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たんこぶが痛い!【意外な処置方法をご存知ですか?】

<監修医師 豊田早苗>
頭痛

頭をぶつけると痛いですし、もし子供がぶつけたらとても心配になりますよね。たんこぶが何かを知って、病院へ行く基準や家庭で出来る処置をみてみましょう

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たんこぶは頭にしか出来ない!?

 

たんこぶってなに?

たんこぶってそもそも何なのでしょう?

これは皮下血腫のことをいいます。そして、膨らんでいる中身は血液とリンパ液です。頭を打って内出血し、出てきた血の行き場がなく縦方向に溜まっていき「腫れ」という症状がでます。これがたんこぶです。

 

頭はもともと毛細血管がおおく、血管はきれやすいためにたんこぶができやすいです。そして、出血の量が多いとたんこぶが赤くなります。たんこぶがなおっていくということは、膨らんだ中身の血液とリンパ液が吸収されていくということです。

 

なお皮下出血についてはこちらを参考にして下さい。

【関連記事】
皮下出血の原因と4つの治療法ガイド【内出血との違いはコレ】

 

できるのは頭だけ?

どうして、たんこぶ=頭なのでしょう?それは、頭が腫れる経験をしているひとが多いからではないでしょうか?

 

腕や足はぶつけても、腫れるよりも青あざができますね。その理由は、たんこぶの中身の行き場が関係しています。たんこぶの中身は、血液とリンパ液でしたよね。腕や足は皮膚の下に血液やリンパ液が流れ込む隙間があります。

 

しかし、頭部は皮膚の近くに頭蓋骨があるため流れ込む隙間がないのです。そのため、皮膚が腫れてそとに出るのです。頭以外では、ひじやすねが入り込むスペースがないため、たんこぶになることがあります。

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たんこぶが出来た時の5つの処置

 

状況を把握

頭を打ってまずすることは意識の確認です。意識がなければ即救急車を呼びます。脳へのダメージが懸念されるからです。意識はあっても、吐き気やめまい、ふらつきや激しい頭痛がある場合はいそいで病院へ行きましょう

 

次に、外傷の確認をします。出血している場合は消毒をして化膿しないようにしましょう。頭部は毛細血管が多いので出血量も多くなることがあります。出血がとまらない、出血量が多い、頭部以外から出血がある場合は病院へ行きましょう。

 

冷やす

状況の確認後、たんこぶを冷やしましょう。熱さまシートを貼るのもよいです。

たんこぶができるのは内出血が原因です。血の流れを緩やかにするために、冷やして血管を収縮するようにします。血流がよくなりすぎると出血量が増えたり痛みがひどくなったりするので、血流がよくなるような運動や入浴、飲酒は控えた方がよいでしょう。

冷えピタについてはこちらを参考にして下さい。

 

【関連記事】
冷えピタの意外な効果【正しい場所や持続時間をご存知ですか?】

 

砂糖を塗る

砂糖(糖質)は硬くなった細胞を柔らかくする効果があります。圧迫からくる痛みを和らげます。他にもたんこぶの血液を早く体内に戻す効果や消毒作用もあります。

 

塗り方は、ガーゼやコットンに染み込ませて患部にあて医療用テープなどで固定します。流れ落ちるのと乾燥を防止します。また、砂糖水は濃度が濃い方がよく、ドロドロかペースト状にするとよいでしょう

 

ごま油をぬる

砂糖と同様に、ごま油も腫れがひく作用があるようです。

 

安静にする

血流がよくなりすぎると出血や痛みがでます。比較的涼しい場所で冷やしながら安静にすごしましょう。六時間程は安静にしておきましょう

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高齢者のたんこぶは注意して

 

高齢者が頭や顔を打撲した場合に心配されるのが慢性硬膜下血腫です。これは打撲後数週間後に起こります。

 

原因として、高齢者の血管はもろくなり、脳の萎縮で硬膜との間に隙間があるので、打撲後すぐに圧迫されません。圧迫されるまでに時間がかかるため、忘れた頃に症状がでます。高齢者の方は、軽い打撲でも時間がたってから症状がでることがあるので注意が必要です。

 

子供は頭を打ちやすい。早めに受診を

 

泣いたら安心!?

泣くと意識があるから大丈夫ということからか、泣いたら安心という説があります。しかし、これだけで判断するのは危険です。また、泣くかどうかだけで意識を確認するのではなく、もうろうとしていないか、受け答えをするかどうかも注意してみましょう

 

頭部以外の出血に関しては、こちらを参考にして下さい。

【関連記事】
血が止まらない4つの病気【正しい止血法をご存知ですか?】

 

どういう時に救急車を呼ぶ?

✅ ぐったりしていて呼びかけに反応しない

✅ ひきつけをおこす

✅ 顔色がわるく脳震盪のように意識がない

✅ 頻繁に嘔吐がある

✅ 朦朧として視点が合わずボーッとしている

✅ 頭部を打撲し、鼻や耳から出血がある

 

救急車を呼ぶ・呼ばないは難しいこともありますが、上記のような状態の場合は早急に受診しましょう。

 

こういった状態では気が動転してしまいますが、まずは落ち着きましょう。冷静に行動することが大切です。子供を静かに抱えてあげるのもよいでしょう。そのさい、首や頭に振動が加わると嘔吐の可能性もあるのでゆったりと抱えましょう

 

打撲箇所がブヨブヨしている時は?

赤ちゃんが頭の打撲をした場合、ぶよぶよとしたたんこぶになることがあります。これは帽状腱膜下血腫とよばれます。

 

帽状腱膜と頭蓋骨の間に血液が入り、血液が固まらずサラサラとした状態で溜まっているのです。

どんどん広がったり、触れば凹んだりするのでとても心配ですがCTで異常がなければ心配はありません。数週間かかることもありますが自然治癒を待つのが普通です

 

たんこぶといっても、自然治癒で大丈夫なものから救急搬送したほうがよいものまで様々です。

砂糖やごま油は常備している家庭が多いと思われるので、病院にいかなくても大丈夫なたんこぶは試してみてはいかがでしょうか?

また、赤ちゃんの場合は24時間程は注意して様子を確認しておくとよいでしょう。

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