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リンパ腫に良性はあるの?【悪性との違いはこれです】

 

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陽性リンパ腫という言葉を聴いたことがあると思います。

例えば癌(がん)には良性腫瘍と悪性腫瘍があるように、リンパ腫にも良性リンパ腫と悪性リンパ腫があるのでしょうか?

 

また、陽性と陰性の違いは何を基準にしているのか?今回はそんな疑問に答えていきたいと思います。

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良性リンパ腫と悪性リンパ腫の違い

 

悪性リンパ腫とはどういう状態を指すのでしょうか。

その前に、まずリンパについて簡単に説明しますと、リンパとは全身を巡る管状の器官で、中にリンパ液が流れます。

 

リンパ液の主成分は血液の一部である血漿とリンパ球という免疫細胞です

リンパ液が集まりやすい部位にはリンパ節というリンパ液を浄化する機能を持った器官があります。

 

このリンパ液・リンパ節で免疫機能を働かせて、身体に侵入してきた外的と戦う機能を作っています。日々の健康を守る機能の一つです。

 

悪性リンパ腫とは血液のガンのことで、リンパ系の組織から発達してしまった悪性腫瘍のことを指します。

悪性腫瘍とは、細胞が自分勝手に増殖してしまうもののなかで、周り細胞に浸潤してしまうものを言います。

 

ですから悪性のリンパ腫は、発生するとリンパ系組織が勝手に大きくなっていくものととらえることができます。

皮膚の下にしこりができるのはそのためなんですね。

 

ではリンパ腫に陽性はあるのでしょうか?医師の見解によっては無いという見方もあります。

ただ、一般に良性リンパ腫と呼ばれるものは偽リンパ腫という病気を言っていることが多いようです。

 

偽リンパ腫とは、リンパ球が増殖・浸潤しているのに、身体には悪影響が出ていないものを指します。

 

悪性リンパ腫の症状

まず悪性リンパ腫ができると身体にどのような症状が出るのか確認します。

 

<全身倦怠感>

疲れが取れにくい、いつもだるさを感じる状態

 

<体重減少>

特に何もしていないのに体重がみるみる減っていく、目安としては半年以内に体重の5%ま たは5キロ以上

 

<貧血>

ふらふらしたり立ちくらみが増えた

 

<発熱>

36~38度、微熱がおさまらない

 

<寝汗が酷い>

通常では考えられないような寝汗が続く

 

<しこりと腫れ>

皮膚の下にしこり・腫れがある

 

しこりと著しい体重減少以外は日常的な症状とも言えるので、なかなか判断の難しいです。

 

さらに、しこりは弾性があり、痛みがでないことが多いのでなかなか深刻な症状と思われにくい事、

体重減少も普段からダイエットなど心がけている人であればさらにわかりにくい事などから、風邪や貧血と思い検査を進めるうちに発覚するというようなこともあります。

 

また、しこりや腫れのできる位置はリンパ節のあるところになります。

具体的には、首、脇の下、鎖骨の下(デコルテ)、股の付け根、脚のくるぶしの上、耳の後ろなどです。

 

良性リンパ腫の症状

続いて、良性リンパ腫の症状はおもにリンパ節の炎症状態が続きます。そして、免疫機能が低下する恐れがあり感染症の心配があります。このときリンパ節が腫れます。

 

この腫れた状態を触って良性か悪性かを判別するのは当然難しく、感染症による発熱・腫れが起こることを考えても自分で症状を判断することはかなり無理があると思って間違いありません。

 

他の癌との違い

悪性リンパ腫は血液のがんと言われていることは前述しました。しかし、胃がんや肺がんなどと同じでしょうか?

性質上、細胞が身体のコントロールを離れて増殖してしまうものを腫瘍といいます。

 

この腫瘍のなかで他の細胞を浸潤してまで増殖する、つまり関係ない細胞もがん細胞に変えて増え続けるものを悪性腫瘍と呼びます。これが、がんです。

 

そのなかでも上皮組織を中心に増殖するものを癌としています。

ですから、胃や気管支の上皮組織に発生している悪性腫瘍を胃癌、肺癌と表現する事はありますが、悪性腫瘍は血液の癌とは言いません。

 

医学用語では、平仮名表記と漢字表記でこのような使い分けをしています。つまり悪性リンパ腫は胃がんや肺がんとは少し違う分類ということになります。

 

悪性リンパ腫は進行度によって、一つリンパ節にあるものが複数の場所にまたがるようになり、最終的には他の臓器にも転移します。

 

痛み

症状の項でも出てきました、悪性リンパ腫におけるリンパ節のしこりや腫れは、基本的に痛みがありません。

 

逆に、偽リンパ腫をはじめその他のリンパ節の腫れは触ると痛みがあります。炎症を起こしているからですね。

ところが、悪性リンパ腫でも急激に大きくなった場合に痛みが出ることがあるという報告があります。

 

ですから、くれぐれも自己判断で満足せず、専門家の意見を聞きましょう。

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良性リンパ腫の種類

 

良性リンパ腫(偽リンパ腫)にも、悪性リンパ腫と同様、T細胞性偽リンパ腫B細胞性偽リンパ腫にわけることができます。

 

偽リンパ腫に多い皮膚偽リンパ腫の場合には、T細胞性の場合は薬剤や接触皮膚炎、自己免疫などが原因となります。

B細胞性は

・虫刺されやワクチン接種、

・ピアス穴を空けた場所

・タトゥーを入れた場所

など、外傷によるとされますが原因がはっきりしないこともあります。

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良性リンパ腫の治療法

しるし   

前述のT細胞性皮膚偽リンパ腫の治療には、ステロイド塗布や局射が一般的で、放射腺照射を行なうこともあります。

 

B細胞性皮膚偽リンパ腫の治療はステロイド内服・外湯のほか免疫製剤や抗生物質をもちいることもあります。

 

病院は何科を受診すればいいの?

悪性リンパ腫の場合は治療は血液内科、偽リンパ腫の時は経過観察の場合もありますし内科・血液内科での治療が一般的でしょう。

検査を行ないまずはしこりや腫れがリンパ腫なのか悪性かどうかを診断してもらいたいですよね。

 

悪性リンパ腫の疑いがあるときは、血液検査の数値は参考にしつつもCT検査や骨髄検査により判断します。血液内科が近くにあれば血液内科がいいでしょう。

 

もし難しい場合は腫れの酷い部位に関係する科を受診するのもおすすめです。

耳の後ろや首筋にしこりがあるなら耳鼻咽喉科、鼠蹊部(足の付け根)は産婦人科などでも診てもらう方法もあります。

 

手術や切除の必要性

良性のリンパ腫も悪性リンパ腫も基本的に手術や切除はしません。

薬物や放射線によってがん化した細胞の増殖を抑えて消滅させる治療を行ないます。

 

ただし、悪性リンパ腫の場合には、病変した組織を確認するためにリンパ節を切除・摘出することはあります。

 

治療期間はどれぐらい

悪性リンパ腫の場合は継続的な治療が必要になります「完治」ではなく「寛解」をめざすとされます。

根本的な治療が完了した状態ではなく、病状が問題ない程度に落ち着いたという事です。

 

再発の可能性のある中で、寛解した状態が5年間続くと完治とみなされます。

原因もはっきりしておらず、遺伝によるともウイルス感染がきっかけになるとも言われています。

 

対して、良性のリンパ腫の場合には数カ月でなくなる事もあり投薬によっても消滅しますが、症状が軽いときは何の治療もしなくて治る事さえあります。

 

ですから、もし疑わしいしこりや腫れがあるときは早めに専門機関へ受診して原因をはっきりさせることをお勧めします。

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