妊娠線の予防法でおすすめ6選!手遅れになる前に始めよう!
<監修医師 まっちゃん>
妊娠中は、胎児の成長とともに体重は増え、お腹は大きくなりますよね。
その為出産後に、妊娠線で悩んでしまう方は多いと思います。
今回は妊娠線を予防するためのおすすめ情報をお伝えします。
女性の方は勿論、お父さんになられる男性の方も見てみて下さい。
また出来てしまった方も、諦めるのは早いですよ。是非一緒に対策を見てみましょう。
妊娠線とは
妊娠線とは、お腹や太ももに出来てしまう線の事を言います。
これは妊娠中に出来る為妊娠線と呼びますが、肉割れという状態を指しているのです。
人によっては妊娠線が出来ないという人もいますが、産後に妊娠線で悩まれる女性は多いと思います。
妊娠線が出来る原因
人間の皮膚は、大きく分けると表面側から表皮、真皮、皮下組織(脂肪)と言う風に分かれています。
このうち、表皮はある程度の弾力性があるため、妊娠中のお腹のふくらみに順応することが出来ます。
しかし真皮の一部は表皮のようには伸びません。
その為、引っ張られるという状態に耐えられなくなって、断裂してしまうのです。
また、妊娠線は足や二の腕など、お腹以外の部位にも見られます。見た目では赤紫の線となりますが、色は時間とともに薄くなっていきます。
お腹の中の胎児がいつ、どれくらい大きくなるのかはこちらを見て参考にして下さい。
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妊娠線の予防はいつから始めるべき?
時期でいうと、4か月ごろから、クリームなどを塗るといった予防の開始をお勧めします。
急激にお腹が大きくなる時期ではありませんが、だんだんとお腹が膨らんできたなと感じられる頃だと思います。
ですので、予防を開始するならこのくらいの時期から初めてみましょう。
妊娠線の予防法を紹介!
急激な体重増加を防ぐ
妊娠中は体重が増加することが当たり前ですし、胎児のためにも栄養はしっかり取らなければなりません。
しかし急激な体重増加によるお腹の膨らみには、脂肪や真皮は順応出来ません。
病院でも体重についての指導はされると思いますので、医師の指示に従いながら体重管理を行うことが大事になります。
ただし、妊娠線を気にするあまりに無理な食事制限などを独断で行うのは大変危険な行為ですのでおやめ下さいね。
スキンケア
妊娠線予防については、様々なメーカーがクリームなどを販売していますよね。
クリームタイプやオイルタイプなどがありますが、保湿ができるものを選びましょう。
また妊娠中は匂いに敏感になる方も多いと思います。なので、匂いの好みが合うものを選ぶことをお勧めします。
妊娠中はなにかと情緒が不安定になることもあると思いますが、好きな香りを感じると心も落ち着いてきますよね。
スキンケアは、1日に2〜3回くらいを目安に行いましょう。
乾燥が気になるときも、保湿をするように心がけてみてください。
そして、妊娠線が出来るのは「ポイント」お腹だけじゃないので、全身のケアをするようにしましょう。
乾燥を防ぐ
乾燥を防ぐというのはスキンケア以外にも、食生活にも関係してきます。
スキンケアをきちんとしているのに、肌が突っ張っているな、乾燥しているなと感じる時はありませんか?
そんな人は普段、なるべく油物をとらないような食事をしていませんか?
植物油の摂取量が減ると、お肌に油分が失われてしまうのです。その為、肌は乾燥してしまいます。
ですので、油物の摂取を控えすぎるのも妊娠線を作る原因になってしまいます。
その他、乾燥対策についてはこちらを参考にして見て下さい。
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コラーゲンを補う
妊娠線は、真皮の組織であるコラーゲン繊維が切れてしまうことでできると言われています。
そのため、このコラーゲンやゼラチン(コラーゲンを加熱して作られたもの)を摂取するように心がけましょう。
またコラーゲンを体内で作るためには、ビタミンCも必要となります。
ビタミンCはコラーゲンの合成をしてくれる栄養素なのです。
ビタミンCはイチゴやブロッコリーなどに多く含まれており、コラーゲンは鶏皮や牛スジ、豚足などに含まれます。
なので、お肉も食べてお野菜も食べるというバランスの良い食事を心がけましょう。
どちらかに偏っても、体内のコラーゲン量は増えません。
元となるコラーゲン、そして、それを作ってくれるビタミンC、それらをバランスよくとるようにしましょう。
またゼラチンもコラーゲンとなるので、ゼリーや寒天などを子供のおやつ作りの練習として作ってみてもいいですよね。
出産後に急激に体重を落とさない
急激な体重増加も原因となりますが、急激な体重減少も妊娠線の原因となってしまいます。
産後は忙しくてまともに食事が取れないこともありますよね。
また、母乳育児の場合も体重が減る人が多いのではないでしょうか?
急激な体重減少は、表皮が縮むのに対して真皮がその縮みに追いつかないという結果となり、妊娠線を作ってしまうのです。
体重が減るとついつい嬉しくて張り切ってしまうことはありませんか?
しかし急激な体重減少は、妊娠線だけではなくリバウンドの元となってしまいますので、注意が必要です。
その他、妊娠出産後に気をつけるべき点についてはこちらを見て参考にして下さい。
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もう出来てしまっている場合
もうどうせ治んないよと、諦めてはいませんか?
しかしちょっと待ってください。一度出来た妊娠線も、薄くすることができるのです。
妊娠線が出来やすい人として、乾燥以外に筋肉量が少ない人が挙げられます。
痩せていても筋肉量が少なければ妊娠線は出来ますし、逆に太っていても筋肉量がある方は出来にくいと言われています。
ですので、できる範囲で運動をする時間を増やしてみましょう。妊婦の方も、体調と相談しながら歩いてみたりするのもいいですね。
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