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赤面症の3つの治し方【これでコンプレックスから解放!】

<監修医師 豊田早苗>
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赤面という言葉を聞くと、赤っ恥というイメージが私は浮かびます。実はこの赤面症とはその名前が由来しているとも言います。

緊張して顔が赤くなることでもありますし、異性や人と話すだけで顔が赤くなることでもあがり症でもあります。それが日常的に起こる状態が続くことを「赤面症」と呼ばれています。

では実際に赤面症とはどういうものなのか?また、なぜ顔が赤くなるのか、その症状と治し方を紹介していきたいと思います。

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赤面症とはどんな症状?

 

では、まず赤面症とはどんな症状なのか、赤面症という症状にはちゃんとした理由があり、その症状が出ているということをここで紹介していきます。

 

対人恐怖症の一種である

先ほど、私のイメージでは赤っ恥というイメージがあると言いました。

でも実は赤面症とは「恥ずかしい」ということから起こるだけではなく、その奥深くには「対人恐怖症」の一種であり、またの名は「赤面恐怖症」と診断されるとも言われています。

対人恐怖症の症状は他にも多汗症、パニック症候群などがあります。

 

また対人恐怖症とまではいかないまでも「人に会いたいと思わない」という症状が現れる無気力症候群があります。くわしくはこちらを参考にして下さい。

【関連記事】
人に会いたくないし無気力な心理状態【これって病気のせい?】

 

赤面症の正体は、不安

赤面症は、性格的な問題、体質の問題と思われがちですが、実は、顔が赤くなることによって、人からその表情を見られ「人から悪く思われているのではないか」という印象をもってしまうことによる、不安や恐怖心からくるものなのです。

 

自分の意思で抑制できない

人から悪く思われているのではないかいう不安や恐怖心が起こり、その考えがずっと沸き続けると、より不安や緊張が走り、どんどん顔が赤くなってしまい更に悪化させてしまうのです。

一度症状が起こると自分の意思では抑制できなくなり、どんどん悪循環になっていくのです。

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なぜ赤くなるの?

 

なぜ顔は赤くなるのか?

遺伝とも言われたり、原因はさまざまあるのですが、緊張することによる自律神経の交感神経が活性化されることにより、動悸、散瞳、浅い呼吸・頻呼吸なでの変化がおこることで赤くなるのです。

 

交感神経の活性化

緊張した状態で交感神経が活性化されることにより、身体に起こる症状として顔が赤くなるのです。もともと緊張しやすい人の場合は、交感神経が活性化されやるい体質であるため、赤くなりやすいとも言われています。

本来であれば、緊張することで交感神経が活発化されることで、血管は収縮します。そうなると顔は青ざめるはずなのです。恐怖で顔が青ざめるとよく聞きますよね。でも逆に顔が赤くなる症状が起こります。

顔が赤くなるとは反対の「血の気が失せる」状態についてはこちらを参考にして下さい。

【関連記事】
血の気が引く原因!危険な病気だったらどうしよう。。

 

恥ずかしいという気持ちから赤くなる

恥ずかしいとう気持ちからどんどん悪循環になり赤くなるのです。恥ずかしいと考える方は、恥ずかしい表情をしている自分が他人から見られるのが嫌なのです。

顔が赤くなっているのが恥ずかしい、変だと思われるという気持ちから動揺を隠せずに赤くなってしまうのです。なので、赤面症は体質的、精神的な反応で起こる症状なのです。

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赤面症を治そう!3つの療法

 

赤面症の原因や症状が分かったら、次は赤面症を治すためにはどうしたらよいか見ていきたいと思います。赤面症の治し方の中心となるのは「精神療法」といわれる療法です。

また、補助的な治し方として投薬を使うことも有効とされています。

 

精神療法

精神療法の中でも3つの療法があります。

1. 暴露療法

暴露療法とは、その名前から想像できるように、自分から苦手な状況にかかんに進んでいき、徐々に苦手な状況に慣れていくことです。

赤面症はその特性から自ら人を避けて過ごしています。これを自分から人前に出る状況を作り、苦手な状況に少しずつ挑戦して慣れていくのです。

2. 認知行動療法

これは難しい言葉に聞こえますが、分かりやすくいうと赤面症の方は「赤面することが悪いこと」と思っている潜在意識の方が多いので、それを修正していくことです。これは周りの支えも必要です。

周りにいる方が当人としっかりと向き合い、当人が自己暗示して思っていることを、それは悪いことではないと修正していく方法です。

3. 森田療法

その名前の通りで、精神科医である森田正馬さんが導きだした療法です。恥ずかしいと感じてしまう人は、他人から良く思われたいという方が多いです。

その影響で悪く思われいるのではないかという恐怖心が生まれてしまうのです。森田療法では、その他人から良く思われたいという根本を克服していく療法です。

 

投薬による補助的な治療

実は赤面症を治すための特効薬はないのです。

しかし、顔が赤くなる要因の不安を取り除くために、市販薬や医師の処方の抗不安薬・抗うつ剤などは感情を和らげるのに役立つ薬だといえます。

漢方薬も不安を改善することは出来るかもしれませんが、薬で抑えることは出来ても、根本的なものの解決にはならないということは理解しておいてください。

サプリメントも緩和は出来るのですが、完治するということには至りません。

また、手術により胸部にある交感神経を焼くための方法のメリットもありますが、デメリットでは根本的なものが精神的な要因から出ている場合は、一旦は症状はよくなるかも知れませんが、再発の可能性があり完治しないのです。

抗うつ剤ついてくわしくはこちらを見て参考にして下さい。

【関連記事】
抗うつ剤の8つの副作用に注意!【効果と合わせて確認しよう】

 

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生活習慣を見直すと治る?!

 

生活習慣が乱れていることにより、身体の状態も乱れており、不安や緊張をしやすくなります。睡眠不足などが続くと、イライラすることに繋がり、心身の不調を感じることにもなります。

まずは、規則正しい生活リズムを意識しましょう。

 

睡眠不足の解消と早起き

規則正しい生活といえば早起きですよね。早起きをするためには、しっかりとした睡眠をとり、気持ちよく目覚める必要があります。

朝から気持ちよい目覚めが起こることにより、イライラもなくなり、自分に余裕が出来て笑顔にもなり笑う回数も増えます。リラックスできる生活が必要です。そのためには、寝不足をなくして早寝・早起きです。

また睡眠の質にも気をつけましょう。こちらを参考にして下さい。

【関連記事】
質の良い睡眠をとる方法を解説!寝れない原因をチェック!

 

適度な運動をする

激しい運動をする必要なありません。適度な運動が必要です。適度な運動とは、日々の生活の中でちょっとでも出来ることのことです。

例えば、出来る限り階段を使うであったり、通勤駅を一つ手前から乗るであったり、普段の生活の中で出来ることをしてみましょう。

また、家で出来る簡単なことといえば、逆立ちなどをして体をリラックスさせるのもいいですよ。

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