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オドメール点眼液0.1%の5つの効能【子供に使用しても平気?】

<監修薬剤師 SKFC>
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「オドメール点眼液0.1 %」はフルオロメトロンを主成分とする眼科用ステロイド外用薬のジェネリック医薬品です。病院から処方されるお薬ですので医師の診断の下で使用する目薬です。

 

外眼部および前眼部の炎症性疾患(眼瞼炎・結膜炎・角膜炎・強膜炎・上強膜炎・虹彩炎・虹彩毛様体炎・ブドウ膜炎・目の手術後の炎症等)に効能があり、これらの治療に使用することを目的として販売されています。

 

抗炎症作用に優れ治療効果の高い目薬です。ステロイド薬で治療効果は高いですが炎症を起こした部位に直接点眼する分、副作用もありますので使用方法や使用量には気を付けて使用したい目薬です。

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オドメール点眼液0.1%の5つの効能

 

オドメール点眼液0.1%の効能

抗炎症作用に優れ、炎症の反応過程におけるアラキドン酸の生成を阻害することにより炎症を抑えます。通常、眼瞼炎・結膜炎・角膜炎・強膜炎・ブドウ膜炎の治療、目の手術後の治療に用いられる点眼薬です。

 

眼瞼炎

瞼に炎症が起きた状態の総称を「眼瞼炎」と言います。

主な原因は、感染(ブドウ球菌・まつげの根元・脂腺・汗腺)とアレルギー(化粧品や化学物質によるアレルギー)による炎症です。主な症状は、瞼周囲の腫れ・瞼の皮膚のただれ・瞼の紅斑です。

 

結膜炎

結膜(瞼の裏側と白目の部分)に炎症を起こした状態の総称を「結膜炎」と言います。主な原因は、感染とアレルギーで感染性結膜炎とアレルギー性結膜炎に分類されます。主な症状は、結膜充血・目やに・流涙・違和感です。

 

角膜炎

角膜に起こった炎症の総称を「角膜炎」と言います。角膜が傷つくと、そこから角膜内に細菌やウイルスが侵入し、感染・炎症を起こしやすくなります。

角膜炎の中で程度が強く炎症範囲が広いものとして「角膜潰瘍」・「角膜びらん」があります。主な原因は、感染・異物(逆さ睫毛やコンタクト)・外傷・ドライアイなどで主な症状は、視力低下・眼痛・異物感・充血です。

 

強膜炎

眼球の外側を覆っている強膜が炎症を起こした状態の総称を「強膜炎」と言います。また、強膜の表面に接する比較的血管が多い部分を「上強膜」と言い、ここに起こる炎症を特に「上強膜炎」と言います。

強膜炎は30〜50歳の女性に多くみられ,

関節リウマチ・全身性エリテマトーデス・結節性多発性動脈炎・ヴェーゲナー肉芽腫症・再発性多発性軟骨炎などの結合組織疾患を持つ患者が多く、主な原因は感染(結核菌・梅毒スピロヘータ・水痘帯状疱疹ウイルス・ウェゲナー肉芽腫症・関節リウマチ)で主な症状は眼痛・充血・視覚障害です。

 

ぶどう膜炎

眼の内側にある「ぶどう膜」の炎症の総称を「ぶどう膜炎」と言います。ぶどう膜は虹彩・毛様体・脈絡膜の総称ですので虹彩炎や毛様体炎もブドウ膜炎の症状です。

また、ぶどう膜は眼球を覆うように存在しているので、ぶどう膜炎になると眼球全体に炎症が広がりやすい傾向があります。

 

主な原因は、自己免疫性疾患(サルコイドーシス・原田病・ベーチェット病)・細菌性眼内炎・ヘルペス性光彩毛様体炎・急性網膜壊死で、主な症状はまぶしく感じる「羞明感」・視野の中に黒いゴミのようなものが常に見える「飛蚊症」・霞がかったように見える「霧視」です。

 

その他、視力低下・眼痛・充血などです。片眼だけだったり両眼だったり両眼交互に症状が現れることもあります。

 

症状経過はだんだん悪くなることもあれば一時的に良くなり再び悪くなるといった再発・寛解を繰り返す場合もあります。

また、ぶどう膜炎が原因で白内障・緑内障・硝子体混濁・網膜剥離などの合併症を起こすこともあるので注意が必要です。

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オドメール点眼液0.1%は子供に使用しても平気?

 

妊婦と乳児・小児に対する安全性は未確立です。

そのため、妊婦または妊娠している可能性のある婦人への長期頻回投与は回避しなければいけません。また、小児も注意が必要で特に2歳未満児には慎重な投与する必要があります。

いずれにしても、使用する際は医師とよく相談して慎重に使用しましょう。

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こんな時、こんな症状には使用しないで!

 

禁忌事項

1. 本材の主要成分であるフルオロメトロンに対して過敏症の既往歴のある患者さんは使用できません。

2. 以下の患者さんには原則として投与できません。投与により疾患が増悪したり、角膜穿孔を生じたりする怖れがあります。

(角膜上皮剥離・角膜潰瘍・ウイルス性結膜・角膜疾患・結核性眼疾患・真菌性眼疾患・化膿性眼疾患)

 

使用上の注意

1.コンタクトを使用している方は使用時の注意を必ず医師に確認してください。薬剤がコンタクトに吸着しますので、本薬を使いながらコンタクトを装着する時は注意が必要です。

 

2.本薬以外の使用中の一般用医薬品・サプリメント・食品などを使っている方は医師とよく相談してください。互いの作用に影響し、効果が増大したり副作用が強く出たりする可能性があります。

 

また、他の目薬を併用する場合は、医師の許可を得た上で、本薬点眼後5分以上の間隔をあけて点眼するよう注意してください。

3.一般に、高齢者では生理機能が低下しているので投与時は注意が必要です。

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オドメール点眼液0.1%の副作用に注意

 

かゆみ、発疹、眼圧上昇、眼刺激感、結膜充血、眼脂、緑内障、角膜ヘルペス、角膜真菌症、緑膿菌感染症、穿孔、後嚢白内障、初期症状

 

オドメール点眼液0.1%の副作用

軽い症状として、眼瞼炎・眼瞼皮膚炎・かゆみ・発疹・眼刺激感・結膜充血・角膜沈着物などがあります。

重篤な症状として、眼圧上昇とそれに伴う緑内障があり、また、角膜ヘルペス・角膜真菌症・緑膿菌感染症・角膜潰瘍を誘発することがあります。

 

角膜ヘルペス・角膜潰瘍・外傷等に使用した場合に穿孔外傷が起きる可能性があります。また、ごく稀なケースですが長期使用した場合に後嚢下白内障があらわれることがあります。

 

眼通・流涙・見えにくい、などの症状があり、これらが重篤な病変の前触れの可能性もあります。何らかの異常を感じたらすぐに医師へ相談してください。

 

眼圧上昇・緑内障

ステロイド点眼薬を使用すると、眼圧が上がることがあります。また、体質的に眼圧が上がりやすい人もいて低濃度のものでも上がってしまう人がいます。

 

眼圧上昇は自覚しづらい症状ですので定期的に眼圧を調べる必要があります。眼圧が上がっても気づかずに放置しておくと、緑内障(「ステロイド緑内障」と呼びます)を発症してしまうことがあります。

これを防ぐためにステロイド点眼薬の使用時には定期的な眼科検診を行い、医師の指示を受けてください。

 

角膜ヘルペス

単純ヘルペスウイルスの角膜の感染と免疫反応によって起こる病気です。ほとんどの場合、単純ヘルペスウイルスは幼少時に知らない間に感染していることが多く、感染後は消失することなく眠った状態で体内に潜んでいます。

角膜ヘルペスの場合、眼の奥にウイルスがいて角膜の知覚を司る三叉神経節にウイルスが潜伏感染し、この眠っていたウイルスがストレスや体調不良、熱発、気温の低下などが引き金となって目覚めて角膜の表面に出てくることで発症します。

 

角膜真菌症

角膜真菌症はカビ(真菌)が角膜に感染して起こる病気です。異物混入やコンタクトレンズなど様々な物が原因となりカビに感染します。細菌感染より頻度は少ないですが治りにくい場合があります。

 

緑膿菌感染症

緑膿菌はコンタクトレンズ使用者に見られることで知られる重篤な感染症です。

緑膿菌角膜感染症の初期症状は他の角膜感染症と同じで最初は目の不快感と充血、数時間で痛み・羞明が出てきます。そして、化膿性滲出液、角膜浸潤、眼瞼の腫れ、視力不良などの症状がでてきます。

 

緑膿菌は非常に毒性が強く、極端な場合は24時間以内に角膜潰瘍、角膜穿孔、眼自体の破壊が起こることもあります。

緑膿菌感染症の約1%が角膜移植を必要とするほど怖い症状ですので少しでも異常を感じたら早急に医師へ相談しましょう。

 

穿孔外傷

眼球に穿孔創、つまり孔があいた状態を生じた外傷のことです。

眼球に穿孔を生じると水晶体や硝子体、網膜、脈絡膜などの眼内組織が損傷し、重い合併症を生じる危険性がありますので、少しでも異常を感じたら早めに医師へ相談しましょう。

 

角膜潰瘍

深い傷が角膜上皮よりさらに奥の実質部分まで進行し、その一部が欠損した状態です。激しい痛みや充血を起こす場合があります。

角膜上皮や実質は一部が剥がれたり傷ついたりすると目の抵抗力が落ちて細菌などに感染しやすくなります。膜潰瘍が悪化すると潰瘍が角膜に孔をあけてしまうほど深くなることもあります。

 

時には失明するとも言われ、角膜の病気の中でもかなり重症とされ、早急な治療が必要とされます。少しでも異常を感じたら早めに医師へ相談しましょう。

 

後嚢下白内障

白内障は水晶体の濁る部分によって、核が濁る「核白内障」・水晶体の後ろ側の皮質が濁る「後嚢下白内障」・皮質が濁る「皮質白内障」の3つのタイプに分けられます。

後嚢下白内障は、ステロイド白内障や併発白内障の特徴といわれ、視力低下が早いのが特徴です。濁りが中心部から発生するため早い段階でまぶしさを強く感じるのも特徴で室内の蛍光灯の明かりでもまぶしく感じます。

 

逆光では極端に視力が落ちることもめずらしくありません。むしろ暗いほうが見えやすいです。

白内障の治療は、放っておくと濁りが進み、やがて水晶体が完全に白濁し明暗の区別しか付かなくなります。

 

また、そのまま放置していると水晶全体がふくらんで「急性緑内障」を起こすことがあります。見えづらいと感じたら早めに医師へ相談しましょう。

 

まとめ

しるし   

オドメール点眼液0.1%は、抗炎症作用が強く、症状を早く沈めてくれますが、副作用があり、自覚症状では分かりにくいものが多いですので、なんらかの自覚症状を感じたら早めに眼科へ検査に行きましょう。

上記の他にも報告された副作用はあるので,体調や目に違和感を感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

  当記事は医師、薬剤師などの専門家の監修を受けておりますが本サイトで提供する情報、文章等に関しては、主観的評価や時間経過による変化が含まれています。 そのため閲覧や情報収集は利用者ご自身の責任において行っていただくものとしその完全性、正確性、安全性等についていかなる保証も行いません。

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