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フエナゾール 軟膏5%は赤ちゃんや顔に塗っても平気?

<監修薬剤師 BlueP>
軟膏 

小児科などで湿疹に効くとして良く処方されるのが非ステロイド系の「フエナゾール軟膏5%」という薬ですが、お母さんにとって赤ちゃんにぬって安全なのか、効果はどう?といった心配があると思います。

今回はその使い方や注意点等についてご紹介します。

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フエナゾール軟膏5%の効能

 

フエナゾール軟膏5%の適応症については以下の通りです。

 

01. 急性湿疹

あせもなど急にできる湿疹で全身、手足、背中などにでます。

02. 慢性湿疹

長く続いていて治りにくい湿疹をいいます。

03. 脂漏性湿疹(しろうせいしっしん)

頭・顔・胸・背中にできる湿疹で皮脂(ひし、あぶら分)が原因です。

04. 貨幣状湿疹(かへいじょうしっしん)

中高年に多く見られ手足や背中にできる円形の湿疹でかゆみがあります。

05. 接触皮膚炎

ある物質が皮膚に接触することで全身に現れるかぶれです。

06. アトピー皮膚炎

肘や膝の関節部にできる難治性の皮膚炎です。

07. おむつ皮膚炎

おむつをつけている乳児や寝たきりの病人、老人にできるおむつかぶれです。大小便等の刺激でかぶれる皮膚炎です。

08. 酒さ様皮膚炎(しゅさようひふえん)

ステロイド剤をぬった後に紅斑(こうはん、赤いできもの)や膿疱(のうほう、うみのたまったできもの)ができます。

09. 口囲皮膚炎(こういひふえん)

若年から中年の女性の唇の周りに紅斑などができる皮膚炎です。

10. 帯状疱疹(たいじょうほうしん)

ヘルペスのひとつで水疱瘡(みずぼうそう)や帯状疱疹ウィルスによって感染し神経にそって発症し痛みを伴います。

適応症として認められていませんが、乳児湿疹にも使用されています。

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フエナゾール軟膏5%の赤ちゃんや顔への使用について

 

フエナゾール軟膏5%は非ステロイドの抗炎症鎮痛皮膚疾患剤ですので、ステロイドを含んでいません。

そのために安心して使える半面効果はステロイド外用剤の強さのランクでは最も弱いV群(5ぐん)のWeek(ウイーク、弱い)の薬剤と同等程度ですが、実際の治療効果としてはもう少し弱いかもしれません。

 

従いまして、赤ちゃんやステロイド剤の副作用を気にする人や、ステロイド剤を使いたくない人、顔や気になる部位に塗りたくない人には安心して使える軟膏といえます。しかし、塗った後症状が改善しない場合は医師に相談して下さい。

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フエナゾール軟膏5%を顔へ塗る際の注意点

 

では、フエナゾール軟膏5%を顔に塗る際どのような事に注意すべきでしょうか。

 

赤ちゃんの顔を清潔にする

軟膏を塗る前に赤ちゃんの顔を拭いてあげ清潔にして下さい。その際お母さんの手指も清潔にして塗ってあげるのは当然です。

 

眼に入らないように塗る

量をたっぷり塗る必要はありません。薄くのばして塗ってあげて下さい。その際赤ちゃんの眼に入らないよう注意して塗ってあげて下さい。

 

湿疹やかぶれがひどい場合

塗る前に症状を確認して湿疹や乾燥してかぶれがひどい場合、化膿している時等は薬剤を塗ることでヒリヒリと痛みが出るなど炎症が余計にひどくなる場合がありますので塗らないようにして下さい。

 

医師の指示通りにぬる

塗る量、回数、塗り忘れた時どうするかを医師の指示どおりに守って塗ってあげて下さい。塗り過ぎて副作用が強く出たり、患部が余計にひどくなったりする事があります。

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フエナゾール軟膏5%の副作用

 

では、フエナゾール軟膏5%の副作用には以下の主なものがあります。副作用が出た場合、すぐに使用を中止して医師に相談してください。

 

01. 発赤(ほっせき)

皮膚が赤くなります。

02. 刺激感

チリチリとした刺激を感じる事があります。

03. 掻痒(そうよう)

痒み(かゆみ)が出る事があります。

04. 丘診(きゅうしん)

皮膚が盛り上がリ、時に赤い発疹になります。

05. 灼熱感(しゃくねつかん)

皮膚に熱感を感じる事があります。

06. 接触性皮膚炎

塗ることで薬の成分(主に基材、ワセリン)で皮膚炎を起こすことがまれにあります。

 

いずれも1%以下で、市販後調査では副作用の総発生率は1.66%と少ない状況です。

このように副作用が少なく安全である半面、効き目が弱い、効果が出にくい場合がありますので漫然と使い続ける事は避けてください

 

また、この軟膏は陰部などのかゆみ、足などの水虫には効果がありません。

理由としては、そのかゆみの原因がカンジタなど真菌(しんきん、カビの一種)などによる場合が想定されますので抗真菌剤などを使用することになります。

 

ニキビ(尋常性ざ瘡、じんじょうせいざそう)には効果がありません。また、妊娠中の方には使用しないで下さい。

 

以上、フエナゾール軟膏5%を使用する時の注意点や知っておいて頂きたい事をご紹介しました。

 

湿疹だと簡単に考えて市販の軟膏やクリームを買って自己判断で塗ったりしますと難治化してやっかいですので、効かない、治るのが遅い、ひどくなっているなどの場合は速やかに病院にかかり相談して下さい。

  当記事は医師、薬剤師などの専門家の監修を受けておりますが本サイトで提供する情報、文章等に関しては、主観的評価や時間経過による変化が含まれています。 そのため閲覧や情報収集は利用者ご自身の責任において行っていただくものとしその完全性、正確性、安全性等についていかなる保証も行いません。

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