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体が固い6つの原因や病気【この改善方法効きます!】

<監修医師 田中 恵文>
ストレッチ

足下に落ちているゴミ、腰を下ろさずに前屈姿勢で拾うことは出来ますか?もし出来なければ、あなたの身体は相当「固い」ということになります。

「身体が固いことくらいたいした問題ではない」と思っている人も、「年を取ると仕方がないこと」と思っている人も、実は体が固い原因は病気が関与しているかも知れないので要注意です。

そこで今回は、体が固い原因と病気、仕組みとその改善方法までご紹介します。

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体が固い6つの原因

 

まずは体が固い原因について解説します。

 

関節の可動範囲が狭い

「身体が固い=身体を動かせる範囲が狭い」ことです。

人が身体を動かすためには関節を動かす必要があります。関節を動かすためには更に筋肉や筋、そして筋膜がスムーズに稼働しなければなりません。

つまり筋肉や筋の動きが滞っていたり、関節の可動域が狭いと「身体が固い」ということになるのです。

 

老化

加齢により、徐々に身体の筋肉は衰え、関節もスムーズに動かなくなります。また加齢だけではなく、しばらく関節や筋肉を使っていない状態でも体は固くなります。

ストレッチや運動を適度に取り入れておかなければ、若いうちから身体が固くなってしまいます。

子供の頃から体が固い場合もあるので、一概には年齢のせいばかりとは言えません。逆に言えば、きちんと筋肉や関節を動かす運動を行っておけば、歳をとっても体の柔らかさをキープすることは可能です。

 

運動不足

デスクワークの仕事が多く、運動不足の現代人が増えてきています。ずっと同じ姿勢で作業するのも体に害がありますが、単純に運動不足も体の固さを助長します。

特に横隔膜の衰えは、デスクワークが多い人によく見られます。横隔膜はほ乳類の呼吸機能を支える重要な器官ではありますがなかなか鍛えにくいので、衰えないように若いうちから注意しておく必要があります。

また同じ姿勢でいると血行不良になり、ますます筋肉に負荷をかけることになります。

 

ストレッチ不足

なかには「運動が趣味なのに体が固い」という人もいます。そういう方の場合、運動の前に準備体操や運動後のストレッチがきちんと行えていない人がほとんどです。

筋肉は収縮と弛緩をくり返し体を動かしますが、収縮している時に急に動かすと筋肉は傷みます。運動が終わった後も、筋肉に溜まった疲労で傷みやすい状態になっています。

 

緊張・ストレス

「武者震い」という言葉があるように、ひとは緊張下や極度のストレス下では勝手に体がぶるぶると震えてしまうことがあります。

これは緊張やストレスが原因となり筋肉に力がこめられたことが原因です。力をこめた状態で筋肉を待機させると、とっさの事態に瞬時に対応できます。

しかし、ストレス下ではなかなか「とっさの事態」が起きるわけでもなく、筋肉が固くなったままになってしまいます。

 

発達障害

発達障害は脳の中枢機能に何らかの障害が起き、発生するものだと考えられています。そのため発達障害の人によっては脳の命令系統のエラーで体の一部が固くなる場合が見られます。

とくに多いのが、股関節や足首の硬さです。しかし発達障害であってもマッサージやストレッチで体の固さを解消することは可能です。

人によっては体が柔らかい場合もあるので、一概に「体が固いと発達障害」とは言えません。

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体が固いとこんなデメリットが・・・

 

実際に体が固いとどんなデメリットがあるのか、お伝えします。

 

筋肉痛や痛みを感じやすくなる

身体が固いと血流も乱れます。すると肩こりや腰痛などの痛みを併発するばかりではなく、足の捻挫を引き起こしやすい体質や肉離れを起こしたりしてしまいます。

 

姿勢が悪くなる

身体が固い人は、同じ姿勢をとり続けることが難しくなります。そのため正しい姿勢を保てず、猫背などの体に負荷をかける姿勢を頻繁にとるようになります。

姿勢が悪くなるとやがて骨盤がゆがみ、悪化するとO脚のように歩行に支障をきたす症状に発展することもあります。

また姿勢が悪いということは体の重心が狂ってしまうことになるので、平衡感覚を失ってしまい、何もないところで転倒する恐れも出てきます。

 

疲れやすい

ちょっと体を動かしただけで、すぐに疲れやすくなる可能性があります。体が固いと身体各部に余計な力がこもってしまうため、無駄な動きが多くなってしまうためです。

また筋肉には血管・神経やリンパ管が通っています。筋肉が固まるとこれらの器官にも支障が出ます。

血によって全身に運ばれる予定の酸素がうまく全身に行き届かない、老廃物や疲労物質が体外に出されず蓄積される、神経のはたらきが鈍くなり回復を促す命令が脳から筋肉に伝わりにくい、などさまざま弊害が出ます。

血流の阻害は「冷え」の原因となり別の症状を引き起こし、脂肪燃焼が起きにくくなり基礎代謝も低下します。その結果、少しの作業でも疲れてしまうようになるのです。

 

怪我しやすくなる

よくスポーツ選手の体の柔らかさが話題になりますが、スポーツ選手にとって体の柔らかさを保つことは死活問題です。

なぜならば、身体が固いと体の動かし方に無理が生じ、関節に負荷をかけてしまうからです。足首では捻挫、膝関節や股関節では太ももの肉離れが、そして腰椎ではスポーツ性腰痛症が起きやすくなります。

 

デメリットばかりなの?

体が固いと致命的なことばかりのような気がしましたか?

実は、体の固さが逆にメリットになるスポーツがあります。

それはマラソンです。股関節など関節が柔らかすぎると、長距離を走るマラソンランナーは逆に捻挫の可能性が高くなります。

とはいえ筋肉は柔らかい方が良いので、「体が固ければ固いほどマラソン向き!」と100%言えるわけではありません。

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体が固い!7つの病気に要注意

 

体が固くなる病気についてご紹介します。

 

腰痛・肩こり・ぎっくり腰

体が固いと血行が悪くなり、腰痛や肩こり、ぎっくり腰が起きます。

 

肥満

体が固いと血行が悪くなり、基礎代謝も落ちます。すると、痩せにくい体質になります。

基礎代謝が低下すると、どんなに頑張ってもエネルギー消費が悪くなり、いつもの量の食事でもあっというまに太ってしまいます。また肥満になると生活習慣病のリスクや運動不足による体の故障が起きます。

 

肉離れ・靱帯損傷

体が固いということは、筋肉の緊張状態が続いているということです。筋肉が緊張し続けていると靱帯は伸びきり、傷つきやすい状態になります。そんな状態下で無理に運動を行うと靱帯損傷や肉離れを引き起こします。

 

心筋梗塞・脳卒中

体が固いと血液の流れが悪くなります。さらに悪化すると動脈硬化が起きます。動脈硬化は心筋梗塞脳卒中の原因の一つです。

特に「体が固い」と自覚している40代以上で発症する心筋梗塞や脳梗塞、大動脈瘤は非常に高い割合になります。また体の固さだけではなく、高血圧も動脈硬化に影響を及ぼします。

高血圧気味で動脈硬化のおそれのある人は、血圧を下げる薬などきちんと服用し、体が固い場合はストレッチなどで解消しておきましょう。食事を見直すことも重要です。

 

うつ病

緊張やストレスで体が固くなるとお伝えしましたが、精神の病であるうつ病も同じです。うつ病を発症すると、怒りや悲しみ、喜びといった感情を意図的に押し殺してしまいます。

表面に出るべき感情を無理に抑制してしまうので全身に力が入り、体が固くなってしまいます。この場合はストレッチやマッサージだけではなく、心理的な原因を取り除く治療を受けることも重要です。

 

脊髄終糸症候群(せきずいしゅうししょうこうぐん)

若い人に多い、脊髄の末端と尾椎をつなぐ糸が脊髄を引っ張りすぎて内部を圧迫する病気です。

症状がほとんど腰痛に近いため、なかなか原因を見抜けず治療が後手後手に回ってしまうケースが多いので要注意です。症状がひどいと、手術の必要があります。

 

自律神経失調症

ストレスや過労が原因で、交感神経や副交感神経といった自律神経がうまく機能しなくなる病気です。

通常であれば睡眠中に処理される疲労物質が自律神経の機能低下によりうまく処理されず、朝目覚めても全身にだるさを感じてしまいます。日中も眠気を感じてしまうのは、この疲労物質の蓄積が原因かも知れません。

また交感神経と副交感神経の切りかえがうまくいかず、足がつることもあります

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柔軟な体を手に入れよう

 

体が固い原因と病気の可能性について見て回りました。とはいえ、体の固さは改善することが出来ます。急に肉体改造は出来ませんが、毎日コツコツと続けることで、必ず柔軟な体を手に入れることができます。

柔軟な体は「身長が伸びる」といったメリットがいっぱいですから、ぜひ手に入れましょう。

まず重要なのは、適度な運動を行うことです。そしてストレスを溜めないように、生活習慣にも配慮する必要があります。そして最も肝心なのは、マッサージで関節及び筋肉をよくほぐすことです。

プロのアスリートは試合の前と後にプロのスポーツ整体師にマッサージをお願いできますが、一般人はそうもいきません。そこで自宅で自分一人でも出来るマッサージ方法についてご紹介します。

固くてなかなかポーズが取れないという方は、まずはお風呂上がりにチャレンジしてみて下さい。お風呂上がりは普段より体が柔らかくなっています。

 

まずは正しい前屈方法を身につける

体が固いかどうかを見極めることが出来る前屈ですが、意外と正しい前屈を出来る人は少ないものです。

正しい前屈とは、お腹と腿がくっつき上半身は折りたたみ式携帯電話のように地面を向きます。もしも膝が曲がっていたり、腿とお腹が離れていればそれは間違った前屈と言えます。

しかし体が固い人がいきなり前屈を行うのはハードルが高いものです。そこでオススメするのが、「しゃがんだ状態から行う前屈」です。

やり方はまず、しゃがみます。足の裏をしっかりと床に両方つけ、骨盤はまっすぐ起こします。すると自然と、腿とお腹がくっつく体勢になります。

このままの姿勢で、お尻を上げていきます。このとき、手が床についてもかまいません。腿とお腹が離れないように注意します。膝が「これ以上は伸びない!」という位置まで伸びたら終了です。床から手が離れてもかまいません。

1回でもいいので毎日続けるうちに、おのずと正しい前屈姿勢が身につきます。ストレッチが終わったら、上半身はゆっくりと起こしましょう。急に起こすと筋肉に負荷をかけてしまいます。

 

肩甲骨のストレッチ

まず足を肩幅に開いて立ちます。そのまま左右の肩甲骨を体の中心線に向かって寄せ、そのまま5秒キープします。胸を張るとうまく肩甲骨を動かすことが出来ます。

 

広背筋のストレッチ

座ったままでも立ったままでもできます。片方の手で片方の肘を掴みます。掴まれた方の指先は背中に着きます。

そのまま頭に向かって倒していきます。脇の下から腰まで筋肉が伸びたと感じる位置でとめそのまま10秒キープし、もう片方も同様に行います。

 

横隔膜のストレッチ

まず仰向けに転がります。このとき肩と頭は床につけます。足は立ててもそのままでもかまいません。

そのままの姿勢で、お腹が膨らむほど大きく息を吸います。そのままの姿勢で3秒保持し、その後ゆっくりと息を吐き出します。行きを吐く際には指先で肋骨に沿って力をこめていきましょう。

一度に10回これをくり返し、毎日朝・昼・晩3回行います。

 

股関節のマッサージ

股関節のマッサージには、開脚が最も効果があります。とはいえ、体が固いと足を広げるだけで精一杯、体を前に倒すなんて無理という方もいます。

その場合はまず、無理をしない幅で開脚状態を作ります。そのまま、お尻を前後に動かします。

すると筋肉がほぐされ、いつもより上半身を前方に倒せる角度が深くなります。毎日無理せず少しずつ行います。

 

酢を飲むと体が柔らかくなる?

「酢を飲むと体が柔らかくなる」という都市伝説もありますが、残念ながら科学的根拠はありません。

ただし酢には血行を改善させる効果があります。また疲労物質の分解補助や中性脂肪の抑制などの効果が見込めますので、体の固さを改善する助けにはなります。

妊婦さんの中には、「体が固いと難産になる」と聞いてせっせと体を柔軟にするためにお酢を飲む人もいます。出産に備えるための柔軟は、お酢よりもマッサージの方が直接的には効果があります。

 

体が固い原因と病気の可能性、そして改善方法についてご紹介しました。

年齢に関わらず体が固くなる可能性はありますが、健康に害を及ぼすなどデメリットが大きいです。自分で出来るマッサージでコツコツと体の固さを解消しておきましょう。

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