Sponsored Link

二枚爪の治し方はコレ!【原因を知って予防しよう!】

<監修医師  WASHIO>
手

また、爪は身体のバロメーターでもあります。意外な病気が隠れていることもあります。

今回は二枚爪の原因や治し方を解説していきます。爪のケアをすることはお肌のケアにもつながりますから一石二鳥といえるのではないでしょうか。

ケアをしても改善が見られない時は早めに手を打ちましょう。

スポンサーリンク
 

二枚爪とは

 

二枚爪は、正確には爪甲層状分裂症と呼びます。爪は、3層構造から出来ていて、表面からトッププレート(背爪)ミドルプレート(中爪アンダープレート(腹爪)です。

 

この3層のうち、一番表面のトッププレートだけが分裂して剥がれた状態が二枚爪というわけです。

似たような名前に二重爪がありますが、こちらはもともとの爪の一部が皮膚から剥がれたのが原因で下から別の爪が生えて二重になる状態です。

 

二枚爪の原因

 

乾燥

表面のトッププレート剥がれる原因で一番多いと思われるのが乾燥です。爪が乾燥するとプレートとプレートの隙間に空気が入りやすくなります。空気が入ると隙間が出来てそこからプレートが剥がれていきます。

 

乾燥の原因には、水仕事の多さも関係してきます。洗い物は洗剤による刺激と水(お湯)による負担があるので爪だけでなく手肌の乾燥に影響が出ます。洗い物をする時にゴム手袋をすると防げます。

 

刺激

マニキュアやリムーバー(除光液)の化学的な刺激は爪が荒れやすく、乾燥もするため二枚爪にもよくありません

特にリムーバーの洗浄力は強力でダメージも大きいので刺激性の低いアセトンフリー自然由来成分の物がおすすめです。そしてできれば、マニキュアやネイルを何もしていない爪の休息日を設けるといいでしょう。

 

栄養不足

過剰なダイエットや不規則な食生活により栄養不足に陥ると爪も脆くはがれやすくなります。爪は皮膚の一部のためお肌にもよくありません。

 

冷え

冷えて指先の血行が悪くなると爪の成長に必要な栄養素などが行きわたらなくなり、二枚爪の原因になります。

手をグーパーするなど簡単な運動やマッサージでも指先の血行を促進することができます。なるべく冷やさないようにしましょう。

 

爪切り

爪を勢いよく切ると衝撃が走りますよね。それで爪が割れることもありますが、その時は大丈夫でも衝撃を受けたことが原因で爪が脆くなり後々二枚爪になることもあります。

 

病気

二枚爪が現れやすい病気があります。それは、鉄欠乏性貧血、糖尿病、バセドー病などです。

貧血の場合には、立ちくらみ、めまいや吐き気など、糖尿病は手足のしびれ、倦怠感、めまいなどバセドウ病は、暑がりになった、感情的になりやすくなった、動悸がする、体重の変化などの自覚症状があります。

 

病気が原因の二枚爪はしっかりケアしても治り難いのも特徴です。二枚爪だけでなく爪の凸凹や色の変化は病気の兆候であることが珍しくないため異常を感じたら病院に受診しましょう。

スポンサーリンク

二枚爪の治し方

 

保湿

ハンドクリームやキューティクルオイルを活用して、爪の保湿を行なうと爪のプレート間に空気が入らなくなり爪が剥がれにくくなります

 

食事

タンパク質、ビタミン(A、B2、E)、ミネラル(鉄分、カルシウム、亜鉛)等をバランスよくとりましょう。各栄養素が多く含まれるのは次の通りです。

 

✅ タンパク質:肉・魚類・卵・牛乳・大豆(ダイエット中等で脂質を控えたい場合は、鳥のささみ、ムネ肉、卵の白身を中心にすると効率よくタンパク質が摂れます。)

✅ ビタミンA:レバー、ウナギ、卵黄、

✅ ビタミンB2:緑黄色野菜

✅ ビタミンE:ホウレン草、グレープフルーツ、

✅ 鉄分:レバー、海藻、貝類

✅ カルシウム:牛乳、小魚、海藻

✅ 亜鉛:魚介類、肉類、穀類

 

血行をよくする

指先の血行をよくしましょう。手を握ったり開いたりするグーパー運動や、爪の両脇を指で挟んだり、上下に挟んだりしてマッサージするのもおすすめです。

 

二枚爪にならないための切り方

 

やすり

爪切りによる衝撃は特に爪の薄い人にはおすすめできません。そこで、エメリーボード(やすり)を利用します。

爪切りにもやすりは付いていますが、目が粗く爪をはがれやすくするものが多いのでエメリーボードの方が優しくかつきれいに仕上げることが出来ます

 

柔らかくする

爪を切る前に、お湯に浸して爪を軟らかくすると、爪が受ける衝撃が軽減されます。洗面器にお湯を張り、10分もつけて置けばいいでしょう。つめの手入れは入浴後にすると決めてしまうのもいいと思います。

 

爪切りを使う場合

爪切りの衝撃を抑える為には、大きく切らないことです。端から順に細かく切っていった方が爪に負担がかかりません。

また、明らかに爪切りの衝撃が強いと感じる場合は爪切りが合っていない可能性もあります。爪切りはなるべく切れ味が良いものを探しかえてしまいましょう。

  当記事は医師、薬剤師などの専門家の監修を受けておりますが本サイトで提供する情報、文章等に関しては、主観的評価や時間経過による変化が含まれています。 そのため閲覧や情報収集は利用者ご自身の責任において行っていただくものとしその完全性、正確性、安全性等についていかなる保証も行いません。

スポンサーリンク
 
 

関連するこちらの記事も読まれています

サブコンテンツ