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悪露のにおいが臭い!【対処法といつまで続くか徹底解説します】

<監修医師 ゆまこ>
悩み

悪露は、出産後の回復と大きな関係があります。でも悪露のにおい気になりますよね。また出産時にも出血があったのに、その後も出血が続いていると心配になります。

 

今回はいつまで悪露が続くのか、臭いや色・量の変化の経過、また悪露の対処法について解説いたします。さらに悪露の異常が起きる病気について知る事で、早めの治療を行う事ができますので、詳しく見ていきましょう。

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悪露とは?なぜ起きるの?

 

悪露とは、子宮内に残った胎盤や卵膜、血液等の残った分泌物の事をいいます。血が混じっていて、色も赤く、血生臭い事から月経時の経血と似ています。

 

悪露は出産後の回復と深い関係があり、出産後の女性の身体は子宮を収縮させて妊娠前の状態に戻す必要があります。この現象を子宮復古といいます。

 

胎盤や卵膜が剥がされて出血している箇所を、子宮を収縮する事で止血します。悪露は、完全に止血されるまでの間、出血や体液の分泌が続き、体外に排出されます。

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悪露はいつまで続くのか?

 

続いて悪露はいつまで続くのか見ていきましょう。産後の経過の中で悪露の色や状態にも変化が現れます。異常のある悪露等、注意すべき点も解説いたします。

 

産後1週間で色の変化

子宮が収縮してくると出血が減り、産後1週間程度で血の色はほぼなくなります

 

産後1ヶ月程度で消失

また産後1週間程度を過ぎると、悪露は体液等が中心のものとなり、色も黄色っぽい色から最後には白色に変化します。個人差はあるものの、悪露は一般的に産後1ヶ月程度でほとんど消失します

 

産後2週間以上、赤い悪露が続く場合は注意

子宮が収縮し、胎盤や卵膜がはがれた部分は止血されます。そして通常は産後2週間が過ぎればほぼ出血は止まり、悪露に血が混じる事はなくなります

 

ただ2週間以上も赤い悪露が出続ける場合には、子宮復古不全の可能性があります。子宮復古が正常に機能していない事による不正出血も考えられますので、すぐに産婦人科の医師にご相談ください。

 

産後1ヶ月以上続く場合はトラブルの可能性が

通常産後1ヶ月で悪露はほとんど消失します。そして産後1ヶ月以上すれば子宮も妊娠前と同じ位の大きさまで小さくなります。この時にもし悪露が出る場合は白っぽい色ですが、ほとんど出ないはずです。

 

ここでダラダラと鮮血がまだ出続けている場合には子宮内の傷や炎症による不正出血の可能性があります。細菌感染のトラブルが起きている可能性もありますので、すぐに産婦人科を受診してください。

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悪露のにおいが臭い!

 

悪露のにおい、臭くて気になりますよね。悪露のにおいや色・量等の状態についてさらに詳しく見ていきましょう。

 

産後2~3日

出産後数日間は、子宮内の出血量も多く、子宮口も開いたままですので、悪露量は多いです。この時の悪露には血液が多く含まれる為、色も赤色で生臭いにおいがします。

 

産後1週目

産後1週間が過ぎる頃には、出血量が減り、子宮口も閉じてきます。色も鮮血のような赤色が、血が酸化したような茶褐色へと変化します。ただにおいに関してはまだ血生臭いにおいが続きます。

 

産後2~3週目

産後2~3週間程度になると子宮内膜再生により、出血もほぼ止まります。色も茶褐色から淡黄色へ変化し、出血が少ない為、臭いも弱くなってきます。悪露の量もだんだんと量が減少し、ほぼ出ないぐらいまでおさまってくるでしょう。

 

産後4週目

産後4週間にもなると、子宮口は閉じ、悪露はほぼ出ない状態になります。白っぽい色の無臭のものが出て、悪露が終了する人もいます。個人差はありますが、5週目に入るまでには消失するはずです。

産後5週目以降も悪露が大量に続く場合や、色や臭いが強い場合にはすぐに産婦人科の医師にご相談ください。

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悪露はこうして対処しよう

 

悪露が出ている間は常に清潔を保つためにこまめなケアが必要になります。出産前に用意をしておき、悪露が続いている間に使用する物について詳しく見ていきましょう。

 

産褥パッド

出産予定日が近づいてくると医師から出産準備品を用意するように言われますが、その中の必要なものとして産褥パッドがあります。産褥パッドは産褥ナプキンと同じもので、悪露を吸い取る為に使用される衛生用品です。

 

生理ナプキンと似ていますが、生理ナプキンよりも大きさは大きく、厚みもあります。ナプキンというよりはおむつに近い大きさで、専用の産褥ショーツと一緒に使用します。

 

出産直後の悪露は月経時の出血よりも出血量も非常に多い為、産褥パッドは必ず必要です。入院期間はおよそ5~10日。そのうち出産後2~3日は産褥パッドを使用します。

ですが、悪露量や出血量には個人差がありますので、退院するまでの間の産褥パッドを用意される事をお勧めします。

 

産褥ショーツ

産褥ショーツ股の部分が開閉する事のできる形状をしたショーツです。出産直後には、ベッドに寝たままで医師や助産師、看護師が診察や処置、産褥パッドを交換する為、脱がずに処置のできる産褥ショーツが必要です。

 

産褥ショーツは前述の産褥パッドと合わせて使用します。出産後はしばらく寝たままの状態が多いので、後ろ漏れをしっかりガードするタイプの物がお勧めです。

クロッチ部分のみが開くショーツと、クロッチ部分とサイド部分が両方開くタイプ等があります。

 

帝王切開の予定や可能性のある方、また術後の傷口の経過観察や処置の為にはクロッチ部分とサイド部分が両方開くタイプを用意しておくと良いでしょう。

 

出産後のケア

悪露がある間は、細菌感染をする危険性があります。産後1週間程度は外陰部にも傷が残っている事が多い為、リスクが高まります。

出産後のケアとして、トイレに行けるようになったら、清潔を保ちましょう。また洗浄綿で外陰部の消毒を行い、常に清潔な状態を保つようにしましょう。

 

悪露が黄色になるまではトイレットペーパーではなく、洗浄綿で拭くようにし、洗浄綿は1回拭く毎に捨て、拭き方も必ず前から後ろに拭いてください。細菌感染を防ぐ為には重要な事ですので、注意しながら行いましょう。

 

入浴について

悪露の色が赤い色から茶色に変化し、量が少量になると入浴ができるようになります。一ヶ月健診後を目安に入浴できるようになります。

入浴により血行を良くする事で子宮復古を促進させたり、体を清潔に保つ事ができます。医師に確認の上、入浴をするようにしてください。

 

ただし注意しなければならない事があります。バスタブに溜めたお湯にはレジオネラ菌という菌が繁殖している危険性があるのです。

このレジオネラ菌は通常は健康な人が感染する事はほとんどないのですが、産褥期のお母さんやまた赤ちゃんは感染しやすくなっています。

追い炊き等のお湯ではなく、最初に入れた綺麗なお湯に入る等、入浴の際には十分な注意が必要です。

 

悪露の異常に要注意

 

悪露は通常1ヶ月程度で消失していきます。悪露の量も通常は出産後、だんだんと減っていくのが正常です。

悪露の量が減る事は子宮復古が順調である事の証でもあるので、悪露が増える場合や、悪露の異常が見られる場合には何らかのトラブルが起きている可能性があります

最後に悪露の異常でわかるトラブルや病気、注意すべき症状について解説いたします。

 

子宮復古不全

最も多いトラブルが子宮復古不全。本来排出されるべき胎盤等が邪魔をしたり、妊娠中に子宮の筋肉が疲れ過ぎてしまい、子宮収縮がうまく機能されなくなります。

 

子宮が収縮しなければ出血が止まる事はなく、悪露のかたまりが出る事も多々あります。

✅ 双子を妊娠する多胎妊娠や羊水過多等で子宮が通常よりも過度に伸びた場合

✅ 子宮筋腫

✅ 子宮内感染

✅ 尿や排便を我慢する事

✅ 分娩時の難産や早産・大量出血等

が原因となり、子宮収縮がうまくできない場合に起こります。赤い色の悪露が続いたり、大量出血、悪臭を伴う悪露、血のかたまりが出る場合、また悪露の量が増える場合には、すぐに産婦人科を受診してください。

 

細菌感染

赤い悪露が長引く場合には子宮復古不全の可能性がありますが、黄色っぽい悪露が続く場合もあります。この場合は出産の時にできた傷口に細菌が感染した可能性があります。

 

細菌感染をしている場合には、悪露の臭いが強くなったり、発熱等の症状が現れます。悪露が止まらない場合にはすぐに産婦人科を受診してください。

 

産褥熱

出産後24時間~10日目に産褥熱という発熱が起きる事があり、細菌感染の可能性があります。

分娩時に子宮に傷ができたり、悪露の排泄がうまくいかない場合、胎盤や卵膜の一部が子宮内に残留している場合等に細菌感染しやすくなります

 

子宮の痛み・赤い色の悪露が続く・血のかたまりが出る・悪臭のする悪露が出る場合はこの後説明します産褥子宮内膜炎の可能性があります。

 

また子宮の痛みはなく、悪露もあまり排出していない場合には悪露滞留の可能性があります。悪露滞留は悪露を排出する事で熱を下げる事ができますので、悪露が排出される為の処置を行います。

色々な病気の可能性が考えられますので、すぐに産婦人科を受診してください。

 

産褥子宮内膜炎

子宮内膜炎の原因は細菌感染です。妊娠や出産をしていなくても感染する事はありますが、出産後に発症するものを産褥子宮内膜炎といいます。

 

さらに流産や子宮感染症、人工中絶等により、細菌感染を起こす場合もあります。分娩後は子宮頚管も開いているので、子宮内での細菌感染のリスクは高くなります。

 

出産後は、胎盤等が子宮内に残っているのと、出産により体の抵抗力の低下で産褥子宮内膜炎を発症しやすくなっています。症状として、腹痛・子宮の痛み・疲労感・発熱・頭痛・高熱による寒気や震え等の症状が現れます。

 

また子宮内膜の炎症で子宮内に膿が溜まり、悪臭のする膿状のおりもの・茶褐色の出血症状も見られます。重症化する危険性もありますので、早めに産婦人科を受診してください。

 

晩期子宮出血

退院後数日から数週間の間に大量の子宮出血が起こる事があります。子宮の胎盤付着面に血栓ができ、その血栓が溶ける事によるもので、晩期子宮出血といいます。

流れるような出血や、血のかたまりが多量に出る場合はすぐに産婦人科を受診してください。

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