イチジク浣腸の3つの効果!【正しい使用方法を解説!】
<監修薬剤師 BlueP>
今の世の中、便秘に頭を悩まされている方は多いと思います。悩みをかかえている方は男性ではなく、多くは女性の方に多いといわれています。
便秘になると便が出なくて我慢し、女性では肌が荒れたり、様々なことが起きてきます。また、ぽっこり腹やストレスで眠れないというようなことも起きています。それはすべて便秘が原因なのかもしれません。
今日はそんな便秘に悩まされている方に、オススメの「イチジク浣腸」を紹介したいと思います。
みなさんが便秘に悩まされずに、気持ちよい朝を迎えられるように、便秘改善・解消に繋がるためにイチジク浣腸の特徴と正しい使い方などを紹介していきたいと思います。
世紀を越えるイチジク浣腸
イチジク浣腸とは大正14年にイチジク製薬株式会社が製品を開発いたしました。商品開発から現在で約90年以上も経過しております。
当時、便秘が原因の子供の発熱が流行しており、そんな子供たちの辛い痛みを早く解消してあげたいという気持ちから子供用の浣腸が開発されたのが由来といわれています。
開発されてからしばらくは医療機関でしか手に入らなかったものが、現在では第2類医薬品として家庭用浣腸器としてドラッグストアで手に入り、便秘の時に必要なワンアイテム・常備薬として広く知られています。
イチジク浣腸の3つの特徴
イチジク浣腸がどのようにして開発されたか分かりましたね。そんなイチジク浣腸の特徴を大きく3つに分けて紹介していきたいと思います。
即効で効果が出る
イチジク浣腸とは他の便秘薬と比べて、薬の効果がでるのが早いです。他の便秘薬とは飲む用(内服薬)の便秘薬のことです。その即効性は比べ物になりません。おしりから薬の液を入れてから10分以内で効果が現れてきます。
長い時間を掛けて体質改善を行い便秘を解消する方法についてはこちらを参考にして下さい。
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便を出すタイミングを選べる
イチジク浣腸は、便を出タイミングを自由に選ぶことが出来る、いわゆる便を出すタイミングをコントロールできるのです。
例えば、便秘がつらい場面になったときに、すぐにでも便を出したい時に、イチジク浣腸を行うことで便を出すことが出来るのです。イチジク浣腸とは、便を出したいときに出せる、簡単で使いやすい便秘の薬なのです。
老若男女に使用できる
開発当時は子供用として開発されましたが、現在では赤ちゃんからお年寄りまで使用できるようになっています。飲む用の便秘薬がなかなか喉を通らない、苦手な小さなお子さんから、年配の方まで浣腸は老若男女の幅広い年齢層に使用できるのです。
イチジク浣腸はシリーズ化しているので、それぞれの年齢層に合わせた商品を選ぶことが可能です。
ただし痔などが原因で浣腸の使用が難しい場合もあります。
痔についてはこちらを見て参考にして下さい。
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イチジク浣腸の正しい使い方
では実際にイチジク浣腸の使い方を紹介していきたいと思います。年齢や状況によっても使い方が異なるのでそれを分かりやすく紹介していきたいと思います。
通常の使い方
イチジク浣腸のノズルを持って、容器のキャップをねじってください。そのまま静かにキャップを抜いてください。液が入っている部分をもってキャップを外すと液が出る可能性があるので注意してください。また、先端部に傷が無いか確かめてください。
そのままイチジク浣腸のノズルの先端をゆっくりと肛門へ挿入していき、液をゆっくり入れてください。
赤ちゃんへの使い方
赤ちゃんへの使い方としては、イチジク浣腸を約40℃くらいのお湯に入れて体温に近い温度まであげてあげましょう。そして1歳未満の場合は、おむつを変える姿勢の状態で液を入れてあげましょう。1歳未満の場合の液の量は半分です。
1歳以上の場合は横向きでしてあげましょう。1歳以上の場合は1本で大丈夫です。どちらも液を入れ終えたら大きく呼吸をはくようにしましょう。
イチジク浣腸にも副作用がある?!
イチジク浣腸は便秘の人には便利は商品なのですが、使用をするときの注意点もあります。また、考えられる副作用も紹介していきます。
使用上の注意点
イチジク浣腸を使用する初心者の方は、まずは規定の量より少しの使用量で試してみましょう。イチジク浣腸には量があるので、始めは少ない量のを購入しましょう。
入れる前には少し温めて使用するのがオススメです。
イチジク浣腸の副作用
イチジク浣腸は即効性があるので、副作用もあるのではと思ってしまいますが、安全性は高い医薬品です。起こりうる副作用としては、吐き気や腹痛があります。また、嘔吐や立ちくらみもあります。
副作用が全くないわけではないので気をつけましょう。
しかし全く副作用がないというわけではなく、場合によっては吐き気や腹痛に襲われることがあります。副作用が全くないわけではないので、ある程度の痛みは覚悟しておきましょう。ちなみに私が昔使用したときはほんの少し痛い程度でした。
浣腸以外で腹痛や軟便の症状が出た場合はこちらを参考にして下さい。
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使用していて違和感を感じたりした場合には使用を中止してください。
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