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目薬の使用期限は短いんです!【冷蔵庫で保管すると3つの良いことが】

<監修薬剤師 いちかわえつこ>
目薬

紫外線や乾燥、目の酷使などでドライアイや疲れ目などでお悩みの人も少なくないでしょう。また、「花粉症で目がかゆい」、「ものもらいで腫れた」等の目のトラブルにも病院で処方される目薬。

 

人によっては冷蔵庫で保管する人もいますが、正しい使用方法や保管方法をきちんと理解して使っていますか?実は目薬って意外に使用期限が短いのですが、そうと知らずに古い目薬をずっと使っている人も、いるかもしれませんよね。

 

今回は、そんな目薬の使用期限についてまとめていきます。目薬に含まれる成分やおすすめの保管方法についても解説します

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正しい目薬の使用期限について

 

目薬は涙と同じpH、浸透圧でできた医薬品

目薬とは「点眼薬」「点眼液」の総称で、目に直接投与する液状の医薬品です。目の乾燥、炎症を抑えるためや、目やに、花粉症などによるかゆみ解消に使われます。

 

目に水やシャンプーが入ったら痛いですよね。そのため、目薬は涙とほぼ同じpH、浸透圧に調整して刺激が抑えられています。

 

抗炎症剤、ビタミン剤、血管収縮剤、抗ヒスタミン剤などが含まれ、品質保持や使いやすさのために防腐剤、清涼剤、pH調整剤などの添加物が加えられます

 

また、眼科で処方されるものには症状によって散瞳剤、眼圧降下剤、白内障治療剤、ステロイドホルモン剤、抗生物質、局所麻酔剤などの成分が含まれることがあります。

 

未開封は3年、開封済みは約1ヶ月

市販されている目薬の外箱には使用期限が記載されています。目薬は、製造の段階で無菌状態になっており、未開封の状態では多くが3年になっています。

 

開封後は意外にも短く、約1ヶ月です。これは、一旦開封して空気に触れると目薬の酸化が始まり、空気中の雑菌によって汚染されて目薬内に繁殖するからです

 

そして、目薬の水分が蒸発することで濃度が高くなったり、高温多湿の場合には成分が変質してしまうこともあります。

 

使用方法や保管方法によって期限が大きく異なる!

開封後の使用期限の約1ヶ月は、あくまで目安です。

 

例えば、目尻や目頭に目薬の先端を付けるなどの使用方法では、そこに付着した細菌ですぐに汚染されてしまいます。容器内に目やにやホコリなどの混濁物が見られた場合は1ヶ月経っていなくても使用しない方が良いでしょう

 

また、目薬によっては温度管理が指定されているものもあります。成分の分解や変質が進まないよう正しく保管できなければ、1ヶ月はもたないでしょう。

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目薬の保管方法!冷蔵庫で保管すると良いの?

 

ほとんどの目薬は室温保存で大丈夫

目薬には指定された保存温度があります。もし指定された温度以外で保管した場合は、成分が分解したり、品質の安定性が保てなくなる場合があります。

 

ただ、ほとんどの目薬は室温で保存しても大丈夫です。ちなみに室温とは通常1〜30℃を指します

 

中には、ラベルに「冷所保存」と表記されているものもあり、この場合は15℃以下を指します。また、「冷暗所保存」だと15℃以下かつ遮光の場所での保管となります。

 

冷蔵庫で保管すると3つの良いことが!

室温保存の目薬も、封を開けたら冷蔵庫で保管することをオススメします。

 

その理由として1つ目は、低温の方が目薬の分解による濃度の低下を防ぐことができるからです。濃度が下がると効果も薄れてしまいます。

 

2つ目は、低温の方が雑菌の繁殖を抑制できるからです。目薬は、どんなに清潔に使用しても、空気中やまつげ等に付着した細菌に汚染されてしまうことが多く、たとえ防腐剤が入っていても菌は繁殖します

 

3つ目は、遮光によって目薬の成分が変質するのを防ぐ効果があります。目薬に付いてくる袋は光を遮るためのものであり、たとえ冷蔵庫に入れなくても遮光袋に入れて直射日光を避ける場所に保管する必要があります。

 

これは、紫外線による化学反応を防ぐ上で重要なのです。

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冷蔵保存でも要注意!

冷蔵保存で注意したい点がいくつかあります。

 

まずは、目薬を凍結させないことです。冷蔵庫内は普通5℃くらいですが、冷気の吹き出し口に置いてしまうと凍ってしまうことがあります。目薬が凍結して結晶化すると、成分の変質が進んでしまいます。

 

また、使用後はすぐに冷蔵庫に戻さないと、温度差でも変質が進みますので要注意です。

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期限切れの目薬の使用はやっぱり危険?

 

期限切れの目薬は雑菌で汚染されている!

目薬は開封と同時に雑菌と接触する機会ができてしまい、清潔に使用しなければ簡単に汚染されます。添加されている防腐剤の抗菌効果も期限が切れれば効果をなくし、どんどん菌の繁殖や変質が進みます

 

そんな目薬を使用することは大変危険です。中には、直射日光を避け、密封や清潔を心がければ2〜3ヶ月は大丈夫という人もいるようですが、期限切れの目薬を使用して激痛が走り、炎症を起こした例も少なくありません。

 

雑菌をみすみす目の中に入れているような行為は避けるべきでしょう!

 

眼科で処方された目薬は要注意

眼科で処方された目薬の中には、防腐剤が含まれていないものもあり、市販の目薬よりも使用期限が短いことがあります。

 

また、乾燥や炎症以外に、特定の病気の治療に効果のある成分を含んだ目薬もありますので、これらの及ぼす影響も考えて使用方法を守らなくてはなりません

 

目が充血する、結膜炎になる等の症状の他、最悪の場合は失明することもあるそうなので要注意です。もしも目薬をさして激痛や違和感、充血などの症状が出た場合は、直ちに病院で診てもらいましょう。

 

今回は、目薬の使用期限と保管方法についてまとめました。

 

開封した目薬が1ヶ月しかもたないことも驚きでしたが、はたして皆さんはこれらの期限をしっかり守って使用していますか?

 

中には容器のラベルにある記載すらきちんと読まずに使っている人もいるかもしれません。そんな中には、「目が赤くなった」、「激痛が走った」、「目がかゆくなった」などの症状が出た人もいます。

 

最悪の場合、失明するケースもあるようなので、使用期限はしっかり守り、正しい保管方法、使用方法で目の健康を守りましょう。

  当記事は医師、薬剤師などの専門家の監修を受けておりますが本サイトで提供する情報、文章等に関しては、主観的評価や時間経過による変化が含まれています。 そのため閲覧や情報収集は利用者ご自身の責任において行っていただくものとしその完全性、正確性、安全性等についていかなる保証も行いません。

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