Sponsored Link

脈拍が遅い4つの原因と病気【正常値と比較しながら対処法を解説】

<監修医師 豊田早苗>
だるい 

私達の心臓は一日中絶えず動いています。この中で心臓が収縮する事によって起こるのが「脈拍」です。

 

健康な成人の脈拍は毎分約60~80回ですが、稀に心臓の収縮を起こす信号の流れが遅くなったり、何らかの原因で阻止されたりすると、脈拍が遅くなる事があります。1分間に脈拍が60回未満になる事を「徐脈(じょみゃく)」といいます。

 

なぜ脈拍が遅くなる事が起こるのでしょうか。その原因と考えられる病気について、今回はお話しします

スポンサーリンク
 

脈拍が遅い原因

 

脈拍が遅くなる原因には様々な原因があります。脈拍が遅くなる原因を4つご紹介します。

 

年齢によるもの

高齢者になってくると「加齢」に伴い、心臓組織の老化により脈拍が遅くなる事があります。特に高齢者で脈拍に影響を与えるお薬を服用している方は徐脈に注意が必要です

 

薬の副作用によるもの

心臓疾患の病気が元々ある方の治療薬、高血圧症の治療薬、抗不整脈薬や精神疾患に用いられる薬には副作用として徐脈を引き起こすものがあります。

 

カリウムが原因によるもの

カリウムを多く摂取すると心臓発作を引き起こすと言われていますので、カリウムを多く摂取する事で徐脈が起こる事が報告されています

 

遺伝性心異常

元々の心臓の異常が徐脈を引き起こす原因になっている事もあります。

スポンサーリンク

考えられる病気の可能性

 

脈が遅くなる原因についてお話ししましたが、脈が遅い「徐脈」は不整脈の一種である為、心臓疾患の原因になっている事が多いといわれています。脈が遅い事によって考えられる病気についてお話しします。

 

心筋梗塞

心臓への血流が途絶える事で、心臓の細胞が壊死してしまう病気です。激しい胸の痛み、呼吸困難、嘔吐などの症状を引き起こします。

 

狭心症

心臓の筋肉へ酸素を供給している冠動脈が、動脈硬化などによってうまく酸素や血液を送り込む事が出来ずに、胸の痛みや胸の圧迫感などを引き起こす病気です

 

心不全

心臓の機能が低下する事によって、心臓から送られる血液を全身に循環させる事が出来ない病気です。病気の一種ではありますが、死亡率の高い病気の為、特に病名が付けられない場合の死因として用いられる事が多くあります

 

その他にも脈が遅い「徐脈」の症状として、めまいやふらつき、時に失神したりする事もあります。こうした場合には適切な治療が必要になります。

 

私達が生きる為に「心臓の働き」はとても重要です。病気になればとても心配ですし、不安ですよね。ここでどのくらいの脈拍が正常値であり、脈が遅い場合の対処法などを見ていきましょう。

 

脈拍の正常値と対処法

 

脈拍は普通、手首に触れて計測する事が多いですが、素人では見つけにくい事がほとんどです。

 

もう少し簡単に計測できる方法として、手首の内側の親指付け根を触って、3本の指で測るようにします。指の腹の部分で計測するようにし、なるべく深呼吸して落ち着いた状態で測るようにしましょう

 

では、ここで脈拍の正常値についてお話しします。

 

脈拍の正常値

成人の男性で約60~70回程度、女性であれば約65~75回程度です。女性の方が脈拍数が多い事が分かります。成人の脈拍数のお話しをしましたが、赤ちゃんは脈拍数が多く、成人から高齢者になるにつれて脈拍数は減少していきます

 

脈が遅い場合の対処法とは

脈が遅い場合の対処法として3つの事が挙げられます。

 

1.ストレスを軽減させる

実はストレスによっても脈を遅くする不整脈を引き起こす事があります。身体的なストレス、精神的なストレスを緩和させる事で緩和する事が考えられます。

 

2.生活習慣の見直し

生活習慣の乱れは身体への負担も大きいので、なるべく規則正しい生活を心がけるようにしましょう。

 

塩分の多い食事や脂っぽい食事の多い方は、成人病になるリスクも高く、成人病には「心筋梗塞」などの心臓に関する病気も含まれますので、特に食生活には気を付けたいところですね。

 

3.気になる場合には検査を受ける

気になる症状(息切れ、動悸など)が出てきた場合には、専門医で検査を受けるようにしましょう。内科や循環器専門の病院で心電図やX線検査、血液検査などの必要な検査が可能ですので、重篤な病気を見落とさないように早めの受診をしましょう。

 

脈拍が遅い場合が病気等が原因の場合には、服薬治療を行ったり、症状などが悪化した場合にはペースメーカーを付ける事もあります。手術により500円玉大の大きさで厚みが硬貨3枚程度のペースメーカーを身体に埋め込みます。

 

この手術によってほとんど自覚症状は改善します。ペースメーカーの安全性や記述はかなり進歩していますので、症状が辛い方は医師と相談して治療を受けていただきたいです。

 

いかがでしたか。脈拍が遅い原因には病気が隠れている事もあります。自覚症状が現れた場合には早めに医師の診察を受けて、適切な治療を受ける事で重篤な症状を防ぐ事が可能です。

 

ご自身の健康の為にも早めの受診を心がけましょう。

  当記事は医師、薬剤師などの専門家の監修を受けておりますが本サイトで提供する情報、文章等に関しては、主観的評価や時間経過による変化が含まれています。 そのため閲覧や情報収集は利用者ご自身の責任において行っていただくものとしその完全性、正確性、安全性等についていかなる保証も行いません。

スポンサーリンク
   

関連するこちらの記事も読まれています

サブコンテンツ