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背中がチクチクして痛い【意外な原因をご存知ですか?】

<監修医師  WASHIO>
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背中がチクチクして痛いのは、病気なのか、ちょっとした不調なのか、いろいろ原因は考えられます。すぐ収まれば一時的な血行不良のことが多いのですが、長く続くのは注意した方がいいようです。

 

背中がチクチクして痛い、意外な原因や症状、治療についての知っておきたい知識をまとめました。意外と知らない原因や病気があるかもしれませんよ。

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背中がチクチク痛む原因

背中の炎症

重たいものを持ち上げたり、スポーツなどで腕を酷使した場合に背中にチクチクした痛みが感じられます。筋肉の炎症が考えられるので、とりあえず安静にして休ませます。

シップや消炎鎮痛剤などを使って炎症が収まれば、チクチクする痛みも治まります。

 

姿勢の悪さ

背中が丸い姿勢の人は、肩甲骨や胸郭のバランスが悪く、菱形筋や起立筋に無理がかかってこわばり、背中にチクチクと刺すような痛みが走ります。

とりあえずは筋肉のこわばりを取れば症状は治まります。根本的には姿勢を直さないと治りにくい症状です。

 

乾燥肌

背中に限りませんが、冬など空気が乾燥しているときに皮膚にチクチクした痛みを感じます。長くは続きません。温めたりするとよけい起こりやすくなるようです。

保湿クリームなどで対処できます。肌荒れで背中にニキビや吹き出物が出ている時にも起こります。

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背中がチクチクする病気

 

帯状疱疹

チクチク痛むといえば、まず帯状疱疹の痛みでしょう。ストレス、過労、加齢による免疫力の低下が引き金になって発症します。

ガンの手術や放射線照射、糖尿病、ステロイド剤の使用などで免疫力が低下した時にも起こりやすくなります。

水痘・帯状疱疹ウイルスによる感染症です。対処法を誤れば激しい神経痛が残る怖い病気です。最初は水ぼうそう(水痘)として発症して、水痘の免疫ができます。

ウイルスは神経節に残っていて、免疫力が下がると神経を伝って皮膚へ移り、帯状疱疹として発症します。

 

(合併症)

合併症として、ラムーゼハント(ラムゼイハント)症候群があります。発疹が耳、首、後頭部に出て顔面マヒ、めまいや難聴が長期間にわたって残ります。

(後遺症)

また後遺症として激しい神経痛があります。麻酔薬を使わないと対処できない、耐えがたい痛みが長い場合は何年も続きます。治療には神経痛治療薬も使われます。

 

合併症や後遺症が出てしまったら、長期にわたる対症療法しかありません。このような合併症や後遺症を防ぐために、帯状疱疹らしいと思ったらすぐに皮膚科を受診してください。軽く考えるのは危険です。自己対処はムダです。

 

コリン性蕁麻疹(じんましん)

自分の汗が原因となって起こる蕁麻疹です。メカニズムは未解明ですが、発汗に関わるアセチルコリンとか、汗の成分による汗アレルギーが原因などとする説があります。

温度、運動、緊張、辛い食べ物などによる発汗で起こります。

 

背中ニキビ

乾燥、睡眠不足、疲労、精神的ストレスで交感神経が乱れ、男性ホルモンの過剰分泌から皮脂の過剰分泌、角栓ができ毛穴がつまりニキビ発生というプロセスで背中ニキビができます。

後は普通のニキビ同様炎症から赤く腫れ、チクチクした痛みを感じます。

 

肋間神経痛

脇腹に針が刺さったような痛みとか、咳や動いたりしたとき胸や背中にチクチクした痛みを感じます。肋骨に沿った神経に痛みが出ます。ストレスや加齢が原因と考えられています。

睡眠不足や飲み過ぎといった肉体的ストレスも原因になります。

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帯状疱疹の症状

 

初期症状

初期症状としては、体の左右どちらか片側にチクチク感、ピリピリ感と表現される痛みや痒みを感じます。この段階ではまだ発疹はなく、痛む場所が少し赤くなる程度なので帯状疱疹とは気づきにくい状態です。

 

発疹

初期症状から数時間~数日たつと、赤い発疹ができ始め、痛みが次第に強くなります。針で刺すような痛み、火であぶられるような痛みなどと表現されます。

この段階で皮膚科を受診すれば、抗ウイルス剤がよく効いて軽い症状で治まります。

 

帯状の湿疹

さらに症状が進むと病名通りの症状が出てきます。神経に沿うように帯状の斑点、水ぶくれ、ただれが現われます。胸から背中にかけて出ることが多いのですが、全身どこにでも現れます。

 

水ぶくれは透明から膿を持った黄色い膿疱になり、1週間前後で破れてただれ、潰瘍状になります。この間、赤い斑点や水ぶくれは範囲が広がってゆきます。

 

収束へ

水ぶくれが破れると症状は治り始めます。ただれや潰瘍のあとはかさぶたになり、発疹が出てから3週間ほどで治ります。ただ合併症や後遺症が残った場合は、このあとで症状が本格的になってきます

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帯状疱疹の治療のための注意点

 

早い時期の受診

帯状疱疹の治療は、抗ウイルス剤(アシクロビル、バラシクロビル、ファムシクロビル)を点滴したり内服することが中心になります。

薬がもっとも効果を表すのは発疹がでてから3日以内とされ、うまくいけば1週間程度でかさぶたができて、そのまま治ります。

帯状疱疹の対処は早期に治療を始めることが最大のポイントなので、できる限り早く受診することが大切です。

 

なるべく初期に抗ウィルス剤を使うことができれば、その後の経過としても治りは早く、合併症・後遺症の発症も最少限におさえることができます。

重症化した場合は入院して抗ウイルス剤(アシクロビル、ビダラビン)の点滴になります。

皮膚の症状に対しては、初期では非ステロイド抗炎症薬、水ぶくれができてからは細菌の感染を防ぐため、化膿を防ぐ軟膏が、潰瘍ができれば潰瘍治療薬が外用で使われます。

 

体力回復

帯状疱疹になるのは免疫力、抵抗力が落ちていて、ウイルスの力に体が負けているからです。きちんと食事や睡眠をとって休養をとりましょう。

体調を整えて体力を回復させると、それに伴って免疫力も回復します。ウイルスと戦うためにも体調を整えましょう。そのために大切な食事ですが、体調を整える効果がある食べ物としては、次のようなものがあります。

 

✅ 鶏肉…低脂肪で消化がよく、高タンパクで体力回復に有効です。

✅ 生姜…体温を上げ、抗菌、解毒、鎮痛作用が期待できます。

✅ ねぎ…血行が良くなり疲労回復を促します。

✅ 大根…抗菌作用があり、感染症に有効です。

✅ 梅干し…クエン酸による疲労回復効果が期待できます。

 

冷やさない

皮膚に症状がある場合は、その部分を冷やさないようにしてください。痛みは冷やすとかえって強くなります。できるだけ温めるようにします。

 

水疱を破らない

できた水疱をいじって破ると、そこから細菌が感染して新たな感染症が起こります。自然に治まるまでそのままにしてください。

また、水疱の中にはウイルスがいますが、それから帯状疱疹がそのままうつることはあまりありません。移るとすれば水ぼうそうとしてになります。免疫のない乳幼児、妊婦には触らないように注意が必要です。

 

持病の管理

中高年になると何らかの持病が増えてきます。糖尿病などの生活習慣病があると免疫力が落ちて帯状疱疹を発症しやすくなります。また加齢やストレス、疲労なども免疫力の低下につながります。

 

白内障、加齢黄斑変性症といった目に持病がある人は、顔などに帯状疱疹が出た場合、目に対する対応が必要になります。

また帯状疱疹発症後は脳卒中の発症リスクが高まるというデータもあります。高血圧だとリスクはより増大します。

 

中高年は要注意

持病がある人は免疫力が下がり帯状疱疹にかかりやすく、かかったときは持病への特別な配慮が必要になります。

免疫力低下、持病が増えるなどで、中高年の人は帯状疱疹へのリスクが高くなります。中高年は帯状疱疹に要注意です。

 

まとめ

しるし   

背中がチクチクする原因というのはけっこうあるものです。あまり重大な結果を生むようなものは少ないのですが、よく聞くありふれた病気の帯状疱疹は意外にも油断がならないものでした。

治療のタイミングが大切なので、それを見逃さないようにしましょう。

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