすることがあります。

粘膜症状による呼吸困難の危険性もあるので、すぐに救急車を呼びましょう。

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エビアレルギーになる原因

 

なぜアレルギーになってしまうのか

実のところ、免疫学の世界ではアレルギーが発症する原因はまだつかめていません。

 

一部には赤ちゃんの頃の環境が清潔すぎるとアレルギーが発症しやすくなるとされていますが、それがどのようにかかわっているのかということまではわかっていません。

アレルギー発症因子を親世代の誰かが持っていた場合、子供に因子が遺伝する可能性は存在します。

 

少なくとも、体のシステムそのものがエビを受け付けない状態にあるのは確かなので、好き嫌いであったり、慣れたら治ったりするはありえません。

【関連記事】
大丈夫?化学物質過敏症の症状や治療法について解説!

 

エビアレルギーの原因物質

エビアレルギーの原因はエビやカニの筋肉に含まれるトロポミオシンというアミノ酸です。

 

シャコやオキアミ、ロブスターといった他の甲殻類の他、以下やタコにも少量が含まれています。

それらの中でも、エビは最もアレルゲンとなりやすい食材です。

 

トロポミオシンは高温での加熱によってアレルゲン性が低減するので、エビアレルギーを持っている人でも、かっぱえびせんのようなお菓子では反応しないこともあります。

また、ゆでるとゆで汁の中に溶け出すので、お湯を新しくしながらゆでると量が減っていきます。

 

ただし、量が減るといってもなくなるわけではないので、アレルギーが起きる危険性は十分にあります。

 

エビ以外の原因

エビアレルギーだけど蟹は大丈夫?と考えることもあるかもしれませんが、エビアレルギーを有している人の内65%がカニアレルギーを有しています。

ちなみに伊勢海老は立派なエビの仲間なので、エビアレルギーを持つ人が食べたら、大抵は症状が出ます。

 

食べることがあり得る甲殻類の種類は、エビやカニ以外に、ロブスター(ザリガニ)、タラバガニ(ヤドカリ)、シャコ、オキアミなど、4種類程度があげられます。

また、イカやタコ、貝類などの軟体動物にも含まれているので、これらへのアレルギーを持っている人は、甲殻類アレルギーを疑う必要があります。

 

口にされるものばかりだけでなく、ゴキブリやダニなどの節足動物もトロポミオシンを有しているので、エビアレルギーが重度の人は、生活環境にも気を付ける必要があります。

 

検査は何科?

アレルギーの検査は病院のアレルギー科で受けることが出来ます。

検査は血液検査で、いくつかの主要なアレルゲンの中で当てはまる物がないかどうかを調べる仕組みです。費用は追加されますが、食品の種類を増やしてもらうことも出来ます。

 

エビやカニは主要検査品目の中に入っているので、特に注文をしなくても検査してもらえます。

保険も効くので、心当たりがあった場合は受けてみるようにしましょう。

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エビアレルギーの対処法

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予防が第一

エビアレルギーを持っている場合、エビが入っている物を食べないことが何より重要です。

近年ではエビを含んでいる食品はアレルギーの表示がされているので、それらを見て判断しましょう。

 

仮にアレルギーの症状がそれほどひどくなくとも、いつ重症化するかは誰にもわかりません。

エビやカニを食べて蕁麻疹が出たりのどがかゆくなったりした経験がある人は、エビを含む食べ物をなるべく避けるようにしましょう。

 

年齢を重ねて大丈夫になったり、我慢して克服できたりすることはないので、しっかりと自衛をしなくては行けません。

 

軽度の場合

万が一食べてしまって、少し蕁麻疹が出たりかゆくなったりした場合は、抗アレルギー薬を使うことで症状が和らぎます。

抗アレルギー薬はアレルギーを引き起こすヒスタミンの影響を和らげる薬で、虫刺されや花粉症の薬と同じ原理です。

 

市販薬でも抗ヒスタミン剤やかゆみを抑えるステロイドは販売されているので、かゆみ止めがいる程度ならば、それらを使うのもよいでしょう。

 

しかし、これらの薬できるのは出てくる症状を抑える対症療法でしかありません。

アレルギーは体質の問題なので、いくら薬を使っても克服できるものではないので、最初から食べないのにこしたことはありません。

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重度の場合

一番危険なのがアナフィラキシーショックに陥ったときです。

いきなり意識障害を起こしてぐったりしたり、のどや呼吸器に強い症状が現れたりしたときは、この場合はすぐに救急車を呼びましょう。

 

この際、応急処置として「エピペン」などのアドレナリン自己注射薬を使えば、救急車が来るまで症状の悪化を食い止められるようになります。

 

お医者さんから処方をもらえば購入できるので、過去にアナフィラキシーを起こしたことがある人や、家に常備していたり、携帯したりするようにしましょう。

 

アナフィラキシーを起こした場合は自分で注射することが出来ないことも多いので、身近にいる人に助けてもらわなくてはなりません。

日ごろからエピペンの使い方を知らせておき、緊急時の対応について話し合っておきましょう。

 

周りにエピペンを携帯している人がいたら、いざという時には助けてあげられるように、アナフィラキシーとエピペンについての知識を持っておくことが大切です。

エピペンは副作用も小さいので、迷ったらその時点で注射をするようにしましょう。

 

治療法

アレルギーを持っている方の悩みは、どうすれば治る?克服するにはどうすれはいい?ということでしょう。

 

小麦や卵などの食物アレルギーは年齢とともに改善されることがあるのに対し、エビなどの甲殻類アレルギーは小学生や大人になってから発症して、なかなか治らないことが良くあります。

中には、大人になってから突然アレルギーになる人もいるぐらいです。

 

医師の厳重な管理の下で原因物質を数ミリグラムずつ使って慣れさせる治療法もありますが、必ず成功するとは限りませんし、緊急時の対処が可能な病院でしか行われません。

成功するにしても、体に害をもたらす物質を取り続けるのはつらいものですし、時間もかかります。

 

エビアレルギーを持っている人は、アレルギー科の主治医を見つけて、日常の注意から緊急時の対応、今後の治療について十分に話し合っておきましょう。

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