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ディレグラ配合錠の2つの副作用【飲み合わせも注意しよう】

<監修薬剤師 藤沢 淳司>
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ディレグラ配合錠は抗ヒスタミン剤であるアレグラ、交感神経を刺激するプソイドエフェドリンの2つの薬剤を合わせた薬です。

 

ディレグラ配合錠の効果を簡単に伝えさせていただくと、アレルギーの原因となっている化学伝達物質ヒスタミンがヒシタミン受容体と結合するのを防いでくれます。

また、他の化学伝達物質が細胞から放出されるのも防いでくれるので、鼻の粘膜の腫れや、目の充血などを改善してくれる作用があると言われています。

 

今日はそんなディレグラ配合錠の効果や副作用を詳しく紹介してくたいと思います。また、気をつけなければいけない薬の飲み合わせも紹介していきます。

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ディレグラ配合錠の効能

では、実際にディレグラ配合錠の効果を見ていきたいと思います。

 

今までの効能

最初にお話ししましたが、ディレグラ配合錠はアレグラとプソイドエフェドリンの2つの薬が合わさった薬といいました。アレグラの作用は化学伝達物質の放出を防いでくれる働きがあります。

 

もう1つのプソイドエフェドリンは交感神経刺激作用によって鼻の粘膜を刺激することで、毛細血管が収縮することで鼻の腫れを抑えてくれるのです。

 

アレグラの作用だけでは、くしゃみや鼻水をとめるのには有効でしたが、鼻がつまる症状には効果が弱いとされていました。

アレグラについてくわしくはこちらを参考にして下さい。

【関連記事】
アレグラ60の副作用はコレ!危険な飲み合わせに要注意!

 

これからの効果、アレルギー性鼻炎に効く

アレグラだけでなくプソイドエフェドリンによって、鼻づまりに効果を発揮するようになり、ディレグラ配合錠ではくしゃみ、鼻水、鼻ずまりの症状を抑制してくれます。

アレグラが入っていますが、効果があるのはアレルギー性鼻炎のみとなっています。

 

アレグラの効果がある皮膚疾患などには効果がありませんので注意をしてください。

 

ディレグラ配合錠は錠剤となっており、12歳以上の方に適応されます

プソイドエフェドリンが体の中でゆっくり放出されるように作られているので、砕いて飲む等は出来ませんので飲むときには注意してください。

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ディレグラ配合錠の副作用

ディレグラ配合錠の効果が緻密に計算されて作られたということは分かりましたが、やはり薬ですので、効果の裏にある副作用に注意が必要です。

どんな副作用が考えられるか紹介していきたいと思います。

 

考えられる副作用

ディレグラ配合錠の中のアレグラは眠気が少ない薬であると言えます。プソイドエフェドリンも眠くなる可能性は少ないと言われているため、眠気が出る副作用はないことが分かります。

 

しかし、プソイドエフェドリンは交感神経を刺激すると言われているため、前立腺や膀胱平滑筋に作用し尿が出にくくなる副作用があると考えます。

 

よく起こる副作用(0.1〜5%未満)としては、頭痛や疲労、口渇、発疹があります。

 

その他にも重度の高血圧や狭心症や心筋梗塞などの症状がもともとある方は禁忌となってくるので注意してください。また、血管が収縮することによって、血圧上昇、心筋収縮に負担がかかる可能性があるので血圧の変化には注意してください。

 

重い副作用

あまり重篤な副作用は報告されていませんが、いくつか考えられるものがあります。

 

重い副作用としては、ショック、アナフィラキシー、痙攣、肝機能障害、黄疸、無顆粒球症、白血球減少などの症状です。

 

体がだるい、熱が出る、筋肉のぴくつき、ふるえ、意識低下などの症状が出た場合は医療機関を受診するようにしてください。

 

肝機能の低下についてはこちらを見て参考にして下さい。

【関連記事】
肝機能低下で起こる4つの症状【その原因や改善方法を徹底解説!】

 

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ディレグラ配合錠の飲み合わせの注意

 

ディレグラ配合錠の効果や副作用を解説しましたが、どの薬と一緒に飲んでもよいか悩むことも多いと思います。飲み合わせに注意が必要な点について紹介していきます。

 

 

アレグラに含まれている成分

アレグラに含まれている成分にフェキソフェナジン塩酸塩は、ディレグラ配合錠にも含まれているため、アレグラを併用するのは注意してください。

 

他にもアレグラで併用することが注意されている水酸化アルミニウム・水酸化マグネシウム含有製剤はディレグラ配合錠でも併用は注意してください。

フェキソフェナジンの作用を弱めてしまう可能性があります。

 

フェキソフェナジン塩酸塩錠についてはこちらを参考にして下さい。

【関連記事】
フェキソフェナジン塩酸塩錠60mgの4つの副作用に注意しよう!

 

交感神経に影響する薬

交感神経に影響する薬を併用することで、それぞれの薬の効果が増減する可能性があります。

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