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めんどくさがりは実は病気?【原因と治すための3つのコツを伝授します】

<監修臨床心理士 鈴木崇弘>
頭痛

だれしも手間がかかったり、やりたくないことは避けて通ろうとします。その時にいう言葉が「めんどくさい」ですね。普通の人はそう思っても、やらなければいけないことはやろうとします。

でも、めんどくさがりとよばれるようになると、その嫌がり方が強くなります。ある程度は性格ですが、度が過ぎる人は実は病気だったりします。

めんどくさがりになる病気やその原因、治すにはどうすればいいか解説して行きます。

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めんどくさがりは実は病気?

 

だいたいは性格によるめんどくさがりですが、中には病的なめんどくさがりもあります。病気により、いくつかの異なる症状が見られます。主なものについて見てみましょう。

 

回避性愛着障害

最大の特徴は、人間関係において相手との親密な人間関係を好まないことです。

いろいろな性格に覆われて直接表面には出ませんが、人との持続的で密接なつながりを避ける傾向があります。他人との信頼関係と、それに伴う責任も避けようとします。

この障害を持つ人にとって、人との密接な付き合いは最も苦手で、できるだけ避けようとします。

人との関わりは実にめんどくさいことで、一緒に遊びに行ったり食事をしたりするのはできるだけ避けたい事柄です。

努力したり我慢してまで人付き合いをしようとは思わないので、人間関係はどうしても淡泊なものになります。

無理をして他人と関わるよりは、気持ちが楽な(=めんどくさくない)一人で過ごすことを好みます。

 

無気力症候群

主な症状は無気力です。元々性格的にやる気のない人もいますが、この場合の無気力はそれとは違っています。

元は頑張る人で、学業成績や仕事の評価もよかった人なのに、何かのきっかけで無気力に転じてしまうのが無気力症候群です。

この無気力さ、言いかえればめんどくさがりの特徴は、対象が学業、仕事など本業に向いていることです。それ以外には特に症状はなく、睡眠や食欲は普通にあります。

趣味を楽しみ飲み会に出るのも問題ないので、さぼりとみなされるのも無理のない話です。

原因はさまざまですが、比較的多いのが燃え尽き(五月病など)、逃避・退却、主体性が乏しいなどです。

本人には危機感がないのも特徴で、自ら病院へ出向こうとはしません。治療は薬ではなく精神療法になり、完治も可能です。

 

うつ病

有名な精神疾患ですね。心の病なのでそちらの症状が主になります。

✅ 抑うつ…ゆううつ、悲しい気持ち、落ち込む

✅ 意欲の低下…好きだったことがつまらない、何をしても楽しくない

✅ 思考力が落ちる…集中できない、判断できない、理解できない

このような症状が出て、とにかくめんどくさくて何もしたくなく、社会生活に溶け込めなくなります

 

そして身体的には次のような症状が現れます。

✅ 睡眠障害…眠れない、夜中に目が覚める、早朝目が覚める、常に寝不足感がある

✅ 摂食障害…食欲不振、食事が面倒、おいしくない、体重減少、過食で肥満

✅ 疲労感…いつもだるく、疲れている

✅ ホルモン異常…月経不順、性欲低下、勃起不全

✅ 頭重感、身体各部の痛み、どうき、胃痛、発汗、息苦しさ

身体的にもあちらこちらが不調でとにかく動きたくなく、精神状態とも連動してじっと引きこもるようになります。

 

内臓疾患

めんどくさいという意識は、身体の状態が悪いことからも起こります

疲労感や倦怠感を伴う病気があると、だるくて何もしたくない、動きたくない、無気力、めんどくさいといった気持ちの変化が現われます。

倦怠感を伴う病気は非常にたくさんあります。

甲状腺機能障害、PMS、睡眠障害、慢性疲労症候群、うつ病、摂食障害、自律神経失調症、糖尿病、脳梗塞、貧血、膠原病、リウマチ、消化管潰瘍、肝臓病、腎臓病など

病気の場合はめんどくさいの他に何かしら症状が出ることが多いので、異変を感じたら早めに受診しましょう。

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めんどくさがりになる原因

 

めんどくさいと感じる理由としては二つに分けられます。一つにはできるけれどやりたくない、もう一つはできないからやりたくない、の二つの原因になります。さてこれはどういう意味でしょう。

 

できるけれどやりたくない

本気で取り組めば難なくできるけれど、めんどくさいからやりたくないということです。

つまり、やるにあたっては他のしたいことを我慢する犠牲感や、しなくてはいけないという義務感、強制される不自由感があるからです。

意に反して好まないことをやらされる反発、したいことができなくなるストレスの現われとして、めんどくさいという心理状態が生まれます。

ここから脱出するには、自分から主体性を持ってやる方向に気持ちを切り替えることです。いやだけれどここはこういう理由でやるべきだと自分を納得させられれば、めんどくささは消えてゆくでしょう。

 

できないからやりたくない

何かやるべきことがあって、それをやるためにはこんな手順、段階のことも前もってやっておかなければいけない。

そんな大変な準備を想像するとめんどくさいという心理状態が生まれ、面倒だからやめておこうということになります。

この感覚は、物事を0か100、白か黒というはっきりした状態でないと気が済まない完璧主義の人に見られます。100%完璧にできなければ、何もできてないのと同じという考え方です。

面倒なことをしなければできないから、最初からやらないということですね。

ここは考えを改めるしかないでしょう。何事も完璧でなくてもいいということを他人にも認めるし、自分も納得することが大切です。

周囲は完璧でないことの方が圧倒的に多く、自分もその不完全な一人であるという気持ちが持てれば、完璧を期待しなくなります。

楽な気分で物事に取り組むとき、めんどくさいという意識は起こらないでしょう。

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めんどくさがりを治すコツ

 

ポジティブ思考

めんどくさがりになる原因でできないからやりたくないというのは、できないことを並べたてるネガティブ思考です。

めんどくさがりの人は自己否定的で何事もネガティブにとらえ、ストレスフルになる傾向があります。

これを治すには、ポジティブにうまくやるにはどうすればいいかを考えます。物事をやり遂げるために、こうすればうまくいくという方法をいくつも考えるのです。

そうすれば自然と前向きに頭が働くのでめんどくさいという意識は薄れ、ストレス解消に向かいます。

 

交友関係を見直す

周囲にお付き合いする人が多ければ多いほど、自分の意思を押し殺すことが多くなります。

これが意に反して好まないことをしなければいけなくなる反発や不自由感を生み、そこからめんどくさいという心理が生まれます。

あまり交友関係を広げず、気の置けない人少数とのお付き合いにとどめれば、余計なエネルギーを使わずめんどくさいことにならずに済みます。

1ヵ月ぐらいの間周囲からのすべての誘いを断っていれば、関係の浅い人から離れてゆくでしょう。

 

100点主義を捨てる

めんどくさがりの人は完璧主義が多いようです。100点満点の完成度にこだわるあまりに労力や手間ひまかけて、他のことを犠牲にしがちです。

それがめんどくささを生むのですが、でも周りは自分がこだわった細部にまでは気づかないものです。

多くの場合80点の出来栄えでも何の問題も起こらず、そればかりか周囲の評価は100点であることがほとんどです。だから、こだわりは捨てるべきです。

80点の段階で終了する習慣にしておけば、めんどくさいという気持ちはおこらないでしょう。

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まとめ

しるし   

めんどくさいは無精者の口癖と思いがちですが、完璧主義者も言うみたいですね。それに病気ではありますが、まじめで頑張る人もめんどくさくなるのは意外な気がします。

はた目にはいい加減な人が言っているみたいですが、うつ病などの場合、本人は苦しい思いをしていることが多いので、むやみに怠け者呼ばわりするのは差し控えるべきでしょう。

病気の事もあるので、急にめんどくさいと言い出したら受診をおすすめします。

対処法は、性格もあってすっきりと解消するのは難しそうです。

でもやり過ごすコツもあるので、気持ちを切り替えたりあまりこだわらずに大らかに過ごすなど、自分に合った楽に過ごす対処法を選んでくださいね。

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