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サワシリンカプセル250mgの4つの副作用!飲み合わせに注意!

<監修薬剤師 T.Nagao>
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風邪や感染症にかかった時によく処方される抗生物質の一つにサワシリンがあります。

非常に幅広い効果を持つため、もしかしたら何度も処方されたことのある方もいらっしゃるかもしれません。

 

幅広く使用されているサワシリンですが、副作用には十分注意する必要があります。

そこで今回は、サワシリンカプセル250mgの8つの副作用と、注意していただきたい飲みあわせに関して詳しくお伝えします。

 

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サワシリンとは?

 

サワシリンとは、抗生物質の一種で、成分名は「アモキシシリン」と言います。サワシリンは、アステラス製薬の製品名で、同じ成分を協和発酵キリンがパセトシンという名前で出していますし、ジェネリック医薬品も出ています。

人の体に細菌が侵入すると、患部の腫れや炎症が引き起こされ、化膿したり、痛みや発熱により苦痛が生じます。

抗生物質は、苦痛の原因となっている細菌に作用して死滅させ、症状の改善を促す薬です。

 

サワシリンカプセル250mgはカプセル状の薬ですが、錠剤もありますし、小児用にはシロップ用細粒があります。

サワシリンの詳しい効果については後ほど詳しくご説明いたしますが、最初に副作用について解説いたします。

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サワシリンの副作用

 

まずは、サワシリンの4つの副作用についてお伝えいたします。

 

眠気

人によっては、サワシリンを飲むと眠気を感じることがあります。

もし眠気を強く感じた場合は、車の運転や機械の動作、高所での作業などは行わないようにしてください。

 

下痢

副作用で最も多いのは下痢です。小さい子供が特に下痢を起こしやすいですが、長期でこの抗生物質を使用している場合も、便が軟らかくなりやすいです。

これは、抗生物質が腸内細菌のバランスを乱してしまうためです。

少し便が軟らかくなるくらいでしたらあまり心配する必要はありませんが、下痢が続いたり、血便が出たりする場合は医師や薬剤師に相談してください。

 

発疹

体質によっては、体に小さいブツブツができる人がいます。発熱やかゆみを伴うこともあります。

これは、薬疹とも呼ばれ、サワシリンに過敏症を起こしている証拠ですので、すぐに服用を中止して、医師の指導を受けるようにしてください。

 

アナフィラキシー症状が出ることはまれですが、特に蕁麻疹が出てきたり、顔や口に腫れが見られる場合はショック症状の前兆の可能性がありますので、注意してください。

 

皮膚系の副作用

非常にまれではありますが、サワシリンの重い副作用が皮膚を中心に現れることがあります。

中毒性表皮壊死融解症(TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、多形紅斑、急性汎発性発疹性膿疱症、紅皮症(剥脱性皮膚炎)などが副作用です。

 

症状としては高熱、目の充血やまぶたの腫れ、唇がただれたり、皮膚の表面が広い範囲で赤くなったりすることがあります。

全身の倦怠感や食欲不振、皮膚の灼熱感なども見られます。

 

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サワシリンの効果・効能

 

サワシリンは細菌の細胞壁を破壊する

サワシリンという薬剤が実際にどのように体内で効果を発揮するのか見てみましょう。

サワシリンは、細菌の細胞壁を破壊して、細菌を死滅させる働きを持ちます。簡単に言うと、体内で殺菌効果を持つ薬で、ペニシリン系抗生物質の一つです。

 

こうして、細胞を死滅させることができれば、細菌によって引き起こされた腫れや赤み、痛みが引き、熱も下がることになります。

呼吸器や耳鼻科領域を中心に使用されていて、喉の痛みや発熱を伴う風邪にも処方されます。

 

サワシリンが有効な細菌

サワシリンは、

✅ レンサ球菌属

✅ 大腸菌

✅ 溶連菌

✅ インフルエンザ菌

✅ 腸球菌

✅ 肺炎球菌

✅ ぶどう球菌

✅ 淋菌(りんきん)

✅ プロテウス菌

✅ ヘリコバクター・ピロリ

✅ 梅毒トレポネーマ

など様々な菌効果があり、ペニシリン剤のなかで、もっとも利用されている薬です。

(ここでいうインフルエンザ菌は、インフルエンザを引き起こすウイルスとは別物で、中耳炎、副鼻腔炎、気管支炎、肺炎などの気道感染を引き起こす細菌のことです。)

【関連記事】
【要注意】溶連菌感染症の大人の症状!熱が続いたら危険?

 

サワシリンが有効な病気

サワシリンが処方されるのは、次のような病気や症状がある場合です。

 

①    呼吸器の感染症

扁桃炎(へんとうえん)、咽頭炎(いんとうえん)、喉頭炎(こうとうえん)、猩紅熱(しょうこうねつ)、肺炎、気管支炎など

 

②    目、耳、鼻の感染症

眼瞼膿瘍(がんけんのうよう)、麦粒腫(ばくりゅうしゅ)、外耳炎、中耳炎、副鼻腔炎(ふくびくうえん)など

 

③    歯の感染症

歯槽骨炎(しそうこつえん)、智歯周囲炎(ちししゅういえん)、抜歯後感染など

 

④    泌尿器系の感染症

腎盂腎炎(じんうじんえん)、膀胱炎(ぼうこうえん)、尿道炎、前立腺炎(ぜんりつせんえん)、子宮内感染など

 

⑤    皮膚の感染症

瘭疽(ひょうそ)、癤(せつ)、癰(よう)、膿痂疹(のうかしん)など

 

⑥    性感染症

梅毒、淋病、クラミジアなど

 

⑦    消化器系の感染症

胃炎や胃潰瘍の原因となるピロリ菌の除菌など

 

⑧    やけどや手術後の二次感染

 

⑨    その他

乳腺炎、細菌性心内膜炎、腹膜炎、敗血症、炭疽病(たんそびょう)、関節炎、リンパ節炎など

 

実に広い範囲の感染症に効果が有る抗生物質だということがわかりますね。

では、次にサワシリンを服用するときのポイントを解説します。

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サワシリンの飲み方

 

サワシリンが処方されたら、次のような点に注意してください。

 

服用時の注意点

サワシリンカプセル250mgの場合、大人は通常1回1カプセルを1日3回〜4回飲みます。1回服用すると、約4〜6時間効果が続きます。

食後など、食事に合わせて飲むように指定されることもありますが、飲み方は症状によって調節されるため、必ずしもみなさんが同じ飲み方をするわけではありません。

1回の服用量、服用時間、服用と服用の間の時間など、医師や薬剤師から指示がありますので、きちんと守るようにしましょう。

 

飲み忘れた場合は、気がついた時、できるだけ早く1回分を飲んでください。

ただし、次に通常飲む時間が近い場合は1回飛ばして、次の通常の服用時間に1回分を飲むようにしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。

 

抗生物質を勝手に中止したり、飲む量を変えたりしないでください。

抗生物質は正しく使用しないと、原因菌を全て死滅させることができず、病気が再発したり、あるいは副作用が出やすくなってしまうこともあり得ます。

 

サワシリンを処方してもらう前に

次のような人は、サワシリンを処方してもらう前に、医師とよく相談することをお勧めします。

①    以前、ペニシリン系の薬でショック症状を起こしたことのある人は、サワシリンを使用できません。

②    もし、他の抗生物質で過敏症状(発疹、蕁麻疹など)を起こしたことがあったり、ご家族に抗生物質にアレルギーをお持ちの方がいる場合は、医師にその旨を伝えてください。場合によっては、薬を変更する必要があります。

③    肝臓、腎臓、胃腸、血液に障害のある人も、あらかじめ医師に伝えるようにしてください。サワシリンの副作用が出やすくなる可能性があります。

④    内服の不良な人、非経口栄養の人、全身状態の悪い人も病状が悪化したり副作用の可能性があります。

⑤    高齢者の方は副作用が出やすいとされていますので、医師の指示をよく聞いて、従うようにしてくださいね。

 

サワシリンの飲み合わせに注意

 

サワシリンは、いくつか飲みあわせに注意しなければいけない薬があります。もし、他の薬を服用している時は、必ず医師や薬剤師に伝えるようにしましょう!

 

ワルファリン(ワーファリン)

ワルファリン(ワーファリン)は、抗血栓薬です。心臓や血管の病気のある人で、血液が固まりやすい状態になることがあります。それを防ぐためにこの薬が処方されます。

ですが、サワシリンはワルファリンの作用を増強させてしまう恐れがあります。

 

避妊用ピル

避妊や月経痛緩和の目的で経口避妊薬(ピル)を服用している方は、サワシリンと一緒に飲むとこの避妊効果が薄れてしまう可能性があります。サワシリンを服用する際は、別の避妊方法も併用するようにしましょう。

 

プロベネシド

血液中の尿酸値が高いことを「高尿酸血症」といいます。尿酸が関節にたまると痛みを生じ、痛風の発作(関節痛)が起こります。プロベネシドは、サワシリンの血中濃度を増加させることがわかっています。

薬剤が正しい効果を発揮するためにも、現在処方されている薬については必ず伝えるようにしましょう。

 

服用は水で

どの薬にも言えることですが、薬は基本的に水または白湯で服用するようにしてください。お茶もお勧めできません。また、薬を服用しているときは、アルコールの摂取は控えてください。

アルコールは薬の作用を増減したり、副作用を誘発してしまうことがあります。

 

サワシリンの授乳中の服用について

最後に、サワシリンの授乳中の服用について解説いたします。

サワシリンは、母乳へ移行します。そのため、授乳中は服用を避けるか、服用した場合は授乳しないようにしましょう。

普段母乳で育てている方は、少し赤ちゃんに我慢してもらって、粉ミルクで代用するようにしてください。

 

また、サワシリンは妊婦の方は服用を避けることが望ましいとされています。ただし、病状によっては、サワシリンの服用が有益だと判断されれることもあります。

主治医とよく相談して、服用するかしないかを決めるようにしてください。

 

まとめ

しるし   

今回はサワシリンの効果、副作用、そして服用時の注意点などをまとめました。いかがでしたか?

サワシリンは、適用範囲が広い抗生物質のため、いろいろな病気に対して処方されます。

ただし、お伝えしたように、飲みあわせによっては望ましい結果が出ないので、自分の体の状態や服用している薬を医師や薬剤師に必ず伝えてくださいね。

  当記事は医師、薬剤師などの専門家の監修を受けておりますが本サイトで提供する情報、文章等に関しては、主観的評価や時間経過による変化が含まれています。 そのため閲覧や情報収集は利用者ご自身の責任において行っていただくものとしその完全性、正確性、安全性等についていかなる保証も行いません。

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