短時間でお腹を空かせる方法11選【別腹は本当にあった！】
＜監修医師 まっちゃん＞
今回は短時間でお腹を空かせる方法について、様々な視点から紹介していきます！またその作用機序についても解説していきます！
気になる所から確認してみよう
なぜお腹が空くの？
今回はお腹が空くことについて紹介すると述べましたが、そもそもなぜお腹は空くの？と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。
中にはお腹が空かなければ、食事もしなくていいし痩せるのでいいのではないかと思ってらっしゃる方もいるのではないでしょうか？
確かに、食べなければ食費も浮くし一石三鳥くらいになる面もあるのかもしれません。しかし、人間の身体はなかなかそううまくは実は出来てはいないのです。
人は活動するとともに体内のエネルギーを消費するようにできています。そのようなことなど、様々なことについて触れていこうとは思います。
まずは、そのメカニズムについて少し紹介したいと思います。
そもそも、お腹がすくメカニズムとはどのような物かといいますと、ひとは食事をすると、その食事の内容からブドウ糖や脂肪と言ったものが体内に吸収されます。
吸収されたブドウ糖や脂肪というものは分解され血液中に溶けだし、血糖や遊離脂肪酸となり流れていきます。
そうすることにより、血糖値が上昇したり遊離脂肪酸が増えたことにより脳の視床下部にある満腹中枢や摂食中枢にシグナルが出され、そのシグナルの刺激をうけ満腹感を味わうのです。
そのため、食事を摂ると満腹感を味わうことが出来るのです。逆にその値が下がることでもシグナルが出され空腹感を感じるようになっています。
次に、この視床下部に存在する満腹中枢について紹介したいと思います。
空腹のカギは満腹中枢！って何者？
ここでは満腹中枢について少し紹介したいと思います。しかし、満腹中枢と同時に摂食中枢についても紹介したいと思います。
この2つを合わせて食欲中枢と言うのですが、満腹中枢はお腹がいっぱいになったと指令を出すもので、摂食中枢とはお腹が減ったと指令を出す部分になります。
これらは、脳の視床下部にあり食事量のコントロールをしているのです。先ほどのところでも少しお話はしましたが、これらは血液中の血糖値や遊離脂肪酸にシグナルによる刺激を受けて指令を出します。
ちなみに、満腹中枢というのは指令を出すまでに時間の差があり、早食いなどをしてしまうと、指令を出すまでに少し時間がかかってしまい余計に食べてしまうのです。
そのため、ダイエットなどを行っている人は必要以上に早食いをせずに、しっかりと咀嚼をしてゆっくりと食べるように心がけてください。そうすることにより、満腹中枢は食欲のストッパーとなりうるのです。
短時間でお腹を空かせる方法3選～スポーツ編
ここでは、短時間でお腹を空かせる方法についていくつか紹介したいと思います。
ただし、基本的にはエネルギーを消費することが第一となります。それに準じていくつかの簡単なスポーツを紹介したいと思います。
✅ 筋トレ
筋トレはエネルギー消費の代表的な方法の1つとなります。ただし、なかなか筋肉トレーニングというものは好きではないと取り組みにくいとい部分はあるかもしれません。
なので、これから始めようとする人にはあまりお勧めはできませんが、もともと筋肉トレーニングが好きな人にはおすすめの方法となります。
✅ ランニングやウォーキングなどの有酸素運動
ランニングやウォーキングというのは非常にシンプルな形の運動の方法かもしれません。
最近ではランニングブームも来ており、フルマラソンにチャレンジされている方も沢山いるのではないでしょうか？この方法はとてもよいと思います。
たとえ、走ることが嫌なので、ランニングはちょっとという人でもウォーキングならできるよという方でもいいと思います。必ずしも走らなければならないということはありませんので。
✅ その他
ストレッチなどの血流を良くすることも、空腹感を感じる手助けの一つになります。血流が良くなれば、エネルギーの消費も良くなり、血糖値も下がるので、空腹感を脳が感じるようになるからです。
短時間でお腹を空かせる方法3選～刺激編
短時間でお腹を空かせる方法をいくつか紹介します。実はお腹を空かせる方法には様々な方法があるのです。
先ほどから少し話に上がっている摂食中枢を刺激するだけでなく、セロトニンやレプチンという物質も実は関与しているのです。
✅ 五感の一部を刺激させる。
実はこれには体内の消化吸収促進作用があるのです。
みなさも中には感じた経験のある方もいらっしゃるかもしれませんが、視覚や聴覚、嗅覚といったいった部位を刺激することによってより早くお腹が空いた経験をされたことがあるかたもいらっしゃるのではないでしょうか？
つまり、料理画像をみたり、美味しい匂いの料理をかいだり、調理音を聞くと実は摂取中枢という部位が刺激され食欲を促進させるドパミンやオレキシンという物質の分泌が促進するのです。
✅ 唾液をより出すようにこころがける
実は唾液を出すことにより食欲機能が促進し、お腹を空かせることが早くなるということもあるんです。ガムや酸味の強いもの、水分をとることによって唾液の分泌促進につながります。
✅ ヘソの辺りのツボを刺激させる
ヘソの辺りのツボを刺激することにより、お腹を空かせることを促進させるという作用もあるのです。
短時間でお腹を空かせる方法5選～日常編～
今度は、短時間でお腹を空かせる方法として、いくつか紹介したいと思います。また、紹介するものは主に日常の生活の中での出来事をメインにしたいと思います。
✅ 掃除などをする
基本的には家事全般をするということになります。つまりは体を比較的沢山動かすことになります。
体を動かすことにより新陳代謝もよくなりますし、運動をした状態に近い形にすることができるのです。ちなみに脂肪燃焼にも繋がります。
✅ 入浴
実は入浴によってもお腹を空かせることを促進させることのできる、作用があるのです。ここでは詳しい内容に関しては割愛させていただけますが、意外と思われた方も中にはいらっしゃるかもしれません。
✅ 会話
会話をしていると知らず知らずのうちにたくさん食べてしまった経験のある方はいらっしゃらないでしょうか？
おそらく中にはいらっしゃるのではないでしょうか？実は会話と食欲には少し関連があるのです。
というのも、会話をすると基本的には胃酸の分泌などが促進され胃腸機能が促進します。それによって、消化吸収も促進し、空腹になるのが早くなるのです。
✅ 考える
考えることも実は空腹を促進させる要因の一つとなるのです。ではなぜ、考えることが空腹を促進させる要因になっているのかと疑問に思う方も中にはいらっしゃるかもしれません。
考えるときには、脳がブドウ糖をエネルギーに変換し、そのエネルギーにより様々な頭の動きをします。そのため、血糖値が考え事をした後は下がりますので、空腹感が起こります。
✅ お茶を飲む
これは、意外と思う方も多いかもしれません。実はお茶を飲むことにも空腹を促進する働きが実はあるのです。
消化吸収促進作用などがあるとされています。ちなみに食後によく飲むものとしてコーヒーもあるとは思うのですが、コーヒーの方が他のお茶よりも空腹感に早くなれると言われています。
別腹は本当にあった！
みなさまは別腹という言葉を耳にしたことはないでしょうか？恐らくはあるとは思います。よく、デザートは別腹だよねと耳にすると思うのですが、実はこれは間違いではないのです。
別腹とは実際に存在するのです。では、別腹とは別の場所に入っていくのかと言うとそうではありません。胃や腸が無意識の内に食べ物の刺激により、スペースが出来るイメージなのです。
実は甘いものなどの自分の好物を人はみると脳が刺激されオレキシンという物質を分泌します。ではこれは実際にはどの様な働きがあるのかといいますと、実は胃や小腸の運動機能を促進させるのです。
そうすることにより、実は食べ物が入る余分なスペースが体内の内臓の中に出来て来るのです。そうすることにより別腹というものは産まれてきます。
また、オレキシンというものには食欲を促進させる作用もあるのです。そのため、より食欲が生み出されるのです。
まとめ
空腹や満腹は、血液中に含まれる血糖値の値で決まります。血糖値の値によって低くても高くてもそれからシグナルが脳の間脳の視床下部という場所に届き、そこで満腹や空腹の指令が出されます。
しかし、指令が出されるまでに時間差ができるため、早食いなどの場合には、満腹になる量を超えて食べてしまう現象が起きるのです。
また、空腹感を感じるためには、日常でできる色々な方法があります。そのため、自分でできそうな方法を探して空腹感を感じてみてください。
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