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増粘多糖類とは?【アレルギーの可能性や6つの種類を簡単に解説】

<監修医師  WASHIO>
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増粘多糖類という文字を見たことはありますか?「見たことがあるよ!」という人は、おそらく食品表示のところで見たのではないでしょうか。

 

増粘多糖類は食品添加物の一つ。増粘、つまり粘り気を出すためのものですが、なんとなく食品添加物って危ないイメージですよね。今日は、増粘多糖類が引き起こすアレルギーの可能性について学んでいきましょう。

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増粘多糖類とは?

 

増粘多糖類は、食品添加物の一つで、高い粘性が特徴です。役割は主に食感の調整。とろみや粘り気といったものを調整することで、歯ごたえや舌触り、のど越しなどを良くしています。

 

増粘多糖類とは、「増粘安定剤」に「多糖類を2種類以上」追加したもののこと。糊料とも呼ばれる増粘安定剤は、大きく分けて3つあります。

✅ 増粘剤:とろみや粘り気を出すもの(ソースやジャムなど)

✅ ゲル化剤:ゲル状に固めるもの(ゼリーやプリンなど)

✅ 安定剤:液体と固体の分離を防ぐもの(ココアやドレッシングなど)

これらに多糖類といって、糖がいくつか結合した物質を複数配合すると、増粘多糖類となります。

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増粘多糖類の種類

 

増粘多糖類にはたくさんの種類があります。その中でも、目にする機会の多いものをいくつかご紹介します。

 

ペクチン

レモンやライムなどの柑橘系や、リンゴなどから作られたもの。

マーマレードやリンゴジャムを作った時に自然にとろみが付くのは、このペクチンのおかげです。ジャムや飲料、小麦粉製品、また化粧品の増粘安定剤としても使われます。

 

グアーガム

グアーという、パキスタンやインドで栽培されている植物の種子から出来ています。ドレッシングやアイスクリーム、インスタント麺などに使用されます。

 

キサンタンガム

トウモロコシなどのデンプンを発酵して作ったもの。ドレッシングや漬け物、冷凍食品、レトルト食品などに使用されています。

 

ローカストビーンガム

カロブ樹という、ヨーロッパで栽培されている植物の種子から作られます。ジャムや飲料、化粧品や介護食などに使われています。

 

カラギーナン

イバラノリやキリンサイ、アイリッシュモスなどの海藻から作られたもの。ゼリーやプリン、ジャム、アイスクリーム、ドレッシングなどに入っています。

 

デキストリン

コーンスターチや馬鈴薯デンプンから出来ています。飲料やアイスクリーム、介護食などで使われています。

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植物由来なのに危険?

 

上記でご紹介した増粘多糖類って、ほとんどが植物から抽出した成分で作られている、天然由来のものですよね。一般的には、原料が植物由来は安心で、化学物質なら有害というイメージですが、果たして本当でしょうか。

 

食品添加物を始めとした、私たちが口にするものの安全性を決めるのは「長年にわたる安全性の実績があるかどうか」だと思います。

食品添加物は近年になって新しく作られたもの。様々な実験や研究で安全性を確かめてはいますが、まだ実績としては少ないですよね。

 

植物由来だから安心と判断するのではなく、私たちが口にするものにはどのようなものが含まれているのか、自分たちでしっかり認識する必要があるのだと言えますね。

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増粘多糖類の危険性

 

しかし、実際にいくつかの増粘多糖類には、私たちの身体に有害の可能性があるものも含まれています。

 

アレルギー症状

マメ科のアラビアゴムという植物から作られている「アラビアガム」には、人間が吸入すると喘息や鼻炎などのアレルギー症状を引き起こす可能性があるとされています。これは吸入であって、口からの摂取なら問題ないもの。

 

しかし、ウサギを使用した実験で、体重1kgあたり8gを経口投与した結果、約半数が死亡したという結果は頭に入れておくと良いかもしれませんね。

アラビアガムはアイスクリームやガム、キャラメルや飴などのお菓子によく含まれています。

 

発がん性

「ファーセラント」「トラガントガム」「カラギーナン」の3つには、発がん性を高めてしまう作用があると言われています。

ファーセラントはフルセリアという海藻から作られているもの。トラガントガムはマメ科のトラガントから。そして、先ほどもご紹介した、海藻から作られるカラギーナン。

 

マウスや鶏卵を使った実験でこれらを試した結果、発がん性や、生まれてくるヒヨコの奇形などが見られました。また、トラガントにはほかに、消化器官を損傷する恐れもあるとされています。

 

実際に食べても危険じゃない?

食品に表示されている「増粘多糖類」は略称で、実際は複数のものが合わさって作られているもの。どのようなものが入っているのか、実のところ分かりませんよね。

 

そのため、発がん性のあるものが入っていても、気付かずに食べてしまっている可能性も十分にあります。

しかし、食品に使われているものは、現時点ではすべて安全性が認められているものの。だからこそ「増粘多糖類」とまとめて書かれているのです。

ただし、この安全性に関しては、時に変わることもあり注意が必要です。

実際に、様々な研究や実験で、一生にわたって毎日食べ続けても悪影響のない量というものが出されています。

 

1日許容摂取量(ADI)と呼ばれるもので、私たちが普段食べている量を比較してみると、その量はADIの1%ほどにしかなりません。

普通に食べている分には大丈夫。ただし、添加物が気になるという人や、赤ちゃんや小さい子に食べさせたくないという人は、少し表示を気にしてみると良いかもしれませんね。

 

無添加とは?

食品添加物が気になる時に注目するのが、無添加の表示だと思います。よく、保存料不使用などと書かれているものがありますよね。

しかしそれは、保存料が入っていないというだけで、ほかの添加物は入っているということ。食品添加物には、人工甘味料や着色料、化学調味料、乳化剤、保存料など様々な種類があります。

 

それらは食品の味や見た目、劣化防止のため、どうしても欠かせないこともあります。無添加と書かれているものを買う時には、本当に添加物が入っていないのかどうか、よく確かめるひつようがありますね。

  当記事は医師、薬剤師などの専門家の監修を受けておりますが本サイトで提供する情報、文章等に関しては、主観的評価や時間経過による変化が含まれています。 そのため閲覧や情報収集は利用者ご自身の責任において行っていただくものとしその完全性、正確性、安全性等についていかなる保証も行いません。

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