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自傷行為の12の種類【隠された心理や意味も徹底解説】

<監修医師  WASHIO>
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自傷行為は自殺行為と混同される事が多いですが、全く違うものです。

自傷行為は死ぬために行うものではなく、やめたいけどやめられないものなのです。

 

また自傷行為にはいくつかの種類があり、それぞれ意味や心理状況が異なります。

今回は自傷行為の種類、心理、意味、そして原因までご説明いたします。

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自傷行為とは

 

ストレスの多い現代社会、精神的に苦しんでいる方はとても多い事と思います。自傷行為とは自殺行為とは全く違います。

 

自殺行為は死にたいという絶望感のもと行為に至るものです。

 

自傷行為とは意識的・無意識的とは関係なく、リストカットや髪を抜く、爪を噛むなどの自分を傷つける行為をしてしまいます。

それはあくまでも死ぬために行うのではありません。

 

自分で処理できないストレスに対して、自分の肉体を傷つけてしまいます。自分の体を傷つける事で、心の痛みを体の痛みへと変えようとしているのです。

 

人によっては苦しみに対する対処法が自傷行為しかない場合もあり、苦しみを感じる度に繰り返してしまう人もいます。

人にも打ち明ける事が難しく、自分ではなかなか解決できない苦しいものです。

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自傷行為の12の種類

 

自傷行為にも様々な種類があります。

その中で自分では自傷行為だと気付かないまま行っている場合もあります。

詳しくご説明していきますので、チェックしていきましょう。

 

自分の体を切りつける

リストカット(手首)やアームカット(腕)、レッグカット(足)などがあげられます。

代表的な場所として手首のリストカットがあります。自らの体を刃物などで傷つけます。

 

自分の体に火傷をさせる

熱湯をかけたり、火のついたタバコやライターの火を押し付けます。根性焼きともいわれます。

 

自分の頭を壁や机に強く打ちつける・体を硬い物に強く打ちつける

自らの体を痛めつける事によって、心の苦痛を体の苦痛へと変えようとしています。

周りには理解されがたい行為ですが、本人はとても苦しんでいます。

 

自分の髪の毛を抜く・眉毛やまつ毛を抜く

自分の髪の毛を抜いてしまう行為。

こちらもよく知られた自傷行為ですが、やめたくてもやめられない行為です。抜毛症(ばつもうしょう)ともいわれます。

 

爪を噛む・爪を剥がす・皮をむく

実は爪を噛むという行為も自傷行為に含まれます。

軽いもの、クセの場合もありますが、ボロボロになるまで噛んでいる場合には自傷行為の可能性が高いです。

 

子供の時の育った環境が影響している場合が多くあります。

また爪を剥がす・皮をむくといった血が出るようなやり方をしてしまう場合もあります。

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過食・拒食

ストレスを感じた時に、異常な量の食べ物を食べてしまいます。

また逆に自分で嘔吐をしようとしたり、普通では考えられないような極端なダイエットをしようとする傾向があります。

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大量の薬物服用・薬物乱用

大量の薬物服用はオーバードーズともいわれます。

精神科での抗うつ薬や睡眠薬、抗不安薬などを始め、市販のビタミン剤などの錠剤も一気に数百錠もの大量服用をしてしまいます。

病院に運ばれて気付くものの、またストレスを感じると繰り返してしまいます。

 

ピアス・タトゥー

ピアスを単にファッションで楽しんでいる方は自傷行為ではありません。

ただ、ストレスを感じる度に穴を開けたり、タトゥーを繰り返し、依存している場合には自傷行為であるといえます。

 

自分の体を殴る・叩く・噛みつく

心の苦痛を体の苦痛へと変えようとする行為です。やめたいけどやめられない苦しい状態です。

 

爪を立てる・自分の体をつねる・かきむしる・ひっかく

ストレスを感じた時、不安を和らげる為に爪を立てたり、自分の体をつねる行為をします。

中にはつねりすぎてあざができてしまう場合もあります。

 

また爪を立ててかきむしったり、ひっかく行為も自傷行為によるものです。

 

洗剤や漂白剤を飲む

自傷行為により、洗剤や漂白剤などを飲んでしまう事もあります。飲んではいけないものだとわかって飲んでしまいます。

 

首絞め・練炭を使った自殺未遂

自ら首を絞めて呼吸困難を招いたり、練炭を使って自殺未遂を行う事もあります。

どんどんエスカレートしてしまい、このような行為をしてしまいます。絶対に死なないという保証はなく、死に至る場合もあります。

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自傷行為に隠された心理

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ここまで様々な自傷行為をご説明してきました。やめたいけどやめられない…では何故やってしまうのでしょうか。

自傷行為をしてない人にはわからない部分が多いかと思います。次に自傷行為に隠された心理を詳しく見ていきましょう。

 

自分の辛さや悲しみを理解してほしい

ここで周りの方が注意すべきなのは、理解してほしいという気持ちはあくまでも無意識であるという事です。

自傷行為は本人だけでなく、周りの人も巻き込んでしまいます。

 

その事から構ってほしいからだ、などと思われる事も多いのですが、そうではありません。

もちろん辛さや悲しみを理解してほしいという気持ちは誰しもが持っているものですが、自傷行為の場合にはわかってほしいからしている訳ではないのです。

 

あくまでもそうせざるを得ない状態になってしまっているのです。

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病気が原因でその辛さを減らしたい

うつ病などの精神疾患や、責任感の強過ぎる方に見られる心理です。

ささいな事で何て事をしてしまったんだ…と自分を追い込んでしまって自傷行為を行う事があります。

 

またうつ病などの精神疾患を患っている人は、病気になってしまった自分は生きる価値がないと思い、自傷行為を行います。

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精神疾患や幻聴、幻覚、一時的な衝動

精神疾患などの症状で、突然錯乱状態になったり、幻聴や幻覚が聞こえてきます。

死を示唆するような声が幻聴で聞こえてきて自傷行為を行ってしまいます。

 

このような場合には早めに医療機関を受診して、病名を診断してもらい、お薬によってコントロールするようにしましょう。

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自傷行為をしてしまう6つの原因

 

続いて自傷行為をしてしまう原因についてです。

性格が関係しているものや、育った環境が関係しているものもあります。詳しくご説明いたします。

 

真面目で責任感が強過ぎる

真面目で責任感が強過ぎる人は、完璧主義で他人にどう見られているかを気にする傾向があります。

その為、完璧に物事を済ませないと自分を責め続け、追い込んでしまいます。

 

自分の評価が下がるのも非常に嫌で、生きている価値がないとまで思うようになります。

そしてその結果、自傷行為を行ってしまいます。

 

気持ちを落ち着かせるため

自傷行為を繰り返してしまう人は自分の感情やストレスをコントロールできません。

ストレスを感じたり、感情が乱れた時に自傷行為を行い、気持ちを落ち着かせようとします。

 

自傷行為を行う事でしか、自分の感情をコントロールする事ができない状態になっています。

この場合にはストレスを感じたり、感情が乱れる度に自傷行為を繰り返してしまいます。

 

強い自己否定がある

理想の自分とは違う、こんな自分が嫌いという気持ちを持っている人は強い自己否定の気持ちがあります。

自分が嫌いで、消えてしまいたいという気持ちを持っていて、自己否定・自己嫌悪の気持ちが湧きあがってきて、自傷行為を繰り返します。

 

周りの人に自分の気持ちを伝えたい

自分はこんなにも苦しんでいる、誰かにわかってもらいたいという気持ちが心の奥底にある場合に自傷行為を繰り返します。

 

自分が危機的な状況にいる事、自分の悲しみをわかってもらいたいという感情を伝えようとしている事をクライシス・コールといいます。

ただ、本人はそれを自覚していません。深層心理にそういう気持ちが潜んでいるのです。

 

現実から逃げたい

ストレスを感じた時、感情が乱れている時、現実逃避をしたいという気持ちになります。

今、感じている心の苦痛から逃げる為に自傷行為を行います。

 

体の痛みを感じている時には現実の心の苦痛を考えなくて済む為、繰り返し行ってしまいます。

 

子供の時の愛情不足

子供の時に十分な愛情を受けなかったと感じている人も自傷行為を行う傾向にあります。

子供との関わりが少なかったり、思い通りにコミュニケーションが取れないなどの影響から、子供自身が不満を抱えます。

 

早くて1歳代から親に自分の気持ちを伝えたいがために自傷行為を行います。

小学生ぐらいになると刃物などで体を傷つけたりするようになります。できる限り一緒に過ごし、叱らないように気を付けましょう。

 

自傷行為の治療方法

 

自傷行為の治療方法は病院での治療をお勧めします。

ストレスを感じてそれに対して自傷行為を繰り返している場合も多くありますが、なかなか自分では治す事は困難です。

 

また病気による原因からの自傷行為の可能性もあります。

自傷行為は放置しておくとエスカレートしてしまう可能性がとても高いです。精神科に行くのは嫌だという気持ちをお持ちの方も多いと思います。

 

ですが、最近はストレスを抱えている方が多い為、精神科に行く方もとても多くなっています。

周りの人の理解も必要ですし、どんな場合にも治療を行う必要があります。エスカレートしてしまう前に早めに病院を受診してください。

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