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指を鳴らす心理【指が太くなる以上に怖い症状が起こる!】

<監修臨床心理士 鈴木崇弘>
手 

何気なく指をポキポキならしてしまうこと、良くありますね。PCでの作業中にポキポキ、テレビを見ながらポキポキ、スマホを置いてポキポキ。

 

なぜそうしてしまうのか、考えたことはありますか?鳴らしていたら「指が太くなるよ!」と言われたことはありませんか?

今回は、そんな指を鳴らす深い訳、その心理やデメリットについて掘り下げてみましょう

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指を鳴らす心理

 

無意識にポキッと鳴らした時、思わず快感を覚えたことはありませんか。

スッキリした!という感覚を持つと、人間の脳はその感覚と行動を結び付けて記憶し、無意識のうちに再現します。

 

肩や背中が凝り固まったと感じたときにストレッチ効果を期待して伸びをしますし、そこで背骨を鳴らしたりすることもあります。伸びをすると筋肉の緊張もほぐれて精神的にもリラックスできて安定します。そしてここでも思わず指をポキポキする方も結構いらっしゃるはずです。

 

指の関節を鳴らすこと自体がストレッチ効果を期待してのことという方もいらっしゃいます。

 

他にも指を鳴らすことについて面白い話があります。

指を鳴らす心理、これを心理学的に言うなら「緊張感を持った威嚇行為」なのです

 

もしこれを会話の最中などに行うと「機嫌がいい」というサインになり、リラックスしている証拠になります。考え事をしているとも言われますが、会話を楽しんでいるとも言えますね。もしこれが威嚇だったらとんでもないことですけれど・・・

 

もしも恋愛している相手がポキポキしていたら、自分の思考に自信がないときに出る態度ということもあるようですので注意してみるのも良いかもしれませんが相手の気持ちを指ポキだけで推測することはあまりお勧めはしません・・・

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関節が鳴る理由

 

関節が鳴ることを「クラッキング」と言い、「関節内轢音」とも呼ばれます。

指の関節に限らず顎や首・脊椎に膝など、自分の意思にかかわらずあらゆる関節がポキッと鳴ることもありますね。

なぜ関節が鳴るのか、そのメカニズムが気になりませんか。

 

まだ完全解明されてはいない現象ですが、最有力な理論として「キャビテーション」というものが発表されています。

 

✅ キャビテーションとは?

関節に何らかの力がかかった時に大きな音が出ますが、整体やカイロプラクティックの施術中に音がするという声を聞くことが多いのもこの現象です。

 

関節内腔は骨と骨が関節包というもので包まれ、その中に関節腔というごく小さい隙間があります。

 

その関節腔は潤滑油の働きをする滑液で満たされています。関節を曲げ伸ばしするとその中の滑液が気化して気泡が発生します。その気泡により空洞(キャビティ)ができ関節腔の圧力が下がります。

そうした圧力を元に戻すために滑液が移動してくるのですが、その時に気泡が破裂する音がクラッキング音なのです。

 

ポキッ!の一瞬で関節内ではこんな複雑な現象が起きています。

 

気泡がつぶれて音が鳴るのは緩衝材のエアパッキンをプチプチつぶすのと同じような原理です。

ただエアパッキンと違うのは、その関節にかかる力です。なんと、気泡が破裂するこのクラッキングで一つの関節にかかる力・・・

1トンです。侮れない力ですね。

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指を鳴らすことによって起こる症状

 

指などの関節が鳴る原理をご説明しましたが、ここからはその意外な症状や体に与える影響を解説します。

まず、1回のクラッキングでは特に影響はありません。

問題は「習慣化すること」なのです

 

習慣化すると何かしらの影響が出るというのは「金属疲労」を想像していただくとわかりやすいでしょう。

何度も何度も、同じところばかりに負荷を与え続けているとある時ボキッと折れたりしませんか?

紙やプラスティック製のバインダーなども開閉を繰り返すとそのうち表紙が取れてしまった経験があるかもしれません。

 

それが関節にピンポイントで1トンの圧力をもってポキポと繰り返し行われているなんて・・・まさに関節内浸食という破壊行為だったということなのです。

 

ここからは関節に起こる症状をご説明します。

 

炎症

まずは炎症です。鳴るはずのないところに意図的に力をかけて鳴らし続けると炎症が起こり痛みが生じます。

関節などの軟骨には血管も神経も存在しないため、普通は痛みはありません。

キャビテーションによる損傷から炎症が周囲に及ぶと痛みも発生しますが、そうなってからでは遅いのです。

 

ルーズニング

症状というよりは状態といった方が適切かもしれません。

指を鳴らし始めたころは大きく力をかけなければポキッとは鳴りません。しかし、何度も回数を重ねるとさほど大きな力でなくても鳴るようになります。

それは関節の靭帯が伸びて緩んだ状態になってしまうからです。

 

靭帯はそれ自体に伸び縮みする機能はなく、あくまでも関節の安定と動きの制御という役割のみを保持します。したがって、一度伸びてしまうと修復することは容易ではありません。

 

そのため、もし首や脊椎の関節を鳴らし続けたことを原因として起こる症状は考えているよりも恐ろしいものなのです。

 

頸椎損傷

頸椎と脊椎は脊髄の通り道、脳からの中枢神経が相互に作用して症状が重くなることもあります。

首を鳴らすことに起因する頸椎損傷ではめまいや頭痛、動悸や手足のしびれ・麻痺などが起こります

 

脊髄損傷

損傷が脊椎ならばひどい腰痛により歩行不能な状態を引き起こす場合もあります。

細かい神経に骨がずれて接触するようになると神経痛や肩こりなどの小さな変化からやがて上のような麻痺などにも発展します

 

何より交通事故などで起こる脊髄損傷の場合を思い浮かべてください。

半身麻痺や言語障害・記憶障害など、かなり重篤な状態に陥ります。それは交通事故という大きな外的な衝撃が加わったためとも考えられますが、前述したように1トンもの衝撃が関節にたびたび加えられれば同じような結果が目に見えると思いませんか?

 

もしも高齢になっても骨を鳴らしていたとします。

骨粗しょう症を患っていたら「いつの間にか骨折」が我が身を襲うことも十分にあり得ることなのです。

 

このように、おおよそ改善が難しい、健康体とはかけ離れた状態になってしまうこともままあるのです。

ここまでお読みいただければ、指を含む様々な関節を鳴らすことは今日、今この時から禁止ですね。

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指を鳴らす癖を治すには

 

「癖だから治らないし。そんなの無理。」そう思っているあなたこそ、ここは決意してください。

深層心理や感情からくる指ポキは仕方がないでしょう。しかし、それ以外のものはやめる決意とある方法で止めることができます。

 

まずはやめると決意しましょう。決意を元に頑張れたあなたはおおよそひと月もあれば指をポキポキ鳴らしていた過去すら忘れられるでしょう。

これはある意味、禁煙よりも簡単ですね。

 

前述した「ルーズニング」のように症状が現れている場合は関節自体が不安定になっているため、その状態も改善することが必要になります。

改善する方法は、やめるという意思と簡単な「ある運動」をすることが最短距離でしょう

 

ある運動:指のルーズニングには

まず用意するものはゴムボールです。

初めは軟式テニスのボールのような柔らかめのものが良いかもしれません。

それをゆっくりと指で無理のない程度に握り締めていきますが、20回から30回ぐらい続けて握ると効果的です。

 

大切なのは「ゆっくり」「握る」「締める」を意識して行うことです

緩くなった関節の周りの筋肉に負荷をかけて引き締めるので、気長に続けてみてください。次第に指関節のルーズニングも収まってきます。

 

ある運動:頸椎や脊椎編のルーズニングには

首や背中のルーズニングを修復するには歩行です。

歩くことで起きる振動や体重移動するために筋肉が相互を支える力が全身に加わり、頸椎や脊椎のルーズニングが改善されていきます。

重力や体重は各個人に適度な負荷になるため、歩行は最善策と言えます

 

関節をポキポキ鳴らすのが習慣化してしまうのは、それにまつわるストレッチ効果が快感だと感じてしまうためとも言えます。しかし、それは1トンの圧力で関節内浸食を進める破壊行為だとご説明しました。

ですから、どんなに指ポキポキをしたくてもそのことを忘れないでください。

 

指を鳴らす行為は関節を壊します。首や背中の骨だと体中を壊します。

デメリットは数え切れないほどありますが、メリットは一つもないということを覚えておいてください。

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