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十味敗毒湯の5つの効果に驚き!【稀にでる怖い副作用にも注意】

<監修薬剤師 SKFC>
だるい

十味敗毒湯というお薬を知っていますか?漢方薬の一つですが、ニキビやアトピー性皮膚炎など、様々な皮膚症状に効果が期待できるお薬なんです。

 

市販薬としてドラックストアで購入できるのも嬉しいですよね。今回は、そんな十味敗毒湯の効果と副作用について解説します。

西洋薬とは異なり、多くの生薬を配合してつくられた十味敗毒湯は、効き方や飲み方も違うんです。その特徴成分についても詳しく解説します。

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十味敗毒湯の5つの効果

 

皮膚炎に効く漢方薬

十味敗毒湯は、江戸時代に世界で初めて乳癌の麻酔手術を行ったことで知られる華岡青洲が創った漢方薬です。皮膚の赤み、かゆみを発散し、湿疹や腫れ、化膿などの炎症を抑える働きがあるとされています

 

漢方薬を扱う医師からの処方で手に入りますが、処方箋がなくても市販で購入することができます。

 

ニキビ体質

十味敗毒湯は、炎症を起こし化膿した患部に有効とされており、ポツポツと赤みのあるニキビ、しこりのような大きなニキビ、膿の溜まったニキビに対して数週間から1ヶ月でほぼ改善する効果があります。

 

その上、継続して服用するうちに、新たなニキビができにくい体質へと改善してくれます。なかなか治らない大人ニキビも十味敗毒湯を飲み続けることで改善された例があるようです。

 

かゆみを伴う蕁麻疹

じんましんは、皮膚に虫さされのような赤い点ができ、次第にミミズ腫れのように膨らんで広範囲に出現します。そして堪え難いかゆみを伴います。

 

特定の食品や、薬疹と言われる薬にアレルギー反応を示すことによって起こるもの、皮膚の圧迫や摩擦、温度差、日光などの外部刺激によって引き起こされるもの、ストレスや汗、ばい菌の侵入が原因になることもあります。

 

蕁麻疹は数十分から数時間で治まることが多く、原因を取り除くことや抗ヒスタミン薬の投与、患部を冷やし、身体を休めることで改善が促進されます。

十味敗毒湯は、1ヶ月以上続く慢性蕁麻疹に早い段階で服用すると有効とされています

 

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎はアレルギー性疾患の一つで、改善と悪化を繰り返すうちに皮膚のバリア機能が失われていくという特徴があります。

その治療薬であるフマル酸クレマスチンと同等の効果が十味敗毒湯にはあるとされており、副作用が比較的少ないという利点があります。

 

また、アトピー性皮膚炎の人によく見られる酒さ様皮膚炎は、長期的なステロイド使用によって引き起こされる皮膚炎です。これにも十味敗毒湯は有効とされています。

 

アトピーの改善には、十味敗毒湯の服用と併せて、過敏になっている肌の乾燥を防ぐための保湿、原因物質の特定と食習慣の変更などの対策が重要です

 

様々な発疹〜湿疹や紅斑

発疹は多種多様で、毛細血管が拡張して皮膚が発赤する紅斑や、水疱やかゆみを伴うもの等があります。数日から一週間以上続く赤いブツブツ、水膨れ、悪化すると膿を持つ皮膚疾患を湿疹と言います。

 

ばい菌やウイルス、体内にあった菌の毒素の活発化が原因のものを中毒疹と言い、水痘、汗疹、麻疹、風疹、伝染性紅斑、しょうこう熱、しいたけ皮膚炎、環状紅斑などが挙げられます。

 

十味敗毒湯の効果は、赤みに対して非常に効果を発揮しますが、湿疹の場合は他の治療と併用しながら経過を見ていくことが多いです

 

ステロイド外用薬や保湿剤の塗布の他、患部を清潔に保ち、刺激を少なくすることで徐々に改善していきます。また、脂漏性湿疹や膿疱性乾癬、乳腺炎などにも有効と言われています。

 

化膿を繰り返す水虫

皮膚の赤みや腫れに効くとされる十味敗毒湯は、じゅくじゅくした化膿を繰り返す水虫にも効果が期待できます。水虫は早い段階で適切に治療すれば1ヶ月程度で治ることもあります。

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十味敗毒湯の構成生薬はコレ

 

天然由来の10種類の生薬!

十味敗毒湯の十味とは10種類の生薬が配合されていることを意味し、敗毒とは皮膚に溜まっている毒素を排出すること、湯は生姜を煮込んだスープのことだそうです。

 

この10種類というのは、荊芥、防風、川芎、毒活、柴胡、桔梗、甘草、樸樕茯苓、生姜で、これらを組み合わせることにより、化膿やかゆみなどの皮膚症状に有効とされています

 

皮膚症状に有効な成分と効果がたくさん!

✅ 荊芥(けいがい)は、シソ科のケイガイアリタケソウの全草で、解熱作用、鎮痒作用、抗菌作用があります。

✅ 防風(ぼうふう)は、セリ科の多年草ボウフウの根で、解熱作用があります。

✅ 川芎(せんきゅう)は、セリ科のセンキュウの根茎で、身体のバランスを整え、鎮静作用、鎮痛作用、血行促進作用、強壮作用などがあります。また、頭痛やのぼせ、貧血、月経異常などの婦人病にも効果があります。

✅ 毒活(どっかつ)は、ウコギ科の根茎で、発汗作用、鎮痛作用、解毒作用、抗潰瘍作用、鎮静作用、血管収縮作用があります。

✅ 柴胡(さいこ)は、セリ科のミシマサイコの根で、解熱作用、身体のめぐりを良くします。

✅ 桔梗(ききょう)は、キキョウ科キキョウの根で、鎮咳作用、去痰作用、排膿作用があります。

✅ 甘草(かんぞう)は、マメ科カンゾウの根や根茎で、疼痛緩和、リラックス作用があります。

✅ 樸樕(ぼくそく)は、ブナ科クヌギの樹皮で、解毒作用や鎮咳作用があります。また、循環障害や化膿、うっ血などの皮膚状態を改善します。

✅ 茯苓(ぶくりょう)は、サルノコシカケ科マツホドの菌核で、利尿作用、胃健作用があります。

✅ 生姜(しょうきょう)は、ショウガ科ショウガの根茎で、身体を温め、消化機能を整える作用があります。

 

桜皮の含まれるものはニキビに効果大!

十味敗毒湯の中には、樸樕の代わりに桜皮という生薬を配合している薬もあります。

 

桜皮は、バラ科ヤマザクラの樹皮で、抗炎症作用、解毒作用や排膿作用があります。また、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌を促進する効果が強く、これはニキビの原因の一つとなる男性ホルモンを抑制してくれます。

 

つまり、桜皮を含む十味敗毒湯の方がニキビには効果があるようです。また、男性ホルモンの抑制という観点から、薄毛にも効果があるとも言われています

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十味敗毒湯の効果が発揮されやすい体質

 

体力が人並みにある人

漢方薬は、その人の見た目や体力によって処方するお薬が異なります。実証は体力があり、筋肉質もしくは固太りの人に多く、肌にツヤがあり、栄養状態、消化機能も良好な人のことを言います。

 

一方、虚証は体力がなく、痩せ型もしくは水太りの人に多く、栄養状態や消化機能の不良な人のことを言います。この体質が処方の基準とされ、薬の効き方が異なるとされています

 

そして、実証と虚証の中間の特徴を持ち、バランスの取れた状態の人を中間証と言いますが、十味敗毒湯が最も効果を発揮する体質は、体力は人並みにある中間証です。

 

吹き出物が出やすい人

十味敗毒湯は、吹き出物は出やすく、化膿しやすい人に合っているお薬です。これは、実証もしくは中間証の体質の特徴です

皮膚の血行を良くし、炎症を抑える働きが期待でき、皮膚の腫れや化膿性疾患に有効とされているようです。また、飲み続けることで、皮膚の赤みやかゆみが出やすい体質を改善してくれます。

 

弱っている人は要注意!

身体がひどく弱っている人、胃腸が弱い人など著しい虚証の人には、この十味敗毒湯は向きません。もし服用すると、皮膚の症状が悪化する可能性があるので気をつけましょう。

 

漢方は飲み方に注意!

十味敗毒湯は、漢方薬です。西洋薬では食後に飲むのが一般的ですが、漢方薬は食前や食事と食事の間(食後2時間後くらい)に飲みます

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十味敗毒湯の10の副作用

 

10の副作用

副作用は少ないものの、人によっては軽度に現れる場合があります。

眠気、ふらつき、かゆみ、発疹、蕁麻疹、食欲不振、胃部不快感、悪心、腹痛、下痢などの症状です。これらの副作用が出た場合は、医師または薬剤師に相談し、使用を止めることをオススメします。

 

まれに重い4つの副作用

まれに重い副作用が出る場合があります。

1つは、咳を伴い、息切れや呼吸困難、発熱などの症状が起きる間質性肺炎です。また、黄疸、倦怠感、脱力感、発熱、食欲不振などの症状がみられる肝機能障害も注意が必要です。

 

この他、瞼の重さやむくみ、手のこわばり、尿量減少などがみられる偽アルドステロン症や、手足のしびれや痙攣・脱力を症状とするミオパチーを発症する恐れもあります。

当てはまる症状が出た際には、直ちに使用を中止して、医師または薬剤師に相談しましょう

 

まとめ

しるし   

今回は、十味敗毒湯の効果や副作用についてまとめました。ニキビやアトピー性皮膚炎、蕁麻疹など、私たちの身近な皮膚疾患に効果を発揮してくれる漢方薬は、副作用も少なくて安心ですよね。

 

普段、飲み慣れている西洋薬とは飲み方や効き方が違うことが分かったと思います。体質によって向き不向きがあるというのも驚きですよね。

 

医師によっては、西洋薬と漢方薬を組み合わせて処方したり、段階的にお薬を変えていく場合がありますので、服用の際には医師や薬剤師に相談するのがオススメですね。

 

市販でも購入できる十味敗毒湯。長年の皮膚症状に悩む人、西洋薬で悪化してしまった人などは試してみてはいかがでしょうか。体質改善できるかもしれませんよ。

  当記事は医師、薬剤師などの専門家の監修を受けておりますが本サイトで提供する情報、文章等に関しては、主観的評価や時間経過による変化が含まれています。 そのため閲覧や情報収集は利用者ご自身の責任において行っていただくものとしその完全性、正確性、安全性等についていかなる保証も行いません。

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