Sponsored Link

泣いて頭痛が起きるのはなぜ?【原因や対処などしっかり解説】

<監修医師 豊田早苗>

頭痛

泣くと心が洗われるといいますね。心を大きく動かされる映画を見て、それこそいろんなものを洗い流すほど泣いたこともあるでしょう。

 

子供の頃は叱られて大泣きしたり、彼氏と喧嘩をして泣きながら眠ってしまったり。

 

考えてみると泣いてしまうシチュエーションの後で頭が痛くなったことがありませんか?どうして泣くと頭痛が起きるのか、起こった頭痛にどう対処するのかを解説します。

スポンサーリンク
 

どうして涙が出るのだろう

 

涙の役割や仕組みについて考えて見ましょう。

 

涙は通常眼を保護したり、入ってきた異物を排除するために洗い流す役割があります。

角膜に酸素を供給する働きもあり、常に眼の表面を覆っていて基礎分泌量は1日に多くても2~3cc程度だと言われています。

 

涙は涙腺から排出されます。三叉神経・交感神経・副交感神経により支配され、精神的な興奮などの感情とともに交感神経や副交感神経が働いて涙が出ます。

 

感情の起伏で涙が出るのは、脳の「前頭前野」が刺激されるためで「情動性分泌」と呼ばれています。

あくびや嘔吐で涙が出るのは顔面の筋肉が動くことで涙の袋が押さえられて出るのでちょっと仕組みが違いますね。

 

異物を排除するために涙が出るのは反射的な涙で、外部刺激から保護する役割を持っていますね。涙には色々な種類があるのです。

スポンサーリンク

泣いて頭痛が!4つの原因

 

泣いて頭痛が発生するのは「泣き頭痛」とも呼ばれています。泣いて流れる涙の98%は水分です。ですので、泣きすぎると脱水状態となり、血液濃度が高くなるそうですよ。

 

緊張型頭痛は脱水症状です!

感動して大泣きしたら頭にはギューっと締め付けられる痛み、という時は緊張型頭痛でしょう。

 

脱水するほど涙を流して泣いた証拠ですね。精神的・身体的なストレスでも神経が刺激されてこの緊張型頭痛が起こります。

 

頭痛による弊害についてはこちらも参考にして下さい。

【関連記事】
頭痛で眠れない!【この対処方法で熟睡しましょう】

 

翌日に頭痛が起こったら偏頭痛(片頭痛)

泣いているときは興奮状態で血管が収縮しています。しかし、泣き止んで興奮が収まり平常心に戻ると収縮していた血管も拡張します。

 

そこで起こるのが偏頭痛です。ホルモンの変動が原因になってズキンズキンと強烈に痛むこともあり「ホルモン激痛」とも呼ばれるそうです。

 

自律神経がバランスを取ろうとしている証拠

泣きすぎると頭が膨張しているような気持ちになりませんか?

交感神経により泣くと脳に血液が集まるからそう感じることもあるそうです。

 

血液を脳にためたままでは血管が破裂してしまいます!ですので、そんな時は、副交感神経が働き、脳に溜まった血液を流し出すようにします。

 

自律神経が交互に働き、脳に血液が集まったり、血液を流し出したりを繰り返すために脳の圧力がその都度変化し、頭痛が起こります。

 

抑うつ症状

泣いてから頭痛が起きたとき、めまい吐き気がありますか?もしも同時に発生している時には抑うつ症状も考えられます。

 

特に「理由もないのに泣きたくなる・涙が出る」という時には注意が必要かもしれません。

 

ストレスホルモンからめまいや吐き気が起こるので、精神的に何か溜め込んでいるものがありませんか?

ストレスホルモンが排出されると脳は大量の酸素を消費するために酸欠状態のようになるそうです。

 

酸欠状態についてはこちらも参考にして下さい。

【関連記事】
高山病は危険な症状!しっかり対策をしよう【予防薬も詳しく解説】

 

スポンサーリンク

泣いて起きる頭痛は病気の可能性も疑って

 

泣き頭痛は一晩眠ると直ることもありますし、温かいものでも飲んで一休みしていれば解消するものもあります。

病気ではないことが多いのですが、だからと言って侮ってはいけません。

 

泣いて頭痛が起こる時に過呼吸を起こしたり、めまい・吐き気が一緒に起こる場合や微熱・喉の違和感・脱力感・無気力などが継続している場合はうつ病の可能性もあります。

 

うつ病ほどではなかったとしてもだるい・疲れやすい・倦怠感などが比較的若い女性に起こる「プチうつ」のように、抑うつ症状のこともあるので注意しましょう。

 

精神的ストレスを慢性的に抱えているということに、自分ではなかなか気づきにくいのです。

睡眠がうまく取れていなかったり、上記の症状が2週間程度続いていたら心療内科でカウンセリングを受けてみるのも悪化させない一つの方法です。

どうしようもなく涙が止まらないなどの症状も注意していた方が良いですね。

 

プチうつ病についてはこちらを参考にして下さい。

【関連記事】
プチ鬱症状チェック!この診断を試してみて!

 

スポンサーリンク

泣いて起きる頭痛は解消できる!

 

悲しくて泣いても感動や喜びで泣いても頭痛になるなんて、ちょっとひどい話ですよね。泣くだけでも大変なのに・・・と思ったら解消法を覚えておきましょう!

 

温めると良いのは緊張型頭痛

ぬるめのお風呂に入るのが一番良いですね。首や肩の筋肉まで固まってしまうので、温シャワーも効果的です。

 

筋肉をほぐすと血流量が上がりリラックスするので深呼吸も一緒に行うともっと効果が上がります。

 

泣き頭痛の後にそのまま寝てしまわずに、水分補給を忘れないようにすることも大切です。

カフェインを含まない温かいハーブティーなどがおすすめです。

 

お風呂やシャワーでなくても蒸しタオルや市販の温熱シートで首回りや目などを温めて、ちょっとゆったり音楽など聞きながらリラックスして過ごしましょう。

 

緊張型頭痛持ちで、という方は「貼るカイロ」を携帯すると安心です。

 

カイロの便利な使い道についてはこちらも参考にして下さい。

【関連記事】
肝臓を温めると感激の効果が起こる【カイロで手軽にダイエット!】

 

偏頭痛にはカフェインを

頭痛にカフェインは大敵!と思いがちですが、偏頭痛は血管拡張が要因です。ということは、カフェインの血管収縮作用を利用すると良いのです。

 

カフェインを含む飲み物といえばコーヒーですが、紅茶や緑茶でもOKです。ドクドクと脈打つような痛みを和らげてくれますし、二日酔いの頭痛にも効果的です。

 

偏頭痛の場合は首の後ろや患部を冷却シートなどで冷やすのもおすすめです。温めると逆効果なので注意しましょう。

 

泣き頭痛にはツボ押し

3つのツボをご紹介します。

 

一番簡単で人前でも気にせず押せるのは手の親指と人差し指の付け根が重なる部分の「合谷(ごうこく)」をゆっくりと深呼吸しながら押しましょう。

 

目尻の外側の「太陽」は目に直接効くツボ、ここは押さえなくても指で強めに撫でる感じでOK。

 

「天柱(てんちゅう)」は温めると特に効果が出るツボで、頭と首の境目にあります。

ここは押さえると効果てきめんですが、せっかくなので温熱シートなどを当てて横になるとリラックスもできるので一石二鳥ですね。

スポンサーリンク

日頃から予防して泣いても頭痛知らずになる

 

泣きすぎなければいいじゃない、と思いますが泣く時の感情ではそんなことはできませんよね。泣き頭痛に限らず予防には「筋肉の偏りを防ぐ」ことがいちばんの早道です。

 

普段から姿勢を良くして適度なストレッチや散歩などの軽い運動をしてストレス解消を心がけるようにしましょう。

 

日頃から発汗することも大切ですが、そんなに激しい運動は・・・という方は入浴でも十分です。

 

またストレス解消には大声で叫ぶのも案外効果があるので、日常から離れてアウトドアなどで郊外へ日頃の憂さを叫びに行きませんか?

 

また趣味に没頭することが体と心のコリほぐしに役立つことをご存知ですか?意外かもしれませんが自分の興味があることに没頭している時の人間はストレスフリーなのです。

 

アウトドアな趣味を手に入れると筋力もついて頭痛知らずになれますね!

スポンサーリンク

泣いてストレス発散!その前に頭痛に備えよう

 

泣くほどにストレスを発散できるといいます。泣くことで脳内のホルモンが放出され、ストレスの原因物質などが排出されるそうです。

泣くことで心のデトックス!ということがわかっても、そのあとの頭痛が・・・

 

しっかり頭痛に備えて心身の健康を保つために泣く準備を考えてみましょう。

 

準備する

泣き頭痛に備えるのはまず水分ですね。飲み物を手元に準備しておくことを忘れないように。

肌に優しいソフトなタオルと寝床も準備します。肌触り良好なタオルがないと頭痛以前にお肌がやられてしまいます。

 

自分が泣ける!と思うツボは?

映画や本など、ひたすら感動するものが泣ける人もいますが悲しい物語でないとという人もいます。

どんなものが自分の泣けるツボかを日頃見つけておくと良いでしょう。

 

スケジューリング

意外と大事な備えはこのスケジューリングです。泣いて眠たくなったらそのまま寝床へ入ってしまう、翌日は朝寝をしたい。食事が済んでゆっくりのお風呂上りに泣ける映画や本を見て・・・

 

結構長時間必要だと思いませんか?2日から3日続く休日前などが狙い目です。

 

1人より2人?

ここは好き好きですが、たった1人でひたすら泣くよりも家族揃って号泣大会もたまには良いものです。

赤の他人ではないのですから恥ずかしくもないでしょう、親友や家族とそんな時間を共有するのも絆が深まりますね。

  当記事は医師、薬剤師などの専門家の監修を受けておりますが本サイトで提供する情報、文章等に関しては、主観的評価や時間経過による変化が含まれています。 そのため閲覧や情報収集は利用者ご自身の責任において行っていただくものとしその完全性、正確性、安全性等についていかなる保証も行いません。

スポンサーリンク
   

関連するこちらの記事も読まれています

サブコンテンツ