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腎盂腎炎の治療法と期間について【9つの原因も確認しておこう】

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腎盂腎炎は様々な原因により、腎臓からの尿が集まる場所である腎盂や、腎臓そのものに細菌が感染して炎症を起こします。

症状は、発熱・悪寒・震え・脇腹や背中や腰の痛み・吐き気・嘔吐・排尿痛・残尿感・頻尿・白濁尿等の尿の異常等が現れます。ひどくなると慢性腎盂腎炎や敗血症になる恐れもある病気です。

今回は腎盂腎炎の原因、そして治療法や期間について詳しく解説いたします

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腎盂腎炎の原因

 

腎盂腎炎は一般的に男性よりも女性の方が発症しやすい病気です。女性は男性よりも尿道が短く、また尿道口が膣や肛門に近い為に感染しやすいのです。

それではまず腎盂腎炎の原因を詳しく解説していきます。

 

細菌感染

私達の身の回りには多くの細菌が存在しています。体のどこかで細菌により炎症を起こすと、炎症を起こした臓器が感染源となり、細菌が血液で運ばれてきます。

 

そして腎盂腎炎や様々な病気を引き起こします。特に高齢者や未熟児、手術後等、免疫力の低下が考えられる人や、悪性腫瘍や糖尿病、膠原病等、元々病気を持っている方は敗血症を引き起こす可能性が高くなります。

敗血症は低体温や腎不全、呼吸不全、命への危険性もありますので、要注意です。

 

尿路上行性感染

上行性感染とは膀胱炎から進行して起こる感染で、腎盂腎炎の感染経路として最も多いものです。膀胱と腎臓は尿管で繋がっています。

 

膀胱で繁殖した細菌が尿管を上行して腎盂に入り、腎盂腎炎を引き起こす事があります。膀胱炎の場合、細菌が外尿道口から入り、膀胱の中で細菌が増殖します。その細菌が腎盂へと侵入して感染してしまうのです。

 

膀胱炎と腎盂腎炎は大きな関係性があります。症状として排尿痛や頻尿、下腹部の不快感が現れますので、早めに対処をする事が重要です。

膀胱炎を放っておくと、腎盂腎炎を引き起こしてしまいますので注意しましょう。

 

血行性感染

血行性感染とは、他の臓器に感染源があり、そこから細菌が血液によって腎臓まで運ばれてきて感染を起こすものです

 

リンパ行性感染

リンパ行性感染とは、リンパ管を通って細菌が運ばれてきて腎臓に感染するものです。風邪等により、体の免疫力が低下している時に起こりやすいです

 

病気

主な原因としては上記に述べました細菌感染による腎盂腎炎が多いです

ただ、他にも前立腺肥大症や尿路結石等のように尿の流れが悪くなる病気や、がんや代謝性疾患である糖尿病等のように免疫が低下する病気を合併している場合には、腎盂腎炎になりやすくなります。

 

免疫力の低下

ストレスや自律神経が乱れていると、体の免疫力が低下します。

免疫は、体に害のある細菌やウイルスが侵入したときに、体に悪影響を与えないように闘う力を持ちます。免疫力が低下していると、細菌に感染しやすくなるのです

 

抵抗力の低下

抵抗力が低下すると感染症にかかりやすくなりますが、この抵抗力の低下は高齢者だけの問題ではありません。若い人でも生活習慣の乱れや過労、食生活の乱れ等でも抵抗力は低下するのです。

 

抵抗力が低下していくと、免疫力も低下していき、腎盂腎炎等の感染症へのリスクが高くなります。また病気を持っている方は抵抗力が落ちやすくなっていますので、気を付けましょう

 

器質的疾患

元々尿路(腎盂・尿管・尿道)の形態に異常がある場合を器質的疾患といいます。尿路の中に尿の流れを悪くする尿流通過障害がある場合があります。

 

この原因として、尿路の狭窄、膀胱尿管逆流、膀胱の機能異常等があげられます。また水腎症という尿が尿管の閉塞により、腎臓に停滞して腫れてしまう病気もあります。

 

このような器質的疾患がある場合には原因となる疾患の治療も行わなければなりません。そのまま放っておくと、腎盂腎炎を繰り返す可能性が高くなるのです

 

清潔さ

女性の陰部は、細菌の温床になりやすい為に膀胱炎等を引き起こしやすいといえます。生理やおりもので細菌が付着しやすいので、常に清潔を心掛けるようにしましょう

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腎盂腎炎の治療法

 

まず治療を始める前に尿検査や採血等を行います。尿検査で尿に含まれる細菌や、白血球や血尿、たんぱくが出ているかどうか等を調べます。

 

細菌を培養する事で、細菌の種類を特定し、抗生物質等の薬剤の選択に役立てます。では続いて腎盂腎炎の治療法について解説いたします。

 

抗生物質・水分補給

腎盂腎炎は細菌感染による炎症の為、内服薬による治療が中心です。症状や原因となっている細菌への抗生物質・抗菌薬を使い治療を行います。しっかりと水分補給をして、自宅で安静に過ごせば症状は軽快します。

 

ただし、症状が良くなっても完全にしっかりと治さなければ再発を繰り返します。処方された薬を自己判断でやめずにきちんと最後まで飲んでください。

そして再度病院に行って、治ったかどうか検査をするようにしましょう。

 

入院・点滴治療

症状が重い場合には入院して、抗生剤の点滴と水分補給の点滴を行います。特に高熱の場合や炎症の数値がひどい場合、吐き気や嘔吐がある場合、脱水症を起こしている場合等、状態を見て入院を決めます。

 

3~5日程度の治療で解熱し、再度検査を行い、抗生物質等の内服薬による治療へと移行します

 

尿の通過障害の治療

腎盂腎炎を引き起こしやすくなる原因がある場合には、原因に対する治療を行わなければなりません。尿管結石等で尿管が閉塞し、腎臓に尿が停滞して腫れてしまう病気を水腎症といいます。

 

このような状態を放置すると腎機能の低下、敗血症を引き起こします。また尿道や尿管等、器質的な構造上の問題の場合も治療をしなければなりません。

尿の通過障害はきちんとした治療を受けて、しっかりと治すようにしましょう

 

腎盂腎炎の治療期間

腎盂腎炎の治療期間に関してですが、症状が軽い場合には自宅療養も可能で、7~14日程度、抗生物質等の服薬を続ければ症状が軽快します。

 

ただ症状が重い場合には入院治療、点滴治療が必要になりますので、その場合には治療期間も長引いてしまいます。

また急性腎盂腎炎をしっかりと治療しなかった場合や、急性腎盂腎炎を繰り返した場合に、慢性腎盂腎炎へと移行してしまう事があります

 

急性腎盂腎炎は放置すると腎機能の低下、全身に細菌が巡り敗血症を引き起こしたり、腎不全等、命に関わる危険性のある病気です。慢性腎盂腎炎もはっきりとしない症状が続いたり、急激に悪化して、急性腎盂腎炎のような高熱や腰の痛み等が現れます。

 

そして進行すると、血圧上昇や腎機能低下、尿毒症や腎不全等を引き起こします。急性腎盂腎炎も慢性腎盂腎炎もどちらもきちんと治療をしなければ命に関わる病気です。

 

そして男性よりも女性がかかりやすい病気ではありますが、女性だけではなく誰しもがかかる可能性のある病気である事も覚えておきましょう。

少しでも異常を感じた場合には、ひどくなる前にすぐ病院に行くようにしましょう。

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