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やけど虫に刺された症状【この処置方法を試してみて!】

<監修医師  WASHIO>
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虫?やけど?何それ?

クエスチョンマークがいくらでも出てきそうな名前の「やけど虫」。

見たことも聞いたこともないと思っていても、ひょっとすると案外身近なところで遭遇しているかもしれません

 

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やけど虫ってどんな虫?

 

✅ 正式名称「アオバアリガタハネカクシ」

 

その見た目は羽のないアリやお尻にハサミがあるハサミムシのようです。

「ハネカクシ」というのはそのような形態からのものです。

 

しかし、その名のとおり羽は隠れているだけで実際は折りたたんだ状態で、あくまでも見えないだけです。実際は地上を這っているものばかりではなく羽を使い飛ぶものなので注意が必要です。

 

産卵数はおよそ100個ほど、寿命は1年ぐらいの虫です。

 

✅ 生息地

九州の鹿児島県での目撃・遭遇情報が多数ありますが、そこに限らず日本全土の田んぼ、畑、川辺、草むらなどのあらゆるところにに生息・繁殖しています。

 

生息地からもおわかりいただけるように外来種ではないようで、イネなどに大量発生する害虫のウンカなどを捕食します。知らなかっただけで、実は益虫として存在していたのですね。

 

そして他の虫と同様に夜間街灯や室内灯などに集まります。その習性を生かした駆除方法はのちほど解説します。

 

遅い時間に電気を明々とつけて窓を開けっぱなしではありませんか?

もしかすると、あなたの家の中にも現れる日は近いかも・・・

 

✅ 見た目

体長7mm前後と小さく、見ただけで危険そうな黒色とオレンジ色の体です。

お尻に小さな棘を持ち、羽は青色。

 

一見するとハサミムシのようですが、その色で見分けがつきそうですね。

 

✅ 特徴

他の害虫のようにたたいたりすると出る体液にはペデリンという毒性があり、触れると炎症を起こすので絶対に素手で触れることすら注意することが必要です

 

このペデリン毒は、幼虫・成虫・卵そして死骸などあらゆる形態でも有効で、ごく微量でマウスをも殺す殺傷能力がある猛毒です。

 

発生する時期は冬場よりも夏場の6月から8月に集中していますが、4月から10月の比較的暖かい時期は注意が必要です。

虫が嫌いな方ほど追い払ったりしがちなので、余計に気を付けないとひどい目にあいそうですね・・・

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 やけど虫の被害症状

 

やけど虫の毒による被害を解説しますが、その症状はかなり注意を要するものがあります

 

✅ 皮膚症状

毒に接触して2時間から1日ほど経過してから赤く腫れあがるやけどに似た皮膚炎が現れます。

「線状皮膚炎」と呼ばれ、その名のとおり本当に赤い線や帯を描いたように腫れあがり水ぶくれになったりただれたりします。

悪化すると患部は色素沈着することがあり、その跡は数週間で消えることもありますが残念ながら残ることもあるようです。

かゆみはなくぴりぴりした痛みや刺激を伴うことが多くみられます。

まれに重症化すると、リンパ管の炎症による発熱や風邪のような症状が現れて完治するまでにはひと月以上もかかる場合もあります。

 

✅ 目に入ったら危険!

目にやけど虫が飛び込んだらそれはそれで大事件ですが、飛び込むわけではありません。

やけど虫を追い払った手で目を触ったりするなどして間接的にペデリンが目に入ることを指しています。ということは、毒がついているところからまた他所へうつる拡散型だということがお分かりいただけますね。

目に入ると激しい痛みをともない、結膜炎や角膜炎・虹彩炎などを引き起こします。

重症では失明する恐れもあるので顔面への接触はかなり要注意です。

 

このやけど虫の毒の組成からがん抑制効果が研究されています。

危険な毒も諸刃の剣なんですね。

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やけど虫に触ってしまった時の対処

 

触れただけでも危険なやけど虫の毒や起きる症状について解説してきました。

怖いからと気を付けていても触ってしまう危険はゼロにはできませんよね。

そのために、ここからは応急処置などの対処方法について解説します。

 

洗う

基本は患部をしっかり洗いを流すことです。そして患部などから拡散させないように手を洗うことが重要です。

 

✅ とにかく洗う!消毒して感染を防ぐこと、それが一番重要なことです

 

触らない・こすらない

そして特に目は絶対こすらないということ、失明の危険もあることをお忘れなく。

 

目をはじめとする顔面は前述しましたが特に注意したい個所です。

顔を触って毒でやけどをしたら・・・想像してください。

 

お岩さんのように腫れあがり水ぶくれができ、放置すると回復も遅くなり、色素沈着しあざになるなど、とにかく速やかに皮膚科など専門医を受診することをお勧めします。

 

医療機関を受診することは範囲を顔面に限らず全身のことです。

ステロイド入りの軟膏などを処方されるので、それを塗ることで症状は軽快します。

 

✅ もしもやけど虫の死骸があっても絶対に触らないでください!

捨てる場合はピンセットや厚くしたティッシュなどでつまみ、くれぐれも直接触れないように注意しましょう。

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やけど虫被害の予防

 

とにかく怖いやけど虫。

被害を受けないためにできることは「とにかく逃げる、逃がす」こと以外ない、ということが言えます。

 

しかし、そんな危険な虫とはできれば遭遇したくないものですね。

そのためにはできる限りの予防を心がけることが大切でしょう。

 

窓を開け放たない

日本全土での確認情報があることを考えても、窓を開け放たないことが最短コースですね。

しかし、近年の暑さからすると窓を閉めるのは結構ガマンが必要です。

ということは、地域や季節を問わず網戸をきちんと閉めておくのが大事ですね。網戸だったら簡単です。

 

忌避殺虫剤を使用する

先の項目で登場した網戸ですが、それにスプレーするタイプの虫除けをかけておくのもひとつの方法です。

 

虫に直接かけるスプレータイプの虫除けもありますが、思い切りかけると虫ごと吹き飛んでしまいます。少し離れたところからかけるなどの工夫が必要です。

 

しかし、これらのものを使ったとしても目前の虫の退治ができるだけで、見えないところで繁殖しているところまでは手が及ばないため不完全な方法でしょう。

 

蚊取り線香や電撃殺虫剤の使用も考えられますが、やけど虫には残念ながら効果がないようです

 

唯一効果がありそうなもの

今世の中にあるものでやけど虫に効果があるとされているものをひとつ挙げるとしたらこれです。

 

✅ アロマランプと精油

 

「ここまで怖がらせておいてそんな女子の趣味みたいなもの・・・」とお思いになるかもしれませんが、これ以外のもので予防できるという話は今のところありません。

 

ここは重要なのでもう一度念を押します。

これ以外のもので予防や駆除が「できる」ものは現時点では発見されていません!

 

では、なぜアロマランプなのかというところからお話しします。

 

「やけど虫ってどんな虫?」の項目を思い出してください。

 

「夜間街灯や室内灯に集まる習性がある」とお話ししました。

やけど虫でなくても、虫は灯りに向かって飛んできます。アロマランプは灯りそのものなのです。

アロマランプでは当然アロマオイル、すなわち精油を使用しますね。

 

その精油にもヒントがあります。

様々な種類があり個人の好みなどもありますが、この場合は「針葉樹」のものがやけど虫駆除に効果がある成分が多いためマストアイテムになるでしょう。

 

「サイプレス」という名前で流通している精油がいちばんポピュラーですが、少し例を挙げておきます。

 

✅ スギ

✅ ヒノキ

✅ アスナロ

✅ モミ

✅ クロモジ

 

これらはすべて「フィトンチッド」という揮発性の成分を含んでおり、それがやけど虫に効果があるのです。

 

「フィトンチッド」といえば森林浴でご存知の方が多いと思います。

 

森林浴はまさにそのフィトンチッドを浴びに行くもので、人間にとってはリラックスや健康増進効果を得るためのものですね。

 

人体に有益なフィトンチッドが実はやけど虫に取っては命取りなのです。

フィトンチッドは植物が自身に害を及ぼす動物や害虫などに対する自己防衛手段として出している香りの成分なのです。

 

ここまででもお分かりいただけると思いますが、アロマランプと精油のセットでまさに「光で誘引・精油の成分で退治」です

これがやけど虫に対処する最初で最後の方法なのです。

 

自宅のリビングはもちろん、キャンプやバーベキューなどのアウトドアには絶対に持って行くべき、いわば「やけど虫天敵」セットです。

やけど虫以外の虫でも弱らせ殺す効果があるため、いろいろな種類の殺虫剤を取りそろえるよりも効果的と言えるでしょう。

 

 

やけど虫について解説しましたが、絶対に覚えておいてほしいことを復習の意味で最後にもう一度。

✅ オレンジと黒の体長7ミリぐらいの虫を見たら絶対に触らない!

✅ 死んでいると思っても、絶対に触ってはいけません!

✅ もしも見つけてしまったら、吹き飛ばせそうでなければとにかく逃げてください!

✅ 運悪く触れてしまったら、とにかく水できれいに洗い流して違和感が現れたら早めに医療機関を受診してください!

✅ 森林浴のフィトンチッドを含む精油とアロマランプを常備しましょう!

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